2017年05月12日FBI長官コミー解任は電撃でも何でもありませんよ。。。

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 ただいま大阪原原から戻りまして。ホントは、これから始まるであろうトランプ配下のUSTRのごり押しについて、「角栄の知恵」を活かせ、つう話をするつもりでしたが、ニュースを見てたら、こらあかん、「通勤快読」を聴いてなければメディアに簡単に誘導洗脳されるわい、と思いましてね。

 差し替えます。

 大阪原原では「まくら」の「まくら」で少しお話しました。前日の名古屋原原では2次会で質問されました。。。

 あまりにも日米の報道がちがうのよ。どうやったらこういう報道をするんかさっぱりわかりまへん。頭の悪さつうより、根本的にベースになる知識つうかインテリジェンスがないのかも。

 さて、コミーにつきましては下記の本でも触れてましてね。で、この本、あまりにも売れ行きがいいんで電子書籍からPOD、そして単行本になります。もち投資家向けに書きましたから、トランプ経済と日本経済の近接未來、戦争はあるのかないのか、潰される北と棄てられる韓国。とことん絶望的な半島事情についても言及しとりまんねん。



 日本の報道だけ聴いてたら、コミーはバットマンかスパイダーマンと勘違いしちゃいますよ。この男、ひと言で言えば、コウモリ野郎です。

 去年7月、ヒラリーがやったことについて10くらいの容疑を読み上げまして、懲役15ー20年くらいは叩き込まれる、と言いながら、「私としては訴追の要なし、と判断する」と終結宣言。で、共和党からやいのやいの非難されたわけ。

 当たり前です。FBIですよ、どうして連邦捜査官に訴追するかどうかの権限があるわけ? しかも「訴追の要なし」って、それ、検察の仕事でしょ? FBIは捜査権だけでしょ? ちゃうの?



 つまり、職務逸脱そして職務怠慢ですよ。ヒラリーが当選したら飛ばされるからわが身可愛さで目をつぶったわけ。もち、ヒラリーの罪業に怒り心頭の捜査官たちは抗議の辞職をしたほど。FBI内部ではだれもこいつに挨拶すらしなくなりました。つうか、奥さんからも愛想をつかされる始末。

 で、投票日が近づくと(10月28日)、万が一トランプが大統領になったら大変だと、慌てて「再捜査」を宣言。ところがヒラリー側から脅迫されて、「やっぱなにもありませんでした」とブレブレ。

 民主党からも共和党からも呆れられ、FBI内部からもバカにされ、こんなヤツの下では仕事できない、つうことで、今回、司法長官、副長官が乗り出して「解任すべし」とトランプに相談したわけっすよ。

 すると、ゾンビヒラリーが「コミーがきちんとしてたら私が大統領になってた」と眠りから覚めたわけでね。おいおいおい、黙って聞いてりゃ調子にのりやがって、おまえが引っかき回すなら訴追してやるぜ、とトランプを怒らせちゃったんだよね。



 そもそも国務長官時代にヒラリーがやってたことはなによ。FBIとの関係はどうだったのよ。ユタ州とかニューメキシコの田舎者は知らないだろうけど、NYC、ワシントン、ロスの連中は百も承知。あまりにもワル過ぎてアメリカの恥になっちゃうから訴追より一服盛りたいはず。



 日本ではなぜか「トランプとロシアとの深い関係を暴くのに必死だったコミーが電撃解任された」とばかりに、ニクソンのウォーターゲート事件とだぶらせて報道してますけどね。知らないで報道してるのか、知ってて報道してるのか。

 ウォーターゲート事件なんて、数年前のトラブルをメディアが騒ぎ立てて「弾劾」にまで誘導したんすからね。あれでピューリッツァー賞なんてアンビリでやんすよ。オバマとクリントンにノーベル賞を仕掛けるお国柄ですな。真相は違います。話が長くなるから、原原の二次会で聞いてね。

 今回もトランプを弾劾にかけて、ペンスを大統領に昇格させたい勢力の仕業です。つまり、ユダヤ左派が蠢いているはず。

 で、「ぴよこちゃん倶楽部」のメンバーからは、ゲスト講師のMT先生が「5.11になにか起こる。これからダウが大きく動くゆうてまんねん。どういうことでっか?」と私に質問の嵐。

 結論、5.27のG7がターニングポイント。で、FRBはまたまた日銀の真似をします。



 ピンと来ない人には明日の出雲原原で詳しくお話します。

 しかし出雲のメンバー、全員参加らしいっすね。「本講義の前に投資について少し講義してちょ」と頼まれましたんでね。今回、大阪でも頼まれましたけど、やっぱ「ぴよこちゃん倶楽部」やるしかないんかなあ。

 今年は10月が面白いっすよ。ロイターが呆れるほどベタ凪のVIXが大波乱するはず。火元は・・・詳細は明日にしまひょ。


 さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「活中論 巨大化&混迷化の中国と日本のチャンス」(近藤大介著・1,404円・講談社 )です。