カテゴリー:「鬼の般若」の経営道場

2006年12月07日 (木)

いよいよラス前!「目標と結果の法則」とはなにか?

 「般若先生、いつも楽しく拝見しています。さて、だれよりも懸命にやっているのに結果が思わしくありません。軽くやって成果を出す要領のいい人も少なくありません。こんなに努力してるのに悔しいです。なにか解決策はありませんでしょうか?」(小さなお店の経営者・33歳・男性)

 長らくご愛顧いただいた「鬼の般若の経営道場」ですが、今回、次回の2回で完結することとなりました。あなた様には衷心より感謝申し上げる次第でございます。
 本来であれば、直接、ご尊顔を拝して御礼申し上げるところではございますが、ブログにてのご挨拶にて失礼させていただきます。ご寛恕くださいますよう・・・。

 では、今週もズバッといきましょう!

◇目標に対するプロセスと結果の法則関連◇
 希望・願望・野望という目標を達成するためには、日頃から創意工夫を心掛けているかと思いますが、その目標に対するプロセス(計画と実行)がどのように結果と結びついているのか?
 具体的な関連図に落とし込んでみました。

 「そんなこと、わかってるよ!!」という前に、もう一度掌握してくださいよ。

 まずは、「ホウレンソウ−−報告・連絡・相談」という基本が大事ですが、これって順番もたいへん重要なんです。
 いきなり「報告」はありえません。まずは「相談」からのはじまりになりますね。
 ホウレンソウという語路合わせがよいので、報告がはじめになりますが、実際は報告ではなく相談からです。そして、その相談からまとめて「願望?」「目標」に対して「計画を立案すること」になるわけです。
 PDCAサイクルの【P】にあたります。

 次が、その計画に沿ってプロセスを実行するのです。これが【D】になります。
 ここでいったんチェックを入れて、計画とプロセスの実行度合の確認をします。

 現在のマネジメント環境では、最初の計画がその通りに実行できるということはまれですね。何かしらアクシデントやトラブルが発生することが日常茶飯ですから。これが【C】というチェックになります。
 チェックをしたら、その分析に基づいて計画を再度練ります。追加施策や新計画を導入することですね。これが【A】という再計画の実行です。

 これらPDCAサイクルを廻しながら、目標達成に向かって実行していくことで、その瞬間(目標に対する結果)があるのです。

 ここで重要なことは、結果、即、終了ではなく、結果が出てからが大事なんです。結果の良し悪しで判断するのではなく、必ずや「分析」「反省」というプロセスをデータ化し、その理由を解明すること。こうすることで、「目標と結果の法則」が鮮明になってくるのです。
 なぜならば、『結果は目標に対するプロセス(計画と実行)の実施次第』という法則があるからです。
 結果オーライはありません。「一生懸命にやったのに結果が×」ということもありえません。トップレベルのマネジメントを遂行している社長さんが新入社員の泣き言のようなことは言わないで下さいね。

 明治・大正・昭和の哲人「中村天風」が言っております。
 『蒔いた種のように花が咲く』・・・蒔いた種=プロセス(計画と実行)であり、花が咲く=結果と考えればわかりやすいですよね。社長の希望・願望・そして野望という花を咲かせたいのであるならば、その花になる種を蒔くようにしましょう。

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中島孝志(なかじまたかし)
 東京生まれ。早大政経学部政治学科、南カルフォルニア大学大学院修了。PHP研究所、東洋経済新報社を経て独立。経営コンサルタント、経済評論家、ジャーナリスト、作家 (ペンネームは別) 、出版プロデューサー、大学・ビジネススクール講師等ビンボー暇無し。「キーマンネットワーク定例会」(33年の老舗)のほか、
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