カテゴリー:笑うリーマン塾

2004年09月27日 (月)

「プロ野球問題」について考えよう



















































































































































プロ野球の歴史はじまって以来のストがありましたね。これからもストがあるんでしょうか。

渡辺オーナーは辞任しちゃうし、古田敦也選手会代表は泣いちゃうし、来年は一応、2リーグ制の継続だとか、これで一件落着?

一件落着じゃなくて、これから一波乱、二波乱あると思うよ。でも、それでいいの。

どうしてですか? 波瀾万丈じゃ、選手は不安じゃないですか?

私が総合プロデューサーなら喜ぶな。だって、この一連の騒動のおかげでプロ野球の話題が尽きないでしょ。スト中止になった翌日の「横浜−阪神戦」は超満員。翌日も8割は入ってた。私、見に行ってたからね。つまり、「ストがあるかないか」で大騒ぎになったことがいい宣伝効果になったわけ。吉野家の牛丼販売中止カウントダウンの時と構図は同じ。

どういう意味ですか? 牛が食べられたくないって、ストやったんですか?

そういう「笑点レベル」のジョークはやめなさい!

「現品限りで販売中止!」とマスコミが騒ぎ出した瞬間から、売上が急激に上がったのよ。露出度が増えれば、いくらでもブームは作れるってわけ。「あっ、野球か? そういえば、最近、行ってないな」と目ざめた客が多かった。休火山が活火山になった。いわゆる、「プロ野球の浅間山現象」ってこと。

じゃ、そのうち噴火するんだ。

噴火するかどうかわからないけど。選手会とオーナー側の対立点は単純でしょ。ファンがどうのこうのと、双方ともに大義名分はあるけど、選手会は「雇用確保」。オーナー側は「経営改善」。これしかない。縮小均衡で業界が伸びるわけがない。銀行がどんどん合併した理由は、不良債権が多すぎて単独では経営ができないから。それと、海外の巨大銀行と戦っていくには中途半端に数が多すぎた。メジャーと戦うつもりなら、オールスター軍団を一つ作っちゃえばいい。選手側の話では、雇用確保っていったって、プロ野球なんだからね。二流選手が一軍に上がっちゃいけないよ。いずれにしても、日本球界はもうダメかもね。

どうしてですか?

ひと言で言えば、スター不在。選手自体、日本球界よりもメジャー志向。一流になればなるほど、メジャーを目指す。ということは、いま、日本にいる選手は一流半から二流ってことか。観客も薄々感じてるから見ない、行かない、(新聞も)読まない。結果として球場はがらがら。いま、横浜スタジアムなら、巨人戦でも試合開始寸前に行っても、チケット、簡単に買えるもの。野球チームが儲ける源泉はこの事業収入でしょ。じり貧になるよ、これじゃ。

構造的にじり貧なんだ。

オーナーはじり貧を怖れて合併を目論んだわけだけど、一挙にドカ貧。基本的に選手層が薄いという少子化も影響してます、年金問題と抱えてる構造は同じです。プロ野球というシステム全体が話題性、革新性を持たなければ愛想を尽かされちゃう。「古い体質」的なものをすべて払拭しないといけません。

全体的にレベルダウンしちゃうかもしれないけど、新チームなんか、どんどん認めちゃえばいいんだよ。で、どうすればいいの?


「冬ソナ現象」を応用しましょう。いまの韓国語ブームは、韓国語学校の経営努力でも、韓国大使館の努力でもありません。ひとえに「冬ソナ」のおかげです。テニス流行のかげに「エースを狙え」、野球ブームのかげに「巨人の星」

ということは、もう一度、「巨人の星」を復刊しろってことですか?
そういうこと。けど、二番煎じはダメだから、今度は「阪神の星」。花形満が主役で、彼の自動車会社が倒産してどん底からはい上がってくる・・・ってどう?

真面目に聞いて損しました。そういういい加減なこと考える暇があるなら、ちゃんと更新してくださいね!

















































ストライキ 選手会は1985年に、東京地方労働委員会から労働組合として承認されている。労働組合法は労働者を、「職業の種類を問わず、賃金、給料に準ずる収入で生活する者」と定義している。2球団統合は、雇用機会、労働条件に影響するため、団体交渉事項であることは間違いない。
吉野家 アメリカの狂牛病を原因とした輸入禁止は、牛丼をメインとする同社の経営を直撃。松屋、神戸らんぷ亭などが牛丼を販売するのに対して、同社は「牛鉄鍋膳」を開発。吉野家ファンとしては健闘を祈るばかり。他社には行かないで、いつまでも待ってますからね。
笑点 日本テレビを代表する番組。1966年放送開始。元々は立川談志師匠が企画したが、喧嘩別れで、前田武彦、三波伸介、そして円楽師匠などが司会を歴任。一貫して登場しているのは桂歌丸師匠だけ。
浅間山 日本でも有数な活火山。天明3年(1783年)の大噴火で、現、群馬県吾妻郡嬬恋村大字鎌原(かんばら)地区を村落、住民ともども火砕流によって埋没させた。浅間山麓は島崎藤村、堀辰雄など、小説家、芸術家が集まる地域で、とくに軽井沢では詩的集団、建築家、画家、彫刻家がたくさんの文化と作品を残している。美術館、文学館、歴史的建築物が多くある。
巨人の星 「少年マガジン」に連載された梶原一騎原作の大ヒット作品。主人公星飛遊馬の目がいつも炎で燃えているのが印象的。ライバルに名門自動車メーカーの御曹司花形満、トラックメーカーの伴宙太、熊本出身の左門豊作など、多数。

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中島孝志(なかじまたかし)
 東京生まれ。早大政経学部政治学科、南カルフォルニア大学大学院修了。PHP研究所、東洋経済新報社を経て独立。経営コンサルタント、経済評論家、ジャーナリスト、作家 (ペンネームは別) 、出版プロデューサー、大学・ビジネススクール講師等ビンボー暇無し。「キーマンネットワーク定例会」(33年の老舗)のほか、
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