2016年05月28日原油20ドル、株価2万円回復の根拠。。。その1

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 忘れない中に・・・。またまたアマゾンKindleがキャンペーンして頂きました。さっそくベスト50にランクインです。
 これ、紙本は韓国で25万部売れちゃって販売ランキング年間4位になった本なんすよ。で、続編を日本と韓国で同時発売したら空〜〜振り。。。トホホでした。



 オバマの広島演説で今日は持ちきりでしょう。舛添さんも一休止。アメリカではだれも聞いてくれないけど、日本人なら聞いてくれる、と確信していたでしょうね。

 今日は新潟原原ですが、「まくら」の「まくら」として、オバマについて少しお話しましょう。そして、アメリカの宗教の現在についても少し。

 オバマが熱心に通うトリニティ教会は、まあ、過激と言ってもいいかな。つうか、言論の自由。権力に屈しない組織です。
 ジェレミア・ライト牧師など、同時多発テロ直後の説教で、「アメリカはNYと国防総省の犠牲者をはるかに超える数十万人の人々を広島と長崎で殺している。これはしっぺ返しだ。アメリカによってもたらされたテロだ」と語っていました。

 オバマの心にはどこかこういう感覚の片鱗が残っている、と思いますよ。オバマにとって、ライト牧師は特別の存在。キリストに導いてくれた恩人、結婚式の司祭、そして娘さん二人に洗礼を授けてくれた人ですからね。

 今回の広島訪問はけっして突然のことではなく、09年にもらったノーベル賞つながりでもなく、若い頃からずっと抱き続けていたことだと思うよ。だから、日本人が共感したんだと思うね。もち、ライト牧師の影響がないわけがありません。

 クリスチャンが多いはずのアメリカでは、オバマの演説はウケません。理由は・・・数日前にブログに書きました。クリスチャンでもあると同時に、根っこの部分ではやっぱジョン・ウェイン(=西部劇)なのよ。ヤンキーも、日本人ともっとつきあえば少しはまともになると思うけどね。


 さあて、「ピーピーぴよこちゃん倶楽部」のメンバーからご質問がありました。ちゃちゃっと回答したかったんですけど、あれやこれや報告せなあかんことが多すぎましてね。
 宇佐八幡・奥の院、南蔵院参拝のレポもしてませんしぃ、博多原原での講義レポ、金沢講演・北国新聞社温井社長さん(キム兄アテンド・私の先輩でもあります)との歓談等々、なにも報告できてません。

 てなわけで、遅れてしまいました。さて・・・。

 結論。どちらも「超ドル高」「ドル一人勝ち」になるから。。。

 これでいいっすか? ダメだよね。では、メンバーから叱られない程度に、つまり、詳細に説明することのないように、けど、たぶん、あまりご存じないお話を2日間、気分が乗れば3日間にわたってお話したいと思います。


後半戦の予測ね。

 いま、メディアを見ますとね、麻生さんとルー財務長官が何回もやりあってますよね。もち、これ、お互いにわかっててやってることですから。
 「対立しとるんとちゃうの?」な〜んて、メディアが伝えてるトーンで真剣に考えたらあかんで〜。予定調和ならぬ予定対立ですわな。早い話が「やらせ」・・・。

 アメリカ(つまりルー財務長官)が、「われ、市場介入はあかんど。しばき倒したるど〜」と脅かしてるのは日本だけではありません。ドイツ=ユーロ、人民元等々もそう。
 G20でも同じことを言ってましたよね。「言ってました」つうのは、2月26〜27日に北京で開催されたG20つうこと。今回のG7そして「麻生さんとやり合ったこと」は同じ内容なのよ。つまり、○○の一つ覚えを繰り返してるわけ。

 で、ポイントは2つ。

1「アメリカが他通貨の市場介入=自国通貨安=ドル高は困りまんねん」という態度はまったくの嘘っぱち。本音は「ドル高、命」でおま。
2「市場介入」はあかん、けど、「量的緩和」はええねん。

 ですから、麻生さんつうか安倍さんつうか、黒田さんは量的緩和を続けます。その幅は「予測」つうか「予言」に書いた通り。

 で、ちょっと雑談。



 利上げするんかい? しないんかい?(中山きんにくん風に) どっちやねん。だって、記者会見の内容が2通りに報道されとるんよ。
 口頭で回答したのは「利上げしとうでもできひんねん」、で、議事録を「第三者の厳しい目で精査する」と、「利上げのタイミング近し」。で、NY連銀総裁がわざわざ「6月がええんとちゃう」とメディアに書かせてるわけ。

 わかります? 無知なヤンキー相手には「利上げできひんねん」。で、メインストリートのインテリとウォール街のガリガリ亡者には「6月、利上げしまっせ〜」と伝えてるわけね。



 「今年は大統領選挙がある!」つうことを忘れたらあかん。
 上り龍トランプにしても落ち目のヒラリーにしても、日本と中国の違いがわからんUAWの労働者だろうと、ガリガリ君だろうと、1票は1票。のどから手が出るほど欲しい〜。

 「GMが売れんのは円安のせいやで〜。ジャップにはっきりいわなあかんやろ! おまえ、票が欲しないんか?」

 輸出企業の有権者相手へのポジショントーク、と理解せなあかんわけでね。


ちょっと前までは「お望みのドル安」だったのよ。

 いま(5月27日現在)、全通貨に対してドル高です。だれがしたん? FRBですよね。「利上げするかもよ」つうアドバルーンを打ち上げたんはFRBですもんね。

 FRBとはなにか?

 原原で「中央銀行の歴史」を「まくら」で話してたらそのまま2時間過ぎちゃったことがありましたけど、FRBとは「通貨発行ギャングスター」であり「為替ギャングスター」であり「金価格操作ギャングスター」なのよね。

 もしブログがまたまたクローズすることがあったら、都合の悪い人たちから「物言い」がついたとご判断ください。

 ビットコインがもしもしもしメインストリートを乗っ取ったら中央銀行なんて不要になるかもよ。ま、ユダヤ金融資本は認めんでしょう。ビットコインを潰すか、乗っ取りにかかるか、どちらかでしょうね。日本政府は規制する、つう方向ですけど、ビットコインつうマーケットは規制なんかできませんよ。バッカじゃなかろか。

 ギャングスターがなにをしてきたか、なにをしているか、なにをしようとしているか、原原メンバーには常識。ま、だれもがご存じだと思いますけど。

 アメリカが独立以前から何度も英国と戦争を繰り返し、大統領が何人も暗殺され、未遂だけど何度も暗殺されそうになったアンドルー・ジャクソンつう偉大な大統領は、英国ユダヤ金融資本から中央銀行設立を強要されたけど、ガンとしてはねつけ、自国で(つまり日本銀行と同じように)通貨を発行し続けました。

 この踏ん張りが崩壊しちゃうのは第一次大戦直前。大統領はイエスマン。なんつったかなあ。ゴルフクラブと炭酸水みたいな名前。ウッドウッドウッド・・・スズキ? ウイルウィルウィル・・・スミス。んなわけない。
 国連を提案した男。国連たって肝心のアメリカは加盟しなかったわけでね。クリスマスイブイブで上下院議員が地元に戻ってる日を狙って、中央銀行設立法を可決成立させた詐欺師です。



 アメリカ政府の本音=金欲しい、金欲しい、金欲しい。

 財政赤字どれくらい積み上がってるか知ってまっか? 世界中のデリバティブ残高のちょうど1割。タックスヘイブン・マネー全額と同額。「パナマ文書」をばらまかせたくもなりますわな〜。

 次回は「パナマ文書」ばらまきの真実つうか真相つうか狙いを解説しまひょか? それとTPPは深い深い水面下でつながってるのよ。
 このひと言でピンと来た人は凄いっす。TPPの本質にあまりにも気づいていない人が多すぎるよね。
 メディア? 気づくもなにも、相変わらず、大本営発表垂れ流しですから、知らんでしょ。で、説明したら、絶句でしたよ。

 「もう話すな!」とメンバーから叱られそうです。だから、しないかも。原原で勉強してちょ。


 さてさて、告知です。書籍をどっさり処分します。年末に処分するのが遅れに遅れました。欲しい方がいたら差し上げます。ただし「着払い」ですからね。

 「通勤快読」で紹介した本もありますので、鉛筆でカギカッコしていたり付箋が付いたままだったり。それでもよければメールください。

 1万冊も送られたら困るでしょうから、一個口30冊くらいにしましょうか。つまり、1人30冊くらいね。「100冊くらいみつくろって」という要望もあり、です。どんな本が届くかわかりませんけど。

 中古本屋は付箋とか鉛筆チェックとか嫌がるのよね。捨てるよりはいいよね。