カテゴリー:中島孝志の演劇バンザイ!

2017年07月02日 (日)

宝塚雪組「幕末太陽傳/Dramatic“S”!」は必見です!

 う〜ん、早霧せいなさん(愛称は本名から「ちぎちゃん」)、いよいよ卒業されてしまうんですけど(今月23日が千秋楽っす)。姿格好といい、仕草といい、現役トップスターの中で、私にはベストに見えるんです。


宝塚随一の男前、轟悠さんとかぶるんだよなあ。。。私だけ?

 で、卒業演目がこれ。なかなかっす。1957年封切の日活映画。鬼才川島雄三監督の代表作ですね。

 当時、ドル箱スター裕次郎で大儲けした日活。裕次郎演じる「太陽族」てのは湘南の不良ですからね。「あんなもんをヒーロー扱いしていかがなモノか」つうバカな意見に幹部が右往左往。
 ま、実態は太陽族映画であてたターキー等へのやっかみでしょ。私も経験ありますからよくわかります。足を引っ張るのに「世論」とか「メディア」とか抽象的なモノを使うわけ。

 リーマン幹部たちと大喧嘩しながらつくったのがこれ。だから、わざわざ「太陽傳」としたわけ。幕末の太陽族を描いてやれ、つう心意気よ。

 まあ、こんな監督ですから、製作直後に日活を辞めちゃいます。バカな組織てのはどこも同じでね。逸材を放り出してヒラメを残します。行く末は・・・裕次郎、旭以降はどか貧を怖れてじり貧。最後は女の裸にすがるしかなかった。

 もち、名匠たちは辞めていきました。おかげで10年待っても監督になれない連中にお鉢が回ってきます。埋もれた才能が大暴れしたけど、ま、焼け石に水。
 韓国みたいに邦画を保護すればいいのに、完全に自由化しましたからね、バカな政治家たちは。映画界は「暗黒の20年」どころではなかったのよ。

 この傑作をひっさげて卒業とはあまりにもイカしてるじゃありませんか。

 「幕末太陽傳」てのはご存じの方も多いと思いますが、「居残り佐平次」「品川心中」「三枚起請」「お見立て」等、古典落語の名作を本歌取りした作品です。最初から最後まで笑わせてくれます。

 幕末の品川宿。一文無しで相模屋を訪れ、女郎おそめを揚げて大尽遊びの佐平次。翌朝から居残りを決め込んじゃう。で、番頭まがいに働きます。反射神経がいいから、次々と騒動を解決しちゃう。で、礼金をちゃっかり貯めこんじゃう。高杉晋作に久坂玄瑞。幕末の志士たちとの交流も痛快っすよ。

 映画では左平次はフランキー堺。もち、早霧せいなさんが演じます。
 おそめが左幸子。映画「飢餓海峡」のヒロインですよね。この人、元もと、体育と音楽の先生やってたんですからね。この映画ではじめてとてつもない美人なんだと気づきました。雪組では一緒に卒業する咲妃みゆさんが演じます。

 映画ではライバル女郎こはるにこれまた絶世の美女南田洋子なんだけど。

 高杉晋作に石原裕次郎、久坂玄瑞に小林旭さん。それぞれ二番手スター望海風斗さん、彩凪翔さんが扮してます。
 


 相模屋の放蕩息子と幼なじみで駆け落ちする女中おひさは・・・大好きな大好きな芦川いづみさんが演じたのよ。「あいつと私」で裕次郎と共演。ああいう顔、大好きなんすーー。藤竜也さんの奥様。最盛期に引退。横浜に住んでるんだよなー。藤さんの弟さん知らない仲ではないから紹介してもらおっかな。えっ、81歳? う〜ん、スクリーンで会えればいいっす。


日活ダイヤモンドライン&パールライン揃い踏み。向かって一番右。隣はトニーですねー。懐かしいなあ。

 新潟原原のH先生の奥様とお嬢さんも「宝塚命」で、すでに大劇場で満喫してきたらしいね。お目が高い。これ、超お勧め。ただしチケはプラチナ超えてダイヤモンド。ま、しょうがないよね。見ないと人生損すると思うけど。。。

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2017年06月17日 (土)

「The Scarlet Pimpernel」

 忘れないうちに・・・昨日に引き続き「Amazon POD(プリント・オン・デマンド)タイムセールに『「いい人」をやめればすべてうまくいく!―仕事で損をしないための25のルール」が選ばれました。今日だけ特別キャンペーン価格で販売するそうです。




 ♪あきらめはしない ひとかけらの勇気が 僕にある限り♪

 10年前の初演は星組トップ=安蘭けい&遠野あすかコンビ、ほぼ主演級のショープラン役は柚希礼音さん、つうキャスティングだったのね。
 月組バージョンは霧矢大夢&蒼乃有妃コンビ。この時のショーブランは龍真咲さん(元月組トップ)と明日海りおさん(現花組トップ)のダブルキャスト。映画版でもありました。

 当時、新人公演でピンパーネル団のリーダー(パーシー・ブレイクニー)を演じた紅ゆずるさん(月組の美弥るりかさんもご出演! 見たかったなあ)が、今回、星組トップコンビ(with綺咲愛里さん)お披露目公演になるとはねえ。。。


七海ひろきさん(ロベスピエール役)ええなーーー。

 根っからのコメディエンヌとしてはあちこちに「クスッ」となるこねたを放り込んでるのがなかなかええわなあ。

 舞台はフランス革命直後の大混乱期。「自由、平等、博愛」を合い言葉にしてたけど、どこにそんなもんあんの? つうのがフランス革命の実態。

 唯一、ご相伴にあずかったのはユダヤ人くらいでね。つうか、そこかしこにユダヤの匂いがプンプンする革命でした。おそらくスポンサーは彼らでしょ。

 フランスはいまも昔も農業国。もち、革命の原動力も農民でした。この連中、西洋坊主を殺しまくり、略奪の限りを尽くしたわけ。
 革命直後は、「恐怖政治」で知られるロベスピエール=ジャコバン党の独裁。無実の罪の貴族たちを「反革命罪」で次々に投獄、ギロチン処刑したわけです。
 私、学生時代、フランス語を選択してましたけど、このロベスピエールの手記が邦訳されてなかったからなのよ。卒論にしようと思ってたの。
 で、振り子が大きく揺れてる中、無実の貴族たちを救出する謎の「スカーレット・ピンパーネル=紅はこべ団」がパリで大暴れ・・・。

 ロベスピエールの片腕ショーヴランは、パーシーの妻マルグリットが元カノなわけで、3人の愛憎をベースに物語が進んでいきます。

 さすがに今回も音楽がええなー。宝塚サイコーっす。。。

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2017年04月29日 (土)

平淑恵さん一人芝居「化粧 二幕」(紀伊國屋ホール)

 今日から弘前、盛岡です。
ただいま弘前に入りました。道路空いてる。順調です。雨のせいか、北朝鮮のミサイルのおかげか、ふだんより空いてます。

昼から好天。超混んでまいりました。詳細は近々。

 さて、『化粧 二幕』・・・かつて、渡辺美佐子さんが28年間。計648回演じてきた一人芝居。7年前に幕を降ろした後、文学座の平淑恵さんが演じてきましたが、明日でファイナルだとか。ああ、もったいない。



 「井上ひさしの代表作」と言われてますけど、元々は、木村光一主宰「地人会」の一人芝居新作6本のうちの一つ。舞台を見た瞬間、そうとうインスパイアされたんでしょう。遅筆で有名な彼がすぐに二幕を加筆したんですからね。

 たしかにその魅力というか魔力があると思います。

 大衆演劇。女座長。うらぶれた芝居小屋。楽屋。股旅物。衣装。カツラ。一本どっこ。贔屓客。カネ。貧困。棄てた息子。テレビ局。お涙頂戴。母恋物語。母性。入谷鬼子母神。雑司ヶ谷鬼子母神・・・化粧。

 化粧てのはたいていだれにも見せないもの。満座の前で見せながら芝居する、つう演出。なんとも憎いですな。

 一人芝居つうけど、落語も浪曲そして講談も一人芝居ですよね。

 噺やセリフ覚えるのが大変。毎日ふうふう言ってるレベル。これまだ素人。そのうち慣れてきますと「笑わせてやった」「泣かせてやった」と自分の技量に自惚れてきます。毎回同じセリフで飽きてきたな、と感じる。これ、二流レベル。

 一流になるってえと、お客に合わせて押したり引いたり。ここまできますと「舞台はお客がつくるものなんだ」と気づきます。主客転倒。同じセリフなんて2つとしてありません。だって毎日お客が違うんだもん。

 お客が自分をどう乗せてくれるか毎回楽しみでしょうがない。

 う〜ん。傑作。だれか演らんかな。

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2017年04月10日 (月)

SINGIN’ IN THE RAIN♪

 ジーン・ケリーが雨の中で歌って踊るあの作品・・・『雨に唄えば』。思わずハミングした人も少なくないと思います。

 ハリウッド映画がサイレントからトーキーへと進化する1920年代。ブロードウェイを目指す作家と俳優たち、そして映画制作者たちの舞台裏をコミカルに描いた作品です。基本、コメディですから。



 2012年。ウエスト・エンドで大成功したオリジナルキャスト再演は日本だけらしいよ。あのアダム・クーパー(ロイヤルバレエで熊川哲也さんと一緒)が特別出演。3年ぶりかなあ。


舞台に雨を降らせます。水たまりで踊りますから飛沫が飛んで大変。

 アダム・グーパーほかの出演者も、踊りながらわざと客席に飛沫を飛ばしてますからね。前席は合羽着こんで見てます(係員が濡れないように大きなビニールカバー配ってくれますけど)。

 関係者からチケ頂いてたんですけど、〆切前。しかも前日ぴよこちゃんの準備で今日だと気づいたのは朝ですからね。どうしよっかなあ、行こうか行くまいか。でも、いまさらチケ上げるにしても間に合わないしなあ。

 で、このくそ忙しい中、行ってきましたよ。正解・・・。やっぱ正解。迷ったらやめるではなくやっちゃう。それで失敗することも多いんだけど。








向かって左側がアダム・クーパー。バンフでは天海祐希さんと対談してたなあ。

 アダム・クーパーつうと、マシュー・ボーンの『スワン・レイク』(「リトル・ダンサー」)で一大旋風を巻き起こしましたよね。10年前。映画のDVDも持ってるし、劇場ミュージカルならアマゾンビデオですぐ見られます。どちらもいいです。

 今年いよいよ日本でも上演かあ。『ビリー・エリオット リトル・ダンサー』(赤坂ACTシアター・梅田芸術劇場)ね。宝塚星組の元トップスター柚希礼音さんがウィルキンソン先生に扮します。タバコすぱすぱダンスの先生。才能を見抜いて反対する父親を説得し、とことん鍛え抜く先生だもんね。準主役ですよ。

 てわけで、5日間徹夜すればなんとかなるっしょ。光速回転されなくちゃ。24時間×3日=72時間かあ。頭の中ではもう過去完了なんだけどね。ほら、文字に変換して「見える化」しないと商売にならんのよ。1日1章ずつ書いて5日で脱稿した本が30万部売れたこともあったし。時間があればうまくいくつうわけでもないしね。大切なのは集中力。狂えばできます。やればできる。やらなきゃできない。とにかくなんとかする。それがプロ。。。ま、言い訳です。


 さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「瀬島龍三と宅見勝「てんのうはん」の守り人 後編」(鬼塚英昭著・1,944円・成甲書房)です。

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2017年01月22日 (日)

星組 紅ゆずるさん 新トップスタープレお披露目『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』はサイコー!

 コメディエンヌやらせたら、宝塚ナンバーワンちゃう(ロックンロールも)。ま、大阪人だしぃ、つっても、タカラヅカは大阪人多いしねえ。
 
 これ、最高に笑えまっせーー。脚本がとても良くできてます。
 舞台はインド映画界。で、「輪廻転生」をうまく取りいれてるとこなんざ、「巧いね!」「さすが!」のひと言。


紅さんと綺咲愛里さんの新トップコンビのプレお披露目。


07年にインドで大ヒット。世界中で上映されてる『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』。

 70年代と現代のインド映画界。脇役俳優が人気女優に恋すんだけど、実は大物プロデューサーと結婚してて、しかも妊娠してる。男の方は大金持ちの令嬢と浮き名を流してるからこの女が疎ましくて、事故に見せかけて殺そうとすんの。脇役俳優が助けようとすんだけど事故に巻き込まれて命を落としちゃう。

 30年後・・・事故の日に生まれた男の子は実家が大金持ち。脇役俳優と同じ名前でスター俳優として映画界に君臨。そこに愛する彼女くりそつのめちゃヘタな女優の卵が現れて・・・と話は進んでいくんだけどね。

 なにがいいって、悪党役の礼真琴さん。主役より、このミュージカル、この役のためにあんじゃね?つうほど光ってますんや。

 千秋楽に再演決定!(梅田だけど) もしかすっと、この悪党役(大物プロデューサー)いまバウホール『燃ゆる風−軍師・竹中半兵衛−』に主演してる七海ひろきさんが演るかもしんないけど。元もと彼女のファンなんだけど。


だいま宝塚バウホールで人気沸騰っす。

 礼真琴さん、いいっすね。一目惚れっす(何回も見てるはずなんだけど)。
 
 紅さんのトップお披露目公演は「THE SCARLET PIMPERNEL」とのこと。これ、新人公演で主演したやつでしょ。へえ、そうなんだ。大劇場行かなくちゃ。。。


チケ売り切れ必至ですわな。。。

 先日、3月公演『グランドホテル』の参加申込を募りましたが、プラチケをご用意できるかも。お楽しみに。 

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2017年01月20日 (金)

トップスター勢揃い!いい齢の重ね方をされておられるなあ。。。宝塚『エリザベート スペシャルガラ・コンサート』

 今日は博多原原です。昨日、参加申込がありましたよ。凄いなあ。そういえば、東京では開始1時間前に参加申込なんてのもありましたっけ。

 さて、雪だいじょうぶかいな。飛行機ムリなら新幹線しかないわな。明日は新潟原原っす。博多から飛行機っす。以前、福岡から飛べるけど新潟空港が閉鎖されてダメだったことありますからね。飛ばなきゃ羽田空港経由上越新幹線で新潟入りだわな。
 そういえば、数年前、鹿児島から羽田に行くのに台風で危なくてね、電車を乗り継いで午後7時に渋谷に到着したことあったなあ。日本の鉄道網は凄いっすよ。

 ま、今回もなんとかなるでしょ。


 ヅカは卒業したけど、舞台にライブに活躍中の人、ほぼ引退してる人・・・40代50代でもやっぱ現役顔負け。中山ヒデさんの奥様(白城あやかさん・宝塚歌劇団の元星組トップ娘役)なんぞ歌唱力もスタイルも当時のまま。驚きました。つうか、まだまだやれたのに・・・ね。

 92年ウィーン初演以来、世界中で上演されてる定番『エリザベート』のガラ・コンサート。世界に先駆けて96年、一路真輝さんがトップスターだった雪組で初演。それから星組(96年)、宙組(98年)、花組(02年)、月組(05年)、雪組(07年)、月組(09年)、花組(14年)そして宙組(16年9月9日〜)と再演。宙組は朝夏まなとさんがトートだったよね。ブログでご紹介した通りっす。

 定番中の定番なわけね。


オーチャードホールで今日まで。。。

 ウィーン初演20周年メモリアルイヤーにも「スペシャル・ガラ・コンサート」は上演されてるんです。ヅカ歴代キャストを中心に組や期を超えた組み合わせ=「夢の共演」ですよ。

 宝塚歌劇団の初演20周年記念。去年の梅田芸術劇場に続いてBunkamuraで開催。

 で、いろんなバージョンでやりますんで何回も満喫できるって寸法。

 「モニュメントバージョン」は一路真輝さん、花總まりさんなど96年初演出演者たちが勢揃い。「フルコスチュームバージョン」は本編を日替わりキャストで上演します。卒業直後の月組トップスター龍真咲さんも登場してますよ。
 「アニヴァーサリーバージョン」は宝塚版出演の各世代各組が集合。名曲を披露してくれます。なんたって、ご存じのように音楽がめちゃいいのよ。

□出演は「モニュメントバージョン」が一路真輝/花總まり/高嶺ふぶき/轟悠(ビデオ出演)/香寿たつき/朱未知留/古代みず希/安蘭けい。宝塚歌劇団:京三紗/飛鳥裕/五峰亜季/美穂圭子の皆様。
□「フルコスチュームバージョン」は姿月あさと/水夏希/麻路さき/彩輝なお/大鳥れい/白羽ゆり/龍真咲/樹里咲穂/初風緑/稔幸/湖月わたる/涼紫央/えまおゆう/出雲綾/未来優希/大峯麻友/立ともみ/初嶺麿代/月影瞳/磯野千尋/飛鳥裕/久路あかり/京三紗の皆様。
□「アニヴァーサリーバージョン」は麻路さき/高嶺ふぶき/稔幸/えまおゆう/姿月あさと/湖月わたる/月影瞳/彩輝なお/安蘭けい/春野寿美礼/朝海ひかる/水夏希/大鳥れい/霧矢大夢/白羽ゆり/龍真咲/初風緑/樹里咲穂/彩吹真央/立ともみ/京三紗/磯野千尋/飛鳥裕/大峯麻友/出雲綾/未来優希/越乃リュウ/久路あかり/初嶺麿代/望月理世の皆様。
□「全公演出演者」は紫城るい/美郷真也/夢輝のあ/朝峰ひかり/久路あかり/初嶺麿代/天羽珠紀/音花ゆり/羽咲まな/愛純もえり/月央和沙/美翔かずき/蓮城まこと/天風いぶき/有瀬そう/百千糸/七瀬りりこ/美穂圭子(宝塚歌劇団)の皆様。

 ファンにとってはたまらない企画でやんすな。一路真輝さん、安蘭けいさん、姿月あさとさん、水夏希さんに会えただけでも良かったっす。


 さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「最強の組織力」(長谷川慶太郎著・1,729円・ビジネス社)です。

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2016年12月04日 (日)

渋谷天外さんと出逢ったーーー。

 木曜日は大阪でした。出版パーティで挨拶するためだけに大阪入り。。。かと思いきや、やっぱ、「必然」つうのはありまんな。

 ここ数日、写真をアップしてますけど、『聖の青春』の主人公、村山聖さんの足跡巡りみたいなことしてました。アパートまで乗り込んで「ストーカーか!」つうノリですけど、「ご縁」なんでしょう。


右から天外さん、私、鈴木先生、天外さん令夫人。帰り際、「これどうぞ」。ビンゴの賞品(ダンヒルのベルト)を私に譲ってくれましてん。太っ腹やなーー。。。ありがとうございます!


渋谷久代さんの最新CDどす。滝由女路(たきゆめじ)の芸名で19000超の舞台出演!

 ご縁つうのは不可思議なものでしてね。求めても求めても得られないのが「ご縁」なんでしょうね。でも、求めなくても気づいたら手に入れている。それも「ご縁」なのかもしれません。

 公園から2階を眺めてたら、ガラッと開いて、「見ますか?」と声をかけられたわけでね。このひと声あればこそでしてね。

 そういう意味では「渋谷天外」さんとの遭遇も鈴木和宏先生のおかげ。


どうすれば「利益」「資金」を残せるか、マーケと税務の立場から実際の指導例で描かれてますからわかりやすいのよ。

 鈴木先生と渋谷天外師匠の「ご縁」は大学時代だそうです。席が前後してたらしいんですね。たしかに50音順だとそうなりますわな。

 鈴木先生は大阪原原のメンバーでしてね。税理士界のブルース・ウィルス言われてまんねん。とことん面倒を見る先生ですし、毎週、税務対策のセミナーとか勉強会をしてはりまっせ。浪花の人情税理士ゆうてね。
 この鈴木先生を引きずり込むつうか、紹介してくれたのが大阪原原のHさん。彼とは星回りが一緒。270万人に1人くらいの確率らしいです。ま、原原に10人くらい入会させてますからね。なにかしらご縁があるんでしょうな。

 さて、渋谷天外師匠は藤山寛美逝去後の「新生松竹新喜劇」の代表・座長としてご活躍中です。92年に3代目渋谷天外襲名。その前には在京テレビ局中心にあちこちのドラマ等々に出演されてましたな。

 最近だと2日から始まった「神野美伽特別公演 松竹新喜劇参加公演」でしょうね。1部は喜劇、2部は歌謡ショーつう構成です。



 神野さんゆうたら、いまや演歌の女王でしょ。7月22日に日経新聞元社長が郷土長崎県の集まりに呼んでくれましてね。そのイベントでメインのショーが彼女でした。ほかにも有名なシャンソン歌手、ソプラノ歌手、演歌歌手などが出演されてましたけど、群を抜いてましたよ。
 この時、彼女が披露した「酔歌」に痺れました。吉幾三さんの作品ですけど、「ソーラン節」を加味するのが彼女のオリジナル。哀しい曲なのに盛り上がるんですよ。もち、ケータイにダウンロードしてます。

 そうそう、単館スタートから全国展開している『この世界の片隅に』に渋谷天外師匠は特別出演されてます。ひと声だけなのでほとんど「ウォーリーを探せ」状態ですけど、見つけてみようと思います。


東京では新橋演舞場で「二月喜劇名作公演」。中村梅雀さん、波野久里子さん、市川春猿さん、山村紅葉さんのほか、ヅカの大和悠河さんも出演。これは行かなくちゃ。。。

 松竹新喜劇つうと、先代先々代の渋谷天外、寛美もそうですけど、きら星のように名優がしのぎを削ってましたよね。
 とくに私が好きだったのは、ほかにミヤコ蝶々、石井均(西川きよしさんの師匠)、曽我廼家明蝶・・・。
 明蝶はテレビドラマ「姿三四郎(50年前放送)」の住職役をいまでもよっく覚えてます。柔術の達人なのよ。で、強くて思い上がってた三四郎を池の中に投げ飛ばして、「鉄壁の不動心」と諭すわけ。まあ木鶏の境地ですわな。
 前回、原原講義で「鉄壁の不動心」つうパワポが1枚あったと思うけど、実はこのセリフなんだよね。

 あと、なんといっても浪花千栄子。古い人にはオロナイン軟膏(大塚製薬)のCMに出てた人ゆうたらわかるかな(わからんかー)。

 で、やっぱ『悪名』の女大親分(実在の女傑・麻生イト)ですな。
 「約束にそむいたらタダおかないよ。私はねシルクハットのとうちゃんとはちょっとばかりわけが違う。子分も2000人からいるんだからね」
 ところが、 女郎を足抜けさせて、八尾の朝吉(勝新太郎)は仕置きを覚悟で戻ってくるわけ。

 「このバカが。なんで戻ってきた。バカ正直もええ加減にさらせ!」
 何度もステッキを打ち下ろすんだよね。 
 「わいのど根性が強いか、それともあんたのど根性が強いか、ど根性比べじゃ」
 音を上げない朝吉に女親分も打ち疲れましてね。
 「わし、おまえに敗けた。いまにええ男になるやろう。うん、名も売れる男になるで。起きられたらな、このステッキにすがって帰れ」
 砂浜に残された朝吉がつぶやくのよ。
 「わいが死んでも、わいのど根性は死なへんわい! 名が売れる? 何ぬかしてんねん。そんなもんどうせ悪名やないけ。あほんだら!」

 因島の女大親分に一目置かれ、朝吉は任侠界で男を売ります。ご存じ今東光原作。女親分役なのよね。

 それと高田次郎さんですなあ。御年85歳? いやあ若い。この役者さん、大好きでんねん。むかし、白雪劇場つうのがありましてね。酒造の白雪ですわな。で、フジ・関テレがつくってたのが「船場」「どしょっぽね」「どてらい男(やつ)」とかね。
♪おとこあるけばぁぁ つきめにあ〜たるぅぅ ぼやぼやするなよぉぉ♪
 で、この高田次郎さんがいつも意地悪な番頭役。それはもう憎々しげな演技をするわけですよ。名バイプレーヤーですわな。立命館出身のインテリ役者ですな。

 稀代の名優は、ただいま藤山寛美の孫(藤山扇治さん)を仕込んでるらしいっす。新橋演舞場「朗らかな嘘」で主演。場内を爆笑させた喜劇俳優ですわな。藤山直美さんの子供かいな、と思いきや、伯母さんらしいっす。祖父にも伯母さんにもよー似てはりまっせ。

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2016年11月18日 (金)

本田の物真似で人気のじゅんいちダビッドソンさんのライブに行こう。。。

 じゅんいちダビッドソンさん。単独ライブやるらしいっすよ。本田ネタを超えた新ネタ披露だとか。期待してまっせーー。。。


ゲスト:井上マーほか。一部と二部は少しだけ内容変えるそうっす。

 終演後、グッズ購入者にサイン&2ショット会。ローチケで発売してます。Lコード:31811ですからLoppiで買えばいいわけね。
 
 テレビとラジオでも活躍してます。最近、ちらちらとキー局でお見かけしますが、こういうライブを大切にしないとね。やっぱ芸人はライブ感覚がいちばん。

 本田圭佑選手が実質オーナーをつとめる、オーストリアのサッカークラブsvhornのスペシャルサポーターだとか。仕事してまんなあ。「ご招待します!」な〜んてメール頂戴しましたけど、買わないとダメ。期待すればするほどね。


 さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「沈黙の宗教 儒教 前編」(加地伸行著・1,296円・筑摩書房)です。

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2016年10月27日 (木)

北翔海莉さん引退公演(宝塚星組トップスター)は最高ですよ!

 いよいよ東京でも始まってます。北翔海莉さんのラスト公演ですね。

 「10年に1度」と言われる柚希礼音さん(08年ブロードウェイミュージカル「スカーレット・ピンパーネル」、10年フレンチミュージカル「ロミオとジュリエット」など)の後を襲って専科から抜擢されたのが北翔さん。みごとにその重責を果たされたと思います。
 次期トップスターは生え抜きの紅ゆずるさん。大阪の酒屋さんの娘さん。

 いずれトップスターにはなると思ってましたが、あまりにもカリスマ性のあった礼音さんの直後では潰れていたでしょうね。さすがに考えてますなあ、宝塚は。間になんでも努力で解決しちゃうタフな北翔さんをキャスティングしたわけでね。使命を十分以上に果たされたと思います。


あなたはえらい!

 ラストの出し物は桐野利秋でしょ。「人斬り半次郎」ですよ。映画では緒方拳さんが演じたのが記憶に残ってます。

 幕末動乱期に薩摩藩の郷士として生まれ、その後、維新の立役者の1人となった人物で、地元では、いまなお、西郷さんと桐野利秋の人気がバツグンです。

 西郷さんを担いで西南戦争に突入するわけですけどね。

 この戦争が最後の内乱となります。そして狡猾な英仏の野望を打ち砕いて日本統一=本当の維新へと導いたわけでね。維新前の旧体制と旧秩序をすべて雲散霧消させるための戦争だったのかもしれません。

 徳川幕府最大の功労者が慶喜だったように、維新の最大の功労者は大西郷であり桐野だったのかもしれません。

 滅びの美学、破滅の論理。こういうテーマがラスト公演にふさわしいかどうかわかりませんが、清く、正しく、美しく、という宝塚精神には合致してるわけで。北翔さんの凛々しさを引き出すには格好のテーマ、人物像だったのかもしれませんね。

 20日までの公演。さすがに貸し切りが多いそうでチケはなかなかとれないでしょうけどね。薩摩弁丸出しのヅカも趣がありまんなあ。


 さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「通貨の日本史 無文銀銭、富本銭から電子マネーまで」(高木久史著・中央公論新社・907円)です。

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2016年09月25日 (日)

宝塚宙組「エリザベート 愛と死の輪舞」

 「戦争という殺し合いは他家に任せ、わがハプスブルグ家は結婚で領土をかちとるんだ」

 700年間、政略結婚で世界を征してきたのがオーストリア・ハンガリー帝国ですわな。

 第一次世界大戦を引き起こした「サラエボ事件」にしても、この帝国の次期皇位継承者フランツ・フェルディナンド夫妻の暗殺から始まったわけでね。

 暗殺はつき物なのよ、この帝国は。。。

 さて、このミュージカル。主役はエリザベートではありません。黄泉の帝王トートなの。だって宝塚なんだもん。

 時代はハプスブルク家末期。ま、大戦で消えちゃいますが。。。

 煉獄ではいまだに100年前の殺人事件で裁判やってます。被告はルキーニ。罪名は皇后エリザベート殺害。

 「望まれて殺ったんだ。エリザベートはトートと恋仲だった」

 証明のためにハプスブルク家の霊魂が呼び寄せられます。

 1853年、バイエルン王国のおてんば娘は綱渡りに失敗して意識不明。臨死体験で冥界に迷い込んだエリザベートにトートは一目惚れしてしまいます。

 「生命を返してやろう」

 以来、トートはエリザベートを追いかける「愛と死のロンド」。

 ところが、姉と結ばれるはずだった皇帝と結婚。エリザベートは皇后になってしまうわけ。つっても、宮廷は皇太后にすべて仕切られていて、子供たちもとられてしまう。

 子供の頃から「自由」を生き甲斐としてきただけに、息もできない窮屈な世界で精神的に追いつめられてしまうけど、トートに唆されても「死」に逃げることだけはしなかった。

 絶世の美貌に気づくと、彼女はそれを武器に世界を動かしていきますが、女の権力争いは熾烈ですな。美女には美女を・・・皇太后は美女を山ほど侍らして皇帝との仲を裂こうとします。

 権力争いに勝ち、子供を取り戻したものの、顧みる時間なんてありえず、結果、孤独に苛まれた皇太子は革命に荷担。事件は隠蔽されたものの王位継承権を失ってしまいピストル自殺。

 宮廷生活にすっかり関心を失ってしまったエリザベート。

 「死にたい」
 「まだ俺を愛していない」

 黒服をまとったエリザベートは彷徨い続けるなか、レマン湖で暴漢に襲われます。いったん振り切ったものの、トートの叫びを聞くや、自ら刃物に向かっていきます。

 エリザベートはトートの愛を信じて空に舞う、ラストは愛と死のロンド。やっぱりタカラヅカ。


92年ウィーン初演以来、各国で上演。96年、雪組(一路真輝さんのサヨナラ公演!)。

 宝塚では・・・星組(96年・男役トップ麻路さきさん)、宙組(98年・姿月あさとさん)、花組(02年・春野寿美礼さん)、月組(05年・彩輝直さん)、雪組(07年・水夏希さん)、月組(09年・瀬奈じゅんさん)、花組(14年・明日海りおさん)・・・ただいま、宙組(朝夏まなとさん)で再演中でございまして。。。

 これまた、さすがタカラヅカつう舞台ですわな。

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プロフィール

中島孝志(なかじまたかし)
 東京生まれ。早大政経学部政治学科、南カルフォルニア大学大学院修了。PHP研究所、東洋経済新報社を経て独立。経営コンサルタント、経済評論家、ジャーナリスト、作家 (ペンネームは別) 、出版プロデューサー、大学・ビジネススクール講師等ビンボー暇無し。「キーマンネットワーク定例会」(33年の老舗)のほか、
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 講演・セミナーは銀行、メーカー、外資系企業等で大人気。全国紙をはじめ専門誌、永田町メディア、金融経済有料サイト、大手企業広報誌から宗教団体機関誌などの連載を20年以上続ける。
 著訳書は330冊。ほかに電子書籍100冊。大臣や経済団体トップなど政財界をはじめとした要人プロデュースは延べ500人超。読書は年間3000冊ペース。落語と宝塚歌劇、大衆演劇、そしてシャンソンの熱烈なファン。
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