2017年08月21日バノン辞任(失脚)でトランプ政権は強くなる!

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 実は、このブログ、18日に書いてます。この間、知らせたいことがわんさかありまして。。。どんどん後回しになり、消えていくブログもたくさんあるんすよ。。。

 落語とか映画紹介なんてその典型。落語狂、映画狂なんで山ほど見てますから。けど、後回し、そのうち、上映されなくなる。DVDが発売されちゃう。こうなったら、いまさらねえ・・・。ああ、『きみすい』なんかもそうなりそう。ま、大昔、『通勤快読』で紹介したからいいか。原作に忠実に作られてるもんなあ。

 主役のあの子とってもいい。いまいちばん注目してます。

 さて、バノン首席戦略官が辞任しました。つうか、解任されちゃいました。
 で、「生みの親まで解任させたトランプ政権は末期だ」「トランプは家族だけでやってくつもりだ」「トランプは迷走してる」つう評価ばっかでしょうね。まだメディアの論評は知らんけど。



 いいえ、バノン解任で、いままでのイケイケどんどん路線から現実路線=妥協路線を歩むようになります。

 バノンといえば、「反グローバリスト」「アメリカファースト」「移民は認めない」「TPPもパリ協定も脱退だ」「中国は敵だ」と、選挙中のトランプはすべて彼のシナリオ通りにセリフを言ってました。

 当選まではウケたんだけど、いまは、モザイク国家アメリカを分断しかねない危険思想なわけっす。結果、いま現実、アメリカは孤立してます。浮いてます。

 「バノン解任」の意味はもう大統領選じゃない。このまま突っ走ると弾劾されかねない。FRB人事もバノンが反対する「イエレン留任」でユダヤ金融資本と妥協したのかもしれません。



 これからのトランプは議会と妥協するはずです。中国ロビーに籠絡されてる議員たち相手にドン・キホーテを気取ってもねえ。3分の2超の上院下院議員に邪魔されたら、いかに大統領といえども何もできません。

 「何をやり出すかわからない」という雰囲気を残しつつ、極めて議会と妥協していくと思いますよ。ごり押しはダメだ。もっと味方を増やさないと、議会ロビーをもっとやんなきゃ、ロスチャイルド、ロックフェラーともっと話し合わないと・・・これからようやく動き出すのでは?

 つうのも、原原ではすでにお話しましたけど、またブログでも書きましたが、「債務上限問題」がまったなしです。議会の協力を得ないと話になりません。9月末から10月頭にデフォルトしまっせ。2011年、13年の二の舞です。日本のメディアは能天気なのか、ようやく日経19日夕刊にほんの少し書かれてただけです。

 北朝鮮問題だけでなく、「暴落地雷」があちこちに埋められてるんですよ。


 さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「爆買いされる日本の領土 後編」(宮本雅史著・864円・KADOKAWA)です。