2011年10月24日横浜の名店「野毛おでん」

カテゴリー中島孝志のB級グルメ探検隊」

 「B級グルメ」とは「格安の値段で超一級の味を提供する料理、すなわち、お買い得、お食べ得の料理」という意味です。高くて美味いのは当たり前。安くても、「こんなに美味いの? こんな値段で食べちゃっていいの?」と腰を抜かしてしまう店。それを紹介するのが本ブログの使命です(ちょっとオーバーか)。

 「通勤快読」で紹介したのは磯村屋。「きたな美味い店」で焼きそばが絶賛されたけど、隠し味はおでんのジャガイモだ、とその秘密を披露してしまいました。
 同時に、まったく番組では触れられてなかったけど、おでんもいいよ、とお話ししました。

 先日、昼時に伊勢佐木町の有隣堂本店。おなか減いたなあ。登良屋で天ぷらでも食べようか。そのときまでは完全にこの店で樽つもりだったのよ。
 自然と通り過ぎて1軒先のここを覗くと。。。

「天ぷらあんじゃん、あれれ、おでんだ」

 当たり前だよ、おでん屋だもの。久しぶりだなあ。実は20年くらい来てない。なぜなら、おでんを食べるときは半蔵門は毘沙門さんのあの店と決めてるから。

 ランチでおでん、いいよなあ。

「ビールとおでんだけっつうのは?」
「ないよ。昼は定食になってるから」
「そしたらおでん定食と刺身定食と天ぷら定食」

 連れが2人いたからね。すべてにおでんがついてるの。おでん定食には小鉢に刺身がちょいと。

 私は天ぷら定食。おでんでビールをくいくいくい。サイコーでっせ。


おでん定食(700円)

刺身定食(800円)
 
天ぷら定食(800円)

こんな店です。
 
 この質とボリュームでこの値段。きわめてリーズナブル。隣で天ぷら食べたら1200円はしてるもん。

 やっぱおでんでご飯食べるとそうなるか。たっぷり味のしみた豆腐をご飯にのっけてむしゃむしゃ食べる。これがいちばん美味い。そっちにすればよかったなあ。。。

 さすが横浜の名店。昔から子供は入れない店。いまもそう。懐かしいなあ、古いなあ、店も人も歴史を感じさせるわな、ここは。

・店名:野毛おでん。
・価格:定食は700円〜。
・場所:伊勢佐木町。モール入り口すぐ右。駅から徒歩2分かな。


 さて「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『TPP亡国論(前半)』(中野剛志著・集英社)です。詳細はこちらからどうぞ。