カテゴリー:中島孝志の不良オヤジ日記

2018年04月22日 (日)

ここはどこ? 私はだれ? 明日のスケジュール、どなたか知りませんか? 

 とうとうきちまっただよ。なにがって、認知症だべさ。おら、若年性ってわけではないんだどもね。

 カレンダーに「23日。午後5時から7時。銀座」とあるんすよ。

 かなり前からスケジューリングしてたみたいなんすけど、あれあれあれ? どういうこと? だれとどこで会うの? 「銀座」たって少々広いんでやんしょ。

 いつもカレンダーには必要最低限のことしか書かないの。「いつ、何時に、だれと、どこで」だけ。たとえば、「23日、午後5時から7時。○○出版・S編集長。銀座風月堂」とかね。

 困ったっす。

 「どこにいるんですか?」
 「ヨコハマのオフィスです」
 「え、銀座ですよ、銀座。約束したでしょ?」
 「いまから行きます。ちょっと待ってね」
 「待てません」

 ま、いまできることは、その時間、銀座で待機しといて、電話がなければ良し。かかってきても、1丁目から8丁目まででも私の足なら3分でいけます。ど真ん中の三越とか和光あたりにいれば楽勝っす。

 これっきゃないわなあ。くれぐれもイタ電せんといてね。

 ホントに、いったいだれと待ち合わせしたんでしょ。心当たりのある方はぜひぜひおせーてください。

 ここはどこ? 私はだれ? 間近なような気がしますなあ。

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2018年04月20日 (金)

虫の知らせ。

 忘れないうちに・・・明日は「ぴよこちゃん倶楽部」「中島孝志の銘柄研」がありますよ。いつものようにデータはただいま印刷してます。テキストは当日配布。推奨銘柄もなーるほど。お楽しみに。。。


 さーーて、「虫の知らせ」がありましてね。気になったんで朝イチで電話(30年来の友人というか大先輩なんですけどね)。

 「久しぶりだね。えっ、もう3年かよ? 妻の葬式以来だから、そんなになるかな。なに? ピンピンしてるけど。最近はゴルフ三昧。ろくろ回したりね。楽しくやってるよ。世の男たちは独り遺されると早い、というけど、おれはちがうみたい。憎まれっ子? ちがうちがう。人気者、世に憚るだな。えっ、虫の知らせで? なんだい、そりゃ。人を勝手に殺すなよ」

 「そうか、虫ねえ・・・庭の草取りでもするかな。虫が増えちゃうからね」

 数日後。「部屋の片付けもしました。いらないモノは処分。いるモノも少し処分。貴殿のおかげで身の回りすっきり気分すっきり。ありがとう」というメール。「ときどき虫の知らせよろしく」 とも。

 意外にいいかも。10年ぶり20年ぶりの連絡も「虫の知らせ」で通りそう。


 さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「世界を動かす【国際秘密力】の研究 トランプ大統領のパフォーマンスは《隠された支配構造》をえぐり出す 後編」(ベンジャミン・フルフォード・クリス・ノース著・1,960円・ヒカルランド)です。

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2018年04月14日 (土)

どうしても安倍首相を退陣させたい勢力。。。

 どうしてもトランプを引きずり降ろしたい勢力、どうしてもアサドを倒したい勢力、絶対に憲法を改正させたくない勢力、日本の真の独立を阻止したい勢力、沖縄を合法的に領土に組み込みたい勢力、そしてなにがなんでも安倍退陣を画策する勢力もいるようです。。。

 政治の世界は「利益」のみで動きます。「公利公欲」という建前の背後にあるのは「私利私欲」。そこに国益なんてものはありません。

 だれがあの民主党時代に戻りたいと思いますか!

 「モーニングショーがつまらない」

 元もとくだらないですけど、それに「つまらない」が加わりました。この手の報道バラエティ番組はすでに視聴者に愛想を尽かされておりまして、気づいてないのはテレビ側の人だけかもしれません。

 いま、あまたいる日本の政治家の中で安倍晋三首相を私が買うのは、ひとえに「憲法改正」を進められる政治家だからです。アベノミクスによる株高とか景気回復、就職率改善なんてものはどうでもいい、とさえ思っています。

 いま、憲法改正できなければ、戦後、アメリカがこしらえた「この国のかたち」を日本人が取り戻すことはできないのではないでしょうか。

 殴られるまで抵抗できない。そんなPJ体制(ポツダムジャパン)のまま、戦後復興資金の担保に取られていた制空権、防衛権、電波権をようやく取り戻したというのに、大東亜戦争に引きずり込まれた真因=エネルギー枯渇による亡国の罠を、またまた大国に仕掛けられつつあります。

 いつの時代も、どの国も、敵は外部ではなく内部にあります。国益よりも私利私欲、党利党益、権力争いに懸命で、木ばかり見て森を見ない輩が跋扈しております。いつまでモリカケを食べるつもりなんでしょうか。

 内外情勢を鑑みる時、こんな下世話な問題に時間を空費されていていいのか、と少なからずの人は憂いているはずです。「ワイドショー、モーニングショーに呆れる」という人も同様の思いでしょう。

 モリカケ問題は1年続いています。この間、選挙がありました。選挙で信任された内閣が、ここに来て、急に危うくなっています。具体的にいえば、「北朝鮮宥和問題」から明確に安倍降ろしが始まりました。

 仕掛け人はだれか? ブッシュ、クリントン、ジャパンハンドラー、その日本側代理人たち、反トランプ勢力(オバマとクリントン)ではなかろうか、と考えています。


 
 これからの世界経済を牽引する技術は「AI」と「EV」です。
 トヨタもVWもGMも開発に命懸けです。市場はEV以外は認められなくなりつつあります。



 必須素材のレアメタルは「コバルト」です。すでに何回かご紹介してきました。金採掘の副産物です。大量に採掘されるコンゴ金鉱山は中国が押さえました。これから有望なのは北朝鮮です。



 コバルトの奪い合いは、かつてのブラッド・ダイヤモンドをめぐる殺し合いを彷彿とさせます。コバルト以前の問題として、EVブームが来たとして、わが国は電力をどう確保すればいいのでしょうか?

 「充電基地がたくさんできるから大丈夫だよ」

 ホント? その頃には夜間電力コストは昼と変わらなくなりますよ。なぜなら夜間使用が殺到するからです。しかも、いままでの電力を使用しながらプラスEV用に大量の電力が必要なのです。



 風力発電は風任せであてになりません。近接未来まで利用できるし、また、すべきエネ源はやはり「原発」です。安定的に、大量に、計画的に供給できます。もちろん、科学技術を進化させて代替エネを開発できたり、蓄電技術が開発できたら廃止すればいいんです。

 しかし、いまのところ、難しいと思います。

 ところで、一昨日の「通勤快読」は話題を振りまいたようで、原原メンバーからもいろんな質問が寄せられました。

 日本の原発設計図。とくに欠陥フクシマはご存じのようにGE製です。東芝が改良に次ぐ改良を続けて飛躍的に改良しました。基本的なソフトウェアは日本にはけっして渡さず、事故が起きても訴えられない契約を結んでいました。
 当然、サブバッテリーが崖を削って10メートル以上海水に近くしていたこともアメリカはつかんでいました。原爆で地震と津波を起こせば欠陥フクシマがいとも簡単に炉心溶融を引き起こすこともわかっていました。

 狙いは、日本の原発を止めることにあるのではないか。もし原発が止まったら? 円高から円安になったら?

 ブッシュとロックフェラーの奴隷になるしかありません。カタールの天然ガスを押さえているシェブロンはブッシュの会社です。そしてサウジのエクソンモービルを支配するのはロックフェラーです。彼らのエネルギーを買い続ければ生きられるかもしれません。







 わが国はとっくの昔に、原油を使わずにエネルギーをまかなえる技術を開発しています。しかし、それを阻んできたのが「防衛問題」でした。エネルギー独立となったとたん、アメリカの核の傘から追い出されるからです。


 いま、朝鮮半島から核排除交渉が始まりつつあります。一括解決となりそうですが、あくまでも「北朝鮮の自己申告」による核基地、核ミサイル、核弾頭をアメリカに移動して解体することになります。

 数年後、在韓米軍、在日米軍が撤退した後、「実は隠していた核がいくつかあるんだよ」となった時、わが国には「改正されずじまいの憲法9条」が居座っていて、中国、ロシア、そして北朝鮮から脅かされて国益をおおいに損なうことになるかもしれません。尖閣どころか沖縄本島まで中国の領土に組み込まれるかもしれません。

 閑話休題。EVのためのエネ源は、既存の原発のように100万キロワットという大容量ではなく、途上国に利用させている「10万キロワット」という小型原発のエネ源を活用すればいいんです。この「トリウム原発」からフクシマ並の事故が起きても即解決できます。安全かつパワフルな原発になります。

 「トリウム原発」は東芝が夢を掲げて実現させました。解体されるのではないか、という東芝がです。W&H子会社買収でミソをつけましたが、デューデリも満足にできない愚かな経営陣にも原因がありますが、当時の日本政府がアメリカから押し売りされた案件ですよ、これは。三菱重工は拒絶しています。

 奇術ではなく技術の賜です。ま、これにしても、国民は原発アレルギーですから、導入のハードルはものすごく高いと思います。というよりも、こういう技術を永遠にわが国は使用できない環境を仕掛けられてしまいました。

 あの人たちが盛んに「原発停止、廃棄」をアピールしているのも、原油を永遠に高く売り付けたいからでしょう。

 トランプは先刻承知。シリア攻撃にしても、1年前と同じ。ロシアと仕組んだ一芝居です。こうして産軍複合体を騙しながら軍備を縮小させ、防衛勢力を一新したいのです。

 いま、トランプ登場で彼らは着実に追い込まれています。トランプを葬りさらなければ逮捕される。崖っぷちです。

 安倍降ろしに2人のジイさんが懸命です。でないと息子が首相になれないからでしょうか。親子代々のボチなのでしょうか。考えてみれば、「フセインが大量破壊兵器をもっている!」というブッシュのウソに世界でいちばん早く付き合った人でした。

 だれが安倍降ろしを仕掛けたか? それぞれの役回りが透けて見えます。

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2018年04月12日 (木)

高いテンションをキープする。。。

 鋭さよりも鈍さ、速さよりも鈍さ、賢さよりも鈍さ・・・このところ、「鈍さ」という言葉に目が奪われています。心も魅せられている、といってもいいでしょうね。

 「鈍色」と書いて「にびいろ」と読むそうですね。平安時代はねずみ色が盛んだったようで、「濃いねずみ色」のことなんですね。ま、「四十八茶百鼠」という言葉もあります。以前、「♪利休ねずみの雨が降ーーるぅ」という唄を紹介したことがあると思いますが、ねずみ色はバラエティな富んでるわけです。

 タクシーに乗る機会があります。出張がめちゃ多いもんですからね。で、運転手さんと話を必ずします。地元のことはとくに聞きやすいし、いろんなこと知ってますからね。聞かなきゃソンソンと思ってます。

 で、この前、東映か新東宝(古いね。宇津井健とか吉田輝雄に代表される当時のイケメン)の役者か、と思うほど。ひとしきり誉めてると、「なにも出ませんよ」とニコニコ。

 「映画スターなんて言われたことないなあ。この道30年ですから。そりゃ、その前には小さな会社を経営してましたよ」
 「あまりにも居心地がいいんで。こんなに長く勤務してしまいました」
 「若ければ転職しようとか独立しようと考えるでしょうけど」
 「この年になると無理しなくなりますね。失敗したら終わりですから。またゼロから始めればいいや、という気持ちにはなれませんから」

 捨てる勇気ですな。無くしてもかまわない勇気。人生棒に振ってもかまわない勇気・・・とも言えますが、「高いテンション」をキープするってのは、やはり、「少しばかり狂気」が必要なのかもしれません。損得勘定、論理思考ではとてもとてもできゃしません。机上の空論止まりですわな。

 論理や理屈を超えてしまう。すべてを捨てても後悔しない、と思いこめる、ってのは、「使命感」とか「責任感」「義務感」だけではムリです。やっぱ、「やりたくてたまんない!」という「夢」なんでしょう。

 止めてくれるな、おっかさん。背中のイチョウが泣いている。男東大どこへ行く。

 全共闘じゃありませんけど、こんな狂気を駆り立てる「夢」がなけりゃムリです。

 加藤一二三さんの棋士引退に関して、羽生善治さんがインタビューに回答してました。
 「長期間、将棋を続けることはできるかもしれませんが、(63年間も高いテンションをキープした加藤先生ほどの)高いテンションを持ち続けることは難しいと思います」

 昔、世界の王貞治さんが現役を引退した時、打率こそ低くなりましたけど、ホームランは30本! まだまだ現役続行でしょう。ところが、王さん曰く、「体力には自信あり。しかしモチベーションがついてこない」。

 「魂魄」という言葉があります。「魂」と「魄」とはぜんぜん違いまして、音読みではなく訓読み(やまとことば)では「魂=みたま」「魄=みかげ」と読みます。平たく言うと、「魂」とは精神エネルギーをコントロールする氣のこと。「魄」とは身体エネルギーを司る氣のこと。つまり、体力はあってもモチベーションが低いと「あいつ、やる気あんのか! この腑抜けめ!」と怒鳴られるわけですよ。

 腑抜けとは「魂」の抜け殻のことなんすよ。

 どんなことにも「やる氣」「元氣」「氣迫」がないとあかんですよね。


 さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「人類99%を支配する寡頭権力者たちの次なる工作 日本の未来はこう決まった! 後編」(ベンジャミン・フルフォード・板垣英憲著・1,960円・ヒカルランド)です。

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2018年04月08日 (日)

桜の季節。人はなぜか狂いたがる。

 出雲から羽田空港に到着。朝から快晴。日本晴れ。気温はぐんぐん上がり、ほぼ初夏の装い。湿度がないからとってもいい。

 こういう日は、荷物をコインロッカーに放り込んで新宿御苑だわな。

 花の命は短くて。桜が愛されるのもそういうトコかも。パッと咲き、パッと散る。

♪万朶の桜か襟の色 花は吉野に嵐吹く♪


それにしても混んでるわなあ。ま、みなさん同じこと考えるわけでね、こういう季節は。


伊勢丹の地下で仕入れてきたんだろうね。家で唐揚げとか卵焼き用意してきました、というグループもたくさん。けど、御苑の中には茶店がたくさんありまして、美味しいのたくさん売ってますから、私のようにぶらっと入ってきました、つう横着な人間にはありがたいこってす。



「桜はね、散ったふりして咲き続けてるんだって。散ったように見せかけて、実はすぐ次の芽をつけて眠ってる。散ってなんかいないの。みんなを驚かせようと隠れてるだけ。そしてあったかい季節になったら、また一気に花開くの。サプラ〜イズって。」

 そんなこと言ってたなあ。『キミスイ』だっけ? キミスイ、キミスイ、キミスイ、キスミーケイトって。たしか『中島孝志の通勤快読』で紹介した覚えがあるなあ・・・。

 ありました、ありました。2015年7月31日に書いてますね。以下、転載しときまひょ。。。


 「君の膵臓を食べたい」
 「いきなりカニバリズムに目覚めたの?」
 「昨日テレビで見たんだぁ、昔の人はどこか悪いところがあると、他の動物のその部分を食べたんだって。だから私は、君の膵臓を食べたい」

 膵臓は、消化と、エネルギー生産の調整役。例えば糖をエネルギーに変えるためにインスリンを作ってます。もし膵臓がないと、人はエネルギーを得られなくて死にます。

 「残り少ない命を、図書室の片づけなんかに使っていいの?」
 「いいに決まってるじゃん」
 「決まってはないと思うよ。そりゃあ、初恋の人に会いに行くとか、外国でヒッチハイクをして最期の場所を決めるとか、やりたいことがあるんじゃないの」
 「『秘密を知ってるクラスメイト』くんにも、死ぬまでにやりたいことはあるでしょう?」
 「・・・なくはない、かな」
 「でも今、それをやってないじゃん。私も君も、もしかしたら明日死ぬかもしれないのにさ。そういう意味では私も君も変わんないよ、きっと。1日の価値は全部一緒なんだから、何をしたかの差なんかで私の今日の価値は変わらない。私は今日、楽しかったよ」

 彼女の提案通り、まずは都会に移動することにします。色々なお店が集まった巨大な駅に来ました。人間の量にまいっている様子もなく元気そのもの。

 「まずは焼肉!」
 「焼肉? まだ午前中だよ?」
 「昼と夜で肉の味が変わるの? この一番高い食べ放題コース2人で」

 「ギアラ、コブクロ、テッポウ、ハチノス、ミノ、ハツ、ネクタイ、コリコリ、フワ、センマイ、シビレ
 「コブクロ? え、CD?」
 んなわけありません。

 「ちなみに膵臓はシビレね」

 「私、火葬は嫌なんだよね」
 「なんだって?」
 「だから、火葬は嫌なの。死んだ後に焼かれるのはなぁ」
 「それ、焼肉食べながらする話? 肉を食べながら死体処理の話はやめにしよう」
 「膵臓は君が食べてもいいよ」
 「聞いてる?」
 「人に食べてもらうと魂がその人の中で生き続けるっていう信仰も外国にあるらしいよ」

 また彼女の提案でどうやら太宰府に泊まりがけで行くことになっしまいました。

 「一緒のベッドに寝るなんてドキドキするね」
 「バカじゃないの? 僕はこっち」
 「えー、せっかくいい部屋なんだから、ちゃんとベッドまで味わっとこうよ! すごーい! ジャグジーだぁ!」
 男は部屋同様に大きなテレビの電源をつけて、ザッピング。普段は見かけないローカル番組が多く流れていて、方言を前面に押し出してくる芸能人達の番組を放送してました。

 「方言って面白いよねー。食べたかろう、ってなんか昔の武士みたい。周辺で最先端の街なのに、方言は古いって不思議。方言の研究とか仕事にできたら楽しそう」
 「珍しく同意だね。僕も、大学に行ったらそういう勉強をしてもいいかなと思ってるくらい」
 「いいなぁ、私も大学とか行きたかったなぁ」

 「クラス内でヒナが一番だとして、見た目で私は何番目?」
 「・・・あくまで僕が思い出せる人間に限りだけど、三番」
 「自分で訊いておいてなんだけど、めちゃくちゃ恥ずかしい!てか。『仲良し』くんが素直に答えるとは思わなかったから、余計に」
 「早く終わらせたいんだよ」

 「私が、本当は死ぬのがめちゃくちゃ怖いって言ったら、どうする?」
 この質問には、本音であったとして、どう答えればいいのか。冗談だったとして、どう答えればいいのか。

 結局、わからないままでした。



 「お前、なんで上靴捨ててんの? トイレのゴミ箱に捨ててあんじゃん」
 「そうか、ありがとう。なくして、困ってた」
 「山内とどっかいってたの? また噂なってるぜ」
 「駅でたまたま会ったんだ。それを誰かに見られたのかな」

 教えてくれたクラスメートはガムを噛みながら自分の席に戻っていった。

 今度は、別のクラスメート。温和で清潔感のある男の子。クラスの学級委員。彼はじっと黙っていた。

 「桜良はどうしてお前なんかと」

 ああ、なるほど。

 「僕と彼女は、君の想像しているような間柄ではないよ」
 「じゃあ一体なんだって言うんだ! 二人っきりで食事に行って、旅行に行って、今日はあの子の家に一人で遊びに来て、クラス中で噂になってる! お前が突然、桜良に付きまといだしたって」
 「とにかく、君や、クラスメイトが思っているような関係じゃないんだ」
 「お前みたいな協調性のない暗いだけの奴と!」

 そこに桜良が来ます。
 
 「何、してんの・・・?」
 その声に、彼は雷を打たれたように振り返った。
 「『ひどいクラスメイト』くん! 血が出てる!」

 「桜良・・どうしてそんな奴と・・・」
 「そんな奴って・・・何・・・『ひどいクラスメイト』くんのこと?」
 「もうちょっかいを出さないように、俺がやっつけてやったんだ」
 「・・・最低」

 桜良の顔を見て少なからず驚いた。彼女でも、こんな顔をするんだ。こんな、誰かを傷つけるためみたいな。

 「僕といるよりは、例えば彼のように君を本気で想っている人といた方がいい。僕らは、あの日に病院で偶然に出会ったに過ぎないんだから」
 「違うよ。偶然じゃない。私達は、皆、自分で選んでここに来たの。君と私がクラスで一緒だったのも、あの日病院にいたのも、偶然じゃない。運命なんかでもない。君が今までしてきた選択と、私が今までしてきた選択が、私達を合わせたの。私達は、自分の意思で出会ったんだよ」

 次の日、補修の授業を受けるために学校に行くと、上靴は消えていなかった。一時間目になっても彼女は学校に来なかった。次の時間も、次の時間も。放課後になっても、彼女の姿は見当たらなかった。

 彼女は、入院していた。再開したのは、その週の土曜日、病室でのことだ。 
 「『仲良し』」くん教えるの上手いなぁ、教師になりなよ」
 「どうして君は、そう人間と関わる仕事ばっかり提案してくるわけ?」
 「死ななかったら、本当は私がやりたかったことを代わりにやってもらおうとしてるのかも」

 −退院おめでとう。今、君のことを考えていたよ。
 −珍しく嬉しいことを言うじゃない! どうしたの、病気?
 −君と違って健康体だよ。
 −ひどい! 私を傷つけたね! 罰として私を褒めなさい!
 メールでこんなやりとり。

 (僕は、本当は君になりたかった。人を認められる人間に、人に認められる人間に。人を愛せる人間に、人に愛される人間に)
 (僕はどうかすれば君になれただろうか。僕はどうかすれば君になれるのだろうか)

 渾身の言葉を、彼女の携帯電話に向かって送信した。

 −ぼくは・・・。『君の膵臓を食べたい」

 彼女からの返信は、まるで来なかった。

 (ぼくは、悲しんでいる。悲しんでいるけれど、それがぼくを壊したりはしなかった。ぼく以上に悲しんでいる人がたくさんいるはずだ。これから会うご家族もそう、親友さんもそう、学級委員の彼もそうかもしれない。そう考えると、僕はどうしても悲しみを素直に受け止めることができなかった)

 「君、だったのね・・・よかった・・・よかった・・・来てくれて・・・本当によかった あの子が死んだら、とある人に渡してほしいって・・・。たった一人・・・あの子の病気のことを知ってる・・・『共病文庫』っていう名前を知ってる人が・・・いるからって・・・」

 横で、笑顔の彼女が、僕らを見ていた。

 「その人が・・・その人は・・・臆病だから・・・お葬式には来てくれないかもしれない、でも、絶対これを取りに来てくれるから・・・。それまでは・・・家族以外の誰にも見せないでって・・・はっきり、あの子の言葉、覚えてるわ・・・本当は、もっと先のことだった・・・」

 この日記がどういう内容なのか。それは小説をお読みください。

 (僕らの方向性が違うと、彼女がよく言った。当たり前だった。僕らは、同じ方向を見ていなかった。ずっと、お互いを見ていたんだ・・・)

 これ、映画になります。必ずね。

 ここまで転載しました。たしかに映画化されましたね。ダブル主演の浜辺美波さん、北村匠海さん、サイコーでしたね。そうだ、これからDVD観よっと。

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2018年04月04日 (水)

向田邦子さんの素敵な素敵な素敵な最期の講演「言葉が怖い」を聴いたことありますか?

 忘れないうちに・・・来週スタートの名古屋と大阪原原の2次会案内メー・リストを流しています。どちらも大型新人加入でますますパワーアップです。お楽しみに。


昨日、向田邦子さんのドラマ『幸福』について振り返ってみました。
 で、今日は「ついで」といってはなんなんですが、彼女が飛行機事故で亡くなる半年前に講演してるんですが、それについて少しお話したいと思います・・・。

 「頭がいい人」は掃いて捨てるほどいますが、観察眼が鋭い、人間がよくわかっている・・・となると、ほとんどいませんな。で、向田さんはそのレアな人間の1人だと思います。つうか、その代表ではなしかしらんとも思います。

 作品をご覧になればすぐにわかります。
 「よくまあ、こういう言葉が思いつくものだ。このシーン、このひと言しかありえないな」と恐れ入るばかりです。センスとか感受性というより、よく考えている。プロとしていつも言葉を「カンチャン待ち」してることがわかります。

 「カンチャン待ち」というのは麻雀用語ですから、そんな賭け事しらんよと言われたらひれまでなんですけど、ま、平たく言えば、「ほとんど期待薄の処に、ホントかよ、と声を上げそうになるほどドンピシャ。おお、ラッキー!ツイてる」つうことなんです。

 「言葉が怖い」

 こんなことが言えるのは、言葉を商売にしてるからというだけではなく、人に対してめちゃくちゃ優しいからですね。
 傷つけたくない。できることなら励ましてあげたい。そう思えばこそ、の言葉です。けど、実態はいつも知らないうちに人を傷つけてしまう。言ったとたんに、あっ、と気づいて唖然とする。「私ってダメね」と絶望的になる。そんなことが私には山ほどあります。

 「そうか、雄弁はせいぜい銀止まり。沈黙は金だもんなあ」とつくづく思い知らされるわけです。

 
とてもカッコイイ。「おばさん」なんて絶対呼べません。男は基本的にバカなオンナが嫌いではないけど(安心できるから)、中身ぎっしり。話せば話すほど味があって、たまにバカもできるオンナはたまらんと思うな。享年51歳。

 友和・百恵の披露宴ではたくさんのゲストがお祝いの言葉を述べたそうですけど、やはり森繁さんがサイコーだったとか。

 ロンドン公演で時間がある時にベンチで60代の女性が編み物をしてた。すると、彼女は森繁さんを突いて言うわけ。

 「靴の先を見なさい」

 なにか落ちているのかと思うと、また、「靴の先を見なさい!」といわれた。

 ふと見ると、ローレンス・オリビエが女性を連れて歩いてる。思わず見つめていると、「靴の先を見なさい」とまた言われた。
 「彼らはいまブライベートタイムだからじろじろ見てはいけない」
 
 この逸話に会場は拍手喝采。つまり、百恵さん夫婦に、子供いいつ頃かとか、余計なことは聞くな。彼らはいまプライベートタイムなんだ、という話です。もちろん、そんな話がパパラッチなんぞに通じるわけがありませんけどね。

 向田さん、思った通りの声でした。優しいけど、意思が鮮明できりりと鉢巻きをしめた雰囲気があります。 

 「言葉が怖い」。だから言葉を話さない猫を飼っているとか。面白いなあ。
 

 さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「流行のライフスタイルに憧れて」(津田かおり著・1,188円・産業編集センター)です。

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2018年03月28日 (水)

無理スジの政治ショー。。。

 「訴追のおそれがあるので発言は控えさせて頂く」の連発に野党のセンセ方はいつものように「イライラ感たっぷり」つう演出。

 「これでは質問できません」
 「真相が究明できません」
 「なにも語ろうとしない。国民が怒ってますよ」

 どれもこれも予想通りのコメント。記者のみなさんは始まる前から記事書けたんちゃう。
 こうなるのは質問する側もされる側も報道する側も、もち、官邸も昭恵さんも、みーーーんな、わかってました。国民だってわかってたと思うよ。

 イライラしてた人なんているんかいな。いたとしたら、生真面目で世の中の現実を知らない人。「青年の主張」とかに出てくるタイプとか?

 「本人もしくは親族が訴追のおそれあり、という場合は発言しなくてもOK」つうのは議院証言法でしかと守られた「権利」ですよ。「司法取引」もこれからつうわが国ではこういう担保がなければ、照覧や参考人がのこのこ国会なんぞに出てくるはずありませんわな。

 そりゃ、センセ方はいまこそ顔を売るチャンスと張り切ってますけどね。「国会が真相究明の場だ」なんて信じてるのは、今どき、日本のメディアしかチェックしてない層だけでしょ。

 証人喚問てのは司法が動く前にやんなきゃなんの効果もないのよ。センセ方もわかっちゃいるけど、こんな機械でもなければテレビに出られないからしょうがないわな。

 けどさ、野党のセンセ方てのはなにかい。法律で守られた証人の権利を認めない、つうわけ? メディアも同じだわな。倒閣しか頭にないチョージツ新聞とかね。
 憲法論議では「法律を守れ守れ!」とトランプ以前のホワイトハウスを「忖度」して主張しながら、実は法律を無視しても「おかしい」ってなーーんも感じない自己チュー。

 こんな連中が何百人タバになっても法律に精通した財務官僚は落とせません。

 そもそもモリカケ問題って「無理スジ」だと思うけどね。会計検査院の調査報告を時系列的にしかとチェックすれば、安倍さんも昭恵さんも潔白なことは明らか。安倍一強を突き崩せないから「無理スジ」を1年突き続けてきたわけ。「石の上にも3年」ゆうてね。

 で、チャンス到来。トランプを倒したいアメリカの一部勢力。トランプ登場で冷や飯食ってるジャパンハンドラーの連中。防衛費を積み上げて軍備を増強してる安倍政権のせいで尖閣と沖縄を侵略できないでイライラしてる中国。

 「安倍政権打倒」で利害が一致。安倍政権が飛んだら株価がどうなるかさっぱり読めない経済音痴のセンセ方。「とにかく次の選挙で当選しなくちゃ」「存在感を選挙区でアピールしなくちゃ」だけで頑張ってるわけでね。

 お疲れ様です。

 予想通りの体たらく。こんなもん第三者委員会でやるべきマターなのよ。わざわざ無力な国会でやったのは、もちろん、ディスプレイ効果=テレビショーによる印象操作に決まってます。「国民の怒り」を助長して内閣支持率を暴落させよう、総辞職に追い込もう、倒閣しようってわけ。

 佐川さんの発言拒否連発で株価は550円高。これが国民の声ですよ。

 いつまでバカな議論してんの? いま、わが国を取り巻く世界情勢、経済事情がどうなってるかわかってるの? 無理スジではなく本スジのアジェンダを議論しろ、つうこと。

 いま解散したら野党は終わりです。いくつかの政党は消えます。いっそ解散総選挙したらいいのよ。争点は「モリカケ問題を続けたいですか?」「それとも本スジの議論を国会でさせたいですか?」とね。

 ワイドショーも消えるんじゃないかな。視聴者もバカじゃないと思うよ。バブルの時からワイドショーのレベルって変わってないよね。視聴者はもっとグローバルになってるし、クールになってると思うんだよね。

 モリカケ問題てのは諸刃の剣でね。追及に失敗したら、やっぱ野党はダメだね、と判断されちゃう。仕事や商売やってるわれわれには、いまの政治家ってえのは枝葉末節の議論しかできないんかい、と呆れられちゃってます。

 安倍さんの支持率30%つうけど、じゃ野党の支持率はどうなのよ。民進党とか希望の党なんて1%あんの? まずは数とれよ、数を。

 小沢さん、次はどんな手を繰り出してくるかね。トランプのウルトラC連発で習近平も手詰まりですわな。


 さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「欧州旅日記」(田辺誠一著・1,404円・産業編集センター)です。  

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2018年03月24日 (土)

ハブとマングース?

 ワイドショーって熱心ですなあ。いつまでやってんだろ?
 局ごとに色が付いてますから、聞いてりゃわかるわな。自民党寄りとか左翼寄りとかね。

 かたや首相夫人攻撃。かたや不倫オンナ議員攻撃。自民と左翼の大相撲。

 「これで終わりではありません。これが始まりなんです」って言うじゃない? 出てくる出てくる。寝室まで入ってた。ポテチ食べてた。排水溝の掃除してた。


ホンマよー似とるわ。{芦田愛菜だよ!」がヒットした、物真似のやしろ優さん。

 「あそこの毛を隠してたのよ。情の深いオンナは濃ゆいの! 私の言った通りでしょ」
 岩井志麻子さんの洞察はいつもながら鋭いですな。そうなるわけね。

 で、左翼つうのは自分のことは棚に上げて攻撃するの得意すからね。不倫オンナ議員は記者会見にも出てこないと思うよ。で、首相夫人だけは攻撃する。

 不倫と行政に介入した行為は次元が違うでしょ?
 いいえ、首相夫人が登場するずっと前に、契約は終わってたのよ。んなこた、会計検査院の報告書チェックすればわかるっしょ。

 でも、野党、一部の首相候補グループは安倍さんをどうしても引きずり降ろしたい。ジャバンハンドラーも引きずり降ろしたい。

 で、安倍さんはトランプ、プーチン、習近平と立て続けに会談する、という中央突破策に出るわけ。いざとなったら、以前、お話したように「解散」すりゃいいのよ。

 でね、テレビのワイドショーと国会のワイドショーですけど、視聴者=国民は飽き飽きしとるんちゃう? 五輪が終わったんで、貴乃花親方の話題とかモリカケとか、それにいつもの不倫騒動。

 こんな情報、今どき、喜んで見てる視聴者なんているんかいな。番組つくってる連中より国民ははるかに賢明だと思うけどね。

 テレビですから、視聴率がすべて。スポンサーがつかなくなれば終わりです。たぶん、アメリカとか中国から回り回って宣伝広告費が流れてるんでしょうな。でなけりゃ、日本人をバカにする放送ばかり流さないでしょ。

 GHQ以来ずっと続いてる日本人の愚民化政策ですな。

 それにしても、時代はやっぱオンナが主役ですな。栄誉から犯罪までありとあらゆるステージで主役は女性。

 原始、女性は太陽であった。。。たしかにねえ。

カテゴリー:中島孝志の不良オヤジ日記

2018年03月20日 (火)

安倍降ろしでようやくまとまる烏合の衆=野党。。。

 安倍さん、絶体絶命! ですな。まあ、野党が体たらくなんで切り抜けられるかと思えば、おそらく、与党にも反対勢力がいて、今回は極めて危ないですな。

 与党の反対勢力といっても、唆しているのは「ジャバン・ハンドラー」であってトランプの勢力とは違います。つうか、トランプとは敵対する連中ですね。

 トランプ登場で利権が奪われてピーピーしてる連中ですから、なんとしてもトランプと仲のいい安倍&プーチンを引きずり降ろしたい。
 この連中と「利益」が合致したのが中国。機を見るに敏な中国は与党の代理人に「倒閣」を指示。で、盛んに与野党を飛び回ってるわけですな。


 いがみ合ってる野党にしても「マト」がはっきりすればまとまるわけ。全共闘の連中てのは昔から個人攻撃が得意ですからね。で、メディアもここに来て「支持率30%切ったーー」と得意満面。こんな数字、聞き方でいくらでも操作できます。

 けどさ、野党ってのはどうしてこうも人材がいないのね。民進党つうの? あれが最大勢力なんでしょ? 「だから野党をまとめろ」つう雰囲気になってますけど、ムリですよ。あの代表では。しょせん日銀出身。迫力ゼロ。説得力ゼロ。きわめて頼りない存在。

 しかも、まとめる必要なんてあるんかな? 阪神と阪急、三越と伊勢丹。三井と住友。

 なにがいいたいかつうと、「ホールディング・カンパニー方式」にすればいいのよ。「まとめよう」とムリするからまとまんないの。むかし小沢一郎さんがやろうとしてた「オリーブの木」だっけ? あれよりも強いけど、そんなに強制力をもたせない組織を目指せばいいわけ。「目指す」つうのがキモなんだけどね。

 元もと、いまの自民党は55年体制で自由党と民主党が保守合同してできたわけね。保守だけど水と油。しょせん、政界てのは権力争い。嫉妬の伏魔殿。混ざるわけがない。けど、それでは大きくならない。大きくならなければ政権はとれない。

 政権とるにはどうするか? 勢力を大きくするために大同小異につく。で、保守合同。結果としていまの自由民主党ができたわけ。

 田中派、福田派、大平派、中曽根派・・・むかし、「何でも反対、社会党」という政党があったけど、これより代議員数の多い派閥はいくつもありました。つまり、派閥は政党だったのよ。でも、どんなに反対する政策でも議論とカネとポストをエサに最終的には折り合った。だから、野党につけ込まれることはなかった。あのバカな三木武夫という首相が仕掛けたアメリカ以上にロッキード事件を 広げるまではね。

 三木なんて、敵の敵は味方のはずのキッシンジャーからも唾棄すべき人物として軽蔑されてましたからね。

 「ええ話ありまっせーー」とウソとでまかせ、掌返しが得意な韓国が手がけた米朝会談。ホントはトランプとプーチンが仕掛けて、中国は大慌てで一杯食わされたわけで、「使いっ走りの文在寅大統領」はなにも知らずに指示通りに動いただけ。いまとなっては習近平から睨まれて真っ青のはず。

 商売の巧いトランプは金正恩と折り合うかも。会談中は朝鮮半島の上空には爆撃機、日本海には空母。38度戦に米軍を張り付けておけばいいのよ。
 キューバ危機=ケネディとフルシチョフの時はそんな雰囲気だったんじゃね?

 安倍さん辞任で心配なのは「株価」でしょ? 1日で1000円下げたらバーナンキ・ショック並。株価が下がったら野党は選挙を戦えません。ますます与党が強くなります。問題は、暴落するほどの影響力を安倍さんがもっているかどうか。日本売りしたくても売り物がない外国人は困ってるんとちゃうかなあ。。。


 さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「ギャグ・マンガのヒミツなのだ!」(赤塚不二夫著・842円・河出書房新社)です。  

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2018年03月19日 (月)

アメリカの在韓大使は文在寅だった。。。

 「天の龍は地の蛇にはかなわない」という諺が中国にあります。人財がくだらねえ三下奴の罠にかかって大志を果たせない、という歴史を山ほど見てきた彼らには忠告の1つでもありましょう。

 さて、米朝会談が5月に開催される、といいます。一方で、韓国の大統領特使は「作り話」で米朝を歩み寄らせよう、としている。どうせ破談する。金正恩に騙されてはならない、という説もあります。

 「虎の子の核を金正恩が簡単に放棄するはずない」
 「手放そうとしたら軍に暗殺される」
 「米朝会談はトランプが大統領をしているタイミングしかないぞ」
 「ICBMさえ完成したらトランプの方から会談を懇願するさ」
 「完成前に米軍に殲滅されるだろう」
 「トランプを本気にさせたらダメだ」

 いろんな立場からいろんな意見が飛び交っています。

 政治も投資も人生も・・・一寸先は闇です。素直に自己観照して理屈ではなく霊感でアプローチしてみましょう。



 まず、ここに来てトランプは腹心ともいうべき国務長官レックス・ティラーソンを解任しました。しかもツイッターと電話で。そこらへんのチンピラのクビを切るんじゃありません。序列3位。実質的にはナンバー2ですよ(普通は副大統領なんだけどね)。

 見え見えの人事ですね。邪魔するヤツはいらねえ、というわけです。

 そもそもティラーソンを政権にねじ込んだのはだれか? あのヘンリー・キッシンジャーとロンドリーザ・ライス(ブッシュ政権の元国務長官。小泉純一郎と仲のいい愚かな方のブッシュ)ですよ。つまり、半島が緊張し、北も南も日本も永遠に軍備を増強しなければならない、という軍産複合体利権に食い込んでいる人物です。

 当然、ティラーソンはトランプを輔弼するためにではなく、トランプを監視し、洗脳し、誘導し、自分たちの利権を強化させるために送り込まれた人物です。

 ピョンチャン五輪から南北会談、そして大統領特使派遣、米国への報告、そして「米朝会談」へと続くシナリオは、国務省マターではなく、トランプマターで進められている、ということです。このタイミングで行く手を邪魔するヤツはすべて外す。

 後任のマイク・ポンペオはCIA長官からの昇格人事。「思考プロセスがよく似ている。うまくいくと思う」とトランプは称賛してますが、これは本音でしょう。北朝鮮にも中国にも強硬姿勢で知られる人物ですからね。



 ワールドワイドに市場と敵対する政策を発表してますが、あれもこれも例外事項にして、結局、「中国」だけに適用する。つまり、ここに来て「中国」を明確にマトにかけています。

 何度も繰り返しますが、いまや、アメリカの中央政界から地方政界にいたるまど、そして財界からメディアにいたるまで、ユダヤロビーからチャイナロビーへとパワーはシフトしています。 

 この動き制するにはものすごいパワーが必要ですが、大統領選以前から攻撃されてきたトランプはいまや、共和党を味方につけ、獅子奮迅の動きを見せると思います。

 しぶとい、しかもバカのフリをして戦略的に考えています。



 トランプの頭の中には北朝鮮よりイラク、イラクより中国をどうするか、が優先されているはずです。
 何度もお話しましたが、トランプはプーチンと北朝鮮を新たな国に仕立て上げたい。かつての満洲国のように。資源たっぷり、勤勉な労働力。中国が独占したと自慢するコバルトにしても、北朝鮮の埋蔵量が世界一なのです。

 ウランもダントツです。これをロシアと山分けする。技術は日本が担当する。そういう役割分担でしょう。もちろん、中国には1グラムもやらない。

 金正恩が豹変するかどうか。それはトランプの軍事力、制裁力、そしてプーチンの軍事力にあるのだと思います。トランプはプーチンの関係は日本のメディアを見ているだけではなかなかわからないかもしれませんが、少し歴史を振り返れば、「敵の敵は味方」=「アメリカの敵はソ連=ソ連の敵は中国=中国をアメリカの味方のしよう!」という70年代パートナーシップを思い出せるはずです。

 この図式がいま「アメリカの敵は中国=中国の敵にロシアをしよう。そしてロシアをアメリカの味方に引っ張り込もう」という「新・冷戦」のスタイルになりつつあるのです。

 日本がすべきことはなにか? 日本の役割が浮き彫りになってきますね。

 おそらくこれから、アメリカのメディアの奴隷とうべき日本のメディアは「北朝鮮の核疑惑」「開発中止などしていない」「ICBM開発加速」等々の情報を山のように流すはずです。
 
 私は金正恩はさらさら信じません。トランプにとって文在寅大統領はたんなるコマ。同様にあてにはしません。しかし、今回のトランプが描いているシナリオは「妙手」ではないか、と思えてならないのです。

 このトランプのシナリオを潰したい勢力が中国です。
 尖閣どころか沖縄もわが国のモノと主張する習近平。この習近平べったり、日本大嫌いという人物が県知事やってますから、中国としては一気呵成に乗っ取ってしまいたい。けど、軍艦を差し向けたら自衛隊を出動される首相では困るわけです。

 降って湧いたような「安倍降ろし」も中国が絵を描いているはず。安倍昭恵さんの発言等はすでにモリカケどちらも決裁が降りてからの話で、近畿財務局の凡ミス。やるべきことをやらず、やらないでもいいことをした、という役人にはあるまじきミスです。

 なにより「書き換え」等の作為はこれこそ深謀遠慮。安倍政権による「消費税ドタキャン」をなにより懼れる財務省にしてみれば、
野党と打ち合わせて倒閣は省益をかなえるチャンス到来。

 トランプの代理人としてプーチンとの仲を取り持つ安倍降ろしは中国にとって国益をかなえるチャンス到来。与党のチャイナロビーストは中国利権拡大のチャンス到来。

 ジャパンハンドラーと野党の人民解放軍野戦隊長も安倍政権打倒のチャンス到来。

 安倍さんは憲法改正もままならない。日本の国益が大幅に殺がれてしまいます。トランプによってもしかすると北朝鮮リスクが遠のいたから大丈夫、と考えていたら大間違い。何度も言ってますが、北朝鮮問題なんてのはどうでもいいこと。

 問題は中国です。

 こんなくだらないことでしか安倍さんを攻撃できない。中国も追いつめられています。仕掛け人はあの2人です。これについては原原で詳しくお話ししましょう。

 いずれにしても、トランプも金正恩も習近平も、そして安倍さんも正念場です。

 どんなに大きな志を抱いた「天の龍」でも、私利私欲のために人を貶める狡猾な「地の蛇」にはかないません。

 けどさ、モリカケ議論に飽き飽きしてる国民て少なくない、と思うんだよね。野党の愚かさ加減に呆れてる国民は多いと思う。おそにく野党は内閣不信任案をダメ元手提出するはず。与党の一部も賛成に回るはず。
 この時、「総辞職するから」と周囲に思わせておいて、「国防、外交、経済・・・どれをとっても未曾有の非常時にモリカケ問題で日本が沈没してもいいんですか? 拉致問題が解決しないでいいんですか? トランプ、プーチンとの親密な関係が吹っ飛んでもいいんですか? 私を信任するかどうか、解散総選挙します!」と安倍さん、言い切っちゃえばいいのよ。

 「なんちゃって解散」したらええやん。

 国民は日本のメディアほどバカじゃない、と思うよ。


 さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「ビートたけしのオンナ論」(ビートたけし著・1,080円・CYZO)です。 

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プロフィール

中島孝志(なかじまたかし)
 東京生まれ。早大政経学部政治学科、南カルフォルニア大学大学院修了。PHP研究所、東洋経済新報社を経て独立。経営コンサルタント、経済評論家、ジャーナリスト、作家 (ペンネームは別) 、出版プロデューサー、大学・ビジネススクール講師等ビンボー暇無し。「キーマンネットワーク定例会」(33年の老舗)のほか、
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 講演・セミナーは銀行、メーカー、外資系企業等で大人気。全国紙をはじめ専門誌、永田町メディア、金融経済有料サイト、大手企業広報誌から宗教団体機関誌などの連載を20年以上続ける。
 著訳書は330冊。ほかに電子書籍100冊。大臣や経済団体トップなど政財界をはじめとした要人プロデュースは延べ500人超。読書は年間3000冊ペース。落語と宝塚歌劇、大衆演劇、そしてシャンソンの熱烈なファン。
 日本青年会議所の「TOYP(人間力)大賞」を87年から3年連続受賞の快挙(横浜JC推挙)。
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