2017年01月03日正月の風景から消えたモノ。。。

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 正月というともっと賑やかだったと思うんですよね。まあ、子沢山のご家庭では戦争のような騒がしさかもしれんけど。

 お年玉をもらうこともないしぃ、いつからか、上げることもなくなりましたね。少子化なんでしょうな。親戚にチビがいない。結婚しないから子供もいない。

 ここ20年、葬式もないし披露宴もない。年寄りも死なない。超少子高齢社会。

 お年玉がないから消費が増えないわな。

 私なんかお年玉はいつの間にか消えてたもんなあ。だいたい食べ物。ラーメンとかコロッケとか。塾がはじまる1時間前にコロッケ10個くらい買って遊んでるわけ。みな欲しがりましてね。コロッケ仲間が増えて、結局、その塾ではクリスマスをコロッケパーティにしましたよ。子供の多い時代ですからパーティに150人は参加してましたよ。



 たまに公園とか通ると、チビがたくさん遊んでる風景がありますね。調べると、その地域は少子化じゃないの。高齢地域ではありますけどね。

 凧あげとかコマ回し、メンコ、羽子板なんてまーーったく見ませんなあ。メンコ好きなんで台東区のおもちゃ問屋街まで買いに行ったことあるけど、ないもんなあ。ほんの数種類だけ。

 まあ初詣があるだけでもよしとしますか。ご朱印ガールも激増してますしね。

 激増するものもあれば風景から消えていくものもあるわけでね。



 そういえば(4年前のデータだけど傾向は変わりません)、超少子高齢社会で、2040年代には年100万人超のペースで人口が減っていきます。2060年、人口は8674万人となるそうです。

 困る? ぜんぜん。受験戦争も就職難もなくなります。移民してもらう? ヨーロッパはそれで失敗したでしょ? AIとロボットがあります。大陸も半島も少子高齢社会で戦争したくてもできなくなりますよ。

 人口オーナスで人の価値が高くなりますからね。日本人はいずれ天然記念物か絶滅危惧種になりまっせ。。。


 さて、2017年お初の「通勤快読」でご紹介する本は「崑ちゃん ボクの昭和青春譜」(大村崑著・1,512円・文藝春秋)です。