2016年05月12日因縁社会のとどのつまり。。。

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 「おいおいおい、いま、肩あたったぜ。誠意を見せてくれよ」
 「誠意ってマネーのことですか?」
 「金じゃねえよ。誠意だよ」
 「じゃ。ごめんなさい」
 「ごめんで済むなら警察いらねえよ」
 「では、どうすれば?」
 「それはあんたが考えな」
 「めんどくさいなあ。1万円でどう?」
 「誠意だよ、誠意」
 「いらないの?」
 「べつにもらってやってもいいけど」
 「やっぱマネーなんだ」

 こんなこと、いまできません。警察に通報すれば即、逮捕されてしまいます。
 「金なんか要求してねえぞ」
 「詳しいことは署で伺いますから」

 おい、こら、われ、レイコーけちって客から長年搾取しとったらしいの〜。そら、あかんわ。懲罰的裁判にしたるど、われ・・・トンデモ客がスタバを訴えました。トンデモ客つうのはまともな日本人が多いからでね。アメリカではこんなん日常です。

 先日いとこからメール。

 「散歩してたら愛犬が走り出してリードが長くなった。で、前を歩いてたおばさん、そのリードをまたぎもせず、よけもせず、そのまま歩いて蹴躓いてケガしゃった。で、飼い主を訴えて、結果、7万ドルせしめた、という報道があったよ」
 「驚いたのはデパート。目の前で起きたのよ。小金持ちそうなおばさんが、その口紅貸して頂戴って店員に言うの。バカな店員で、ティッシュで拭き取りもせずそのまま渡しちゃった。おばさん激怒。なんてったと思う?
 『あんたのこと訴えられるのよ』
 すると店員も負けてないの。
 『どうぞ。私、お金ないから1ドルもとれませんよ』だって。つくづくアメリカらしくて笑えるわ」

 実は、訴えてるトンデモ客に共通するのは貧困層ではなく、小金持ち層だということ。きっとこういう訴訟で喰ってる連中なんだろな。

 裏にいるのは、そう、喰えない弁護士たち。ガリガリ君にとって、訴訟ネタはボナンザですからね。目の色変わるわな。

 インバウンドで中国人の爆買いばかり注目しとるけど、2020年には、TPPとインバウンドで、こんなトンデモ客が喰えないヤンキー弁護士とコンビで日本で荒稼ぎすんじゃね?

 日本人ならいくらでもとれるぞ〜〜。こいつら甘いぞ〜〜。

 戦前戦後、いやいやいまもなお、「和をもって尊しとなす」とする日本人と日本企業は脇が甘いからね。「naive」と「fool」は同意語だわな。

 金の亡者はやりたい放題でしょ。

 米国トヨタはとことんたかられたカリフォルニア州から本社所在地をテキサス州に移転したでしょ。こうでもしないと気づかないのよ、レベルの低い連中は。

 北ニケンクヮヤソショウガアレバ
 ツマラナイカラヤメロトイヒ・・・最近。ヤンキーも日本の真似して和解や調停が増えてますけどね〜〜。


 さて今日のメルマガでご紹介する本は「政府は必ず嘘をつく 増補版 前編」(堤未果著・KADOKAWA・864円)です。