2017年04月10日SINGIN’ IN THE RAIN♪

カテゴリー中島孝志の落語・演劇・タカラヅカ万歳!」

 ジーン・ケリーが雨の中で歌って踊るあの作品・・・『雨に唄えば』。思わずハミングした人も少なくないと思います。

 ハリウッド映画がサイレントからトーキーへと進化する1920年代。ブロードウェイを目指す作家と俳優たち、そして映画制作者たちの舞台裏をコミカルに描いた作品です。基本、コメディですから。



 2012年。ウエスト・エンドで大成功したオリジナルキャスト再演は日本だけらしいよ。あのアダム・クーパー(ロイヤルバレエで熊川哲也さんと一緒)が特別出演。3年ぶりかなあ。


舞台に雨を降らせます。水たまりで踊りますから飛沫が飛んで大変。

 アダム・グーパーほかの出演者も、踊りながらわざと客席に飛沫を飛ばしてますからね。前席は合羽着こんで見てます(係員が濡れないように大きなビニールカバー配ってくれますけど)。

 関係者からチケ頂いてたんですけど、〆切前。しかも前日ぴよこちゃんの準備で今日だと気づいたのは朝ですからね。どうしよっかなあ、行こうか行くまいか。でも、いまさらチケ上げるにしても間に合わないしなあ。

 で、このくそ忙しい中、行ってきましたよ。正解・・・。やっぱ正解。迷ったらやめるではなくやっちゃう。それで失敗することも多いんだけど。








向かって左側がアダム・クーパー。バンフでは天海祐希さんと対談してたなあ。

 アダム・クーパーつうと、マシュー・ボーンの『スワン・レイク』(「リトル・ダンサー」)で一大旋風を巻き起こしましたよね。10年前。映画のDVDも持ってるし、劇場ミュージカルならアマゾンビデオですぐ見られます。どちらもいいです。

 今年いよいよ日本でも上演かあ。『ビリー・エリオット リトル・ダンサー』(赤坂ACTシアター・梅田芸術劇場)ね。宝塚星組の元トップスター柚希礼音さんがウィルキンソン先生に扮します。タバコすぱすぱダンスの先生。才能を見抜いて反対する父親を説得し、とことん鍛え抜く先生だもんね。準主役ですよ。

 てわけで、5日間徹夜すればなんとかなるっしょ。光速回転されなくちゃ。24時間×3日=72時間かあ。頭の中ではもう過去完了なんだけどね。ほら、文字に変換して「見える化」しないと商売にならんのよ。1日1章ずつ書いて5日で脱稿した本が30万部売れたこともあったし。時間があればうまくいくつうわけでもないしね。大切なのは集中力。狂えばできます。やればできる。やらなきゃできない。とにかくなんとかする。それがプロ。。。ま、言い訳です。


 さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「瀬島龍三と宅見勝「てんのうはん」の守り人 後編」(鬼塚英昭著・1,944円・成甲書房)です。