カテゴリー:日本一の原油アナリスト藤澤治がズバリ直言する!「原油・シェールガス・資源の近い未来」

2013年05月09日 (木)

石油時代の終わりの始まり?

 こんにちは。藤澤治です。1週間のご無沙汰です。

 ここ最近、話題になっているのは、原油生産というよりむしろ石油需要のほうでしょうね。
 世界のトレンドは先進国は減少傾向で、新興国とか発展途上国は増加傾向にあります。前回ご紹介したBP統計でも、00年以後の需要を見ると。。。

 たしかに伸びています。00〜11年までは平均年率1.4%増です。

 より詳細に見ると、先進国=OECDの合計需要は05年をピークに平均年率0.5%減です。発展途上国を含む非OECD諸国の需要は平均年率3.6%増なのです。

 アメリカ、ヨーロッパ、そして日本は減少しているのです。

 08年7月にはWTIの価格が史上最高値をつけました。日本の11年の石油需要は09年より増加しています。東日本大震災で原発が停止。発電用が急増したからです。

 OECD諸国の減退は、第1次、第2次オイルショックを経て、原油価格が高騰し、乱高下も激しく、とくに産業用の消費が石炭とか天然ガス、原子力などに換わって喰われたためです。

 発電用には原子力、天然ガスが多く利用されてきました。
 石炭需要は00年の24億石油換算トンから11年には37億2400万石油換算トンに平均年率4.1%増。天然ガスも00年の24兆1200億立方米から11年には32兆2300億立方米へと平均年率2.7%増です。

 08年の原油価格が顕著です。7月にはWTIが1バレル147ドルを記録。この高値で石油の信頼感が失われ、OECDの石油消費量は09年に前年比日量200万バレル減と大幅に落ち込んだのです。

 先進諸国では、地球温暖化対策で二酸化炭素排出減に努力したのも一因です。二酸化炭素排出が多い石炭が増加しましたが、これは排出規制を受けない非OECDの需要が急増したためです。とりわけ中国の増加が顕著でした。

「石油離れを決定づけたのは08年の原油価格急騰&急落です」

 先進国の石油離れ、非OECD諸国の需要増は今後も続くのでしょうか? イエスです。非OECD諸国は量的に14年にはOECD諸国を追い抜くかもしれません。先進国では減少が続きます。

「石油時代の終わりの始まり」です。


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中島孝志(なかじまたかし)
 東京生まれ。早大政経学部政治学科、南カルフォルニア大学大学院修了。PHP研究所、東洋経済新報社を経て独立。経営コンサルタント、経済評論家、ジャーナリスト、作家 (ペンネームは別) 、出版プロデューサー、大学・ビジネススクール講師等ビンボー暇無し。「キーマンネットワーク定例会」(33年の老舗)のほか、
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