カテゴリー:中島孝志のとってもいい加減な市場観測日記

2019年03月26日 (火)

上がるのは「金価格」と「VIX」だけ?

 忘れないうちに・・・ダウ大幅下落のツレ安でNKも大幅安。権利日の押し目買いもいまいち。それにしてもダウの戻りが弱いですねー。

 さて、3/25日深夜に “どん底銘柄 特急便”「臨時便」 を配信しています。テーマは 『果報は寝て待て!「待ち伏せ投資戦略」!好決算銘柄「M」「M」「Y」の大研究!』 です。会員さんはご確認ください。「銘柄研究会」で取り上げた「S」は10%高。土曜深夜配信「定期便」の「S」5%高、「臨時便」の「Y」5%高。リバウンドで早すぎ。来週末が本線なんすけど。

 来月「米中首脳会談」が開催されるとなると、相場は新展開になりそう。去年3月からの中国金融政策責任者の発言を追いかけてみると、「トランプの要求」を前倒しで呑み込む準備をしてるとしか思えないんすよ。習近平の白旗ということですが、そうなったら? おわかりですよね。

 詳しくは今夜の「経済教室メルマガ」で解説します。お楽しみに・・・。

 さて、ただいま午前2時です。ブログ内容を差し替えます。

 ダウが弱いですねー。昨晩は60ドルの反発。深夜には続落。80ドル安。いま18ドル安。

 世界的経済後退つうこと? これで安倍政権は「10月の消費税増税はありません」と宣言するかも。なんたって、「利下げもありうる」とイエレンが発言してますからね。



 まあ、これはパウエル、イエレンそしてトランプの作戦勝ちということですな。

 株式市場が死んだわけではなく、暴落にしても乱高下を繰り返しますからね。トランプは来年の大統領選までは力づくで株価を上げるでしょう。事実、株価V字復活チャンスは4月にあるかも。
 
 世界的な低金利。アメリカでは短期金利が長期金利を追い越しちゃった。逆イールドカーブですね。5年ものが酷いね。







 怖いのはシティとドイツ銀行のデリバティブ残高でしょ。トータル120兆ドル。桁違いです。ドイツ銀行とコメルツなんて落ちこぼれが何行集まったとこで話になりませんわな。もち、ECBは利上げなんてできません、と一昨年から言ってたでしょ。爆弾抱えてるんだから、だれも火中の栗を拾いません。ドイツ首相だってイヤだ、と言ってたんすから。。。

 ドイツ経済、中国経済、米中摩擦、あちこちに爆弾の導火線がありますから、いざ、爆発しても犯人はわからんな。複合的、構造的なものですから。

 けど、ドイツ銀行の最大のお客は中国ですよね。王岐山の海航集団ですよね。フランスで崖から落ちて死んだトップの親玉が中国副主席の王岐山。焦げ付きは中共がなんとかしたんでしょうな。

 こんだけ金利が低くてもだれも借りない。設備投資しても需要があるかわからない。だから融資は不要。銀行は貸出先がないから預金は欲しくない。あったら困るくらい。預貸率でどうのこうのと金融庁から突っ込まれるからね。で、ハイリスクの債券に手を出す。そして焦げ付く。相変わらずです。

 金利を下げれば、社債は発行しやすくなるし、自社株買いが増えて株価も上がる。それが企業経営にもベターと以前「経済教室メルマガ」に書きましたよね。

 けど、「信用不安」は金利をこんだけ下げないとやってけないのか、と市場に見破られたことで発生したわけでしょ。景気悪いよね、と気づいちゃった。となれば、株より債券、金にマネーは向かいますよ。



 原油安は景気後退の兆候? 

 

 上がるのは金価格と債券価格にVIXだけ? REIT指数もあるわなあ、弱いけど。

 これでも日本人はタンス預金最優先。新券切り替えなんぞやったらどうすんだろ? 「キャッシュレス化」をアメリカから強要されてますからね。預金封鎖の防衛策としてタンス預金してるんでしょうけど、終戦直後、新券切り替えを免れたのは法人による株式購入(投資)でした。

 小さな会社つくっておいたほうがいいっすよ。

 久しぶりに経済の話をブログでしちゃいました。

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2019年03月24日 (日)

無料講演会「中島孝志の経済教室」を隔月で開催します。。。

 忘れないうちに・・・来ました来ました! ダウ大幅調整460ドル。日経シカゴ先物も下落。為替は1ドル109円台突入。節分天井、彼岸底!

 さて、どーするか? 本日深夜零時に 本日深夜配信の“どん底銘柄 特急便”「定期便」 を配信しています。タイトルは 『低金利追い風銘柄「N」、累進配当銘柄「M」「M」、株式分割チャンス「W」、どん底「M」の大研究!』 です。会員さんはご確認ください。

 下がらなければ上がらないわけでね。Brexitと米中合意。どちらが強いかな。

 なお、絶好の買い場になるかもしれませんけど、だぼハゼじゃあるまいしなんでも食い付けばいいってわけじゃありませんし、ずれこむかもしれんしのー。株価はクセがスゴいん。じゃけん、好決算銘柄にしても発表までかなり余裕を持たせたのも、この間、地合いが悪かったり利確されたりで大きく下げた時のためなんよ。高値で買って安値で売るしかないってのは話になりません。


 講演会「中島孝志の経済教室」を開催することにしました。

 偶数月の日曜。3時間たっぷり。原原の「ま・く・ら」は時間足らずでいつも早回し(本講義があるからしょうがないけど)。せっかくのデータとチャートをしかと解説できないので講義してる方も残念なんすよ。

 「原理原則研究会」「ぴよこちゃん倶楽部」「どん底メルマガ」「経済教室メルマガ」のメンバー(会員)は無料です。花のホリデー。途中退場あり。お気軽にどうぞ。

・テーマ:近くになったら考えます。政治経済・軍事戦争・地政学・投資に関するコンテンツになると思います。
・開催日:とりあえず4月14日(日)午後1時-4時。
・会 場:青山SIビル特別会議室(渋谷駅・表参道駅徒歩5分)


□参加申込法:
 「原原」「ぴよこちゃん」のメンバーは私のメール宛に、「どん底」「経済教室」のメルマガ会員は4月にメルマガ内に記した専用メアドからお申込ください。
□メンバー・会員以外の参加:
 1回10万円(消費税込み)です。当日お持ちくださいませ。

□今後の予定:
 6月9日(日)、8月4日(日)をとりあえず予定してますが、好評なら続けますし不評ならさっさと止めます。

 謙さんには内緒だよ!ハズキルーペ。

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2019年03月18日 (月)

講演会『中島孝志の経済教室』を隔月で開催することにしました。

 忘れないうちに(その1)・・・ “どん底銘柄 特急便”「定期便」 を17日午前9時45分に配信しています。タイトルは 『「戦争銘柄」の動きに幻惑されないように! 3月末好決算かも銘柄「C」「O」「E」に注目!』 です。ご確認ください。

 忘れないうちに(その2)・・・本日深夜零時に「3分でわかる!チャートたっぷりメルマガ!中島孝志の『経済教室』 を配信しております。テーマは 『米朝首脳会談決裂は反トランプ勢力を一掃するための深謀遠慮だ!』 です。会員はご確認ください。。。


 ただでさえ時間がないのによくやりますな。後先考えないで生きてる証拠。よく言えば直観力が強い。有り体に言えば、おっちょこちょい、つうことでしょう。

 4月から講演会「中島孝志の経済教室」を開催することにしました。偶数月の日曜にやります。3時間たっぷりです。原原の「ま・く・ら」は時間足らずでいつも早回し(本講義があるからしょうがないけど)。せっかくのデータとチャートをしかと解説できないので講義してる方も残念なんすよ。

 花のホリデーですから途中退場ありです。お気軽にどうぞ。

・テーマ:近くになったら考えます。政治経済・軍事戦争・地政学・投資に関するコンテンツになると思います。
・開催日:とりあえず4月14日(日)午後1時-4時。
・会 場:青山SIビル特別会議室(渋谷駅・表参道駅徒歩5分)


 そうそう、「原理原則研究会」「ぴよこちゃん倶楽部」「どん底メルマガ」「経済教室メルマガ」のメンバー(会員)は無料です。参加申込ですが、「原原」と「ぴよこちゃん」のメンバーは私のメール宛に、「どん底」「経済教室」のメルマガ会員は4月にメルマガ内に記した専用メアドからお申込ください。メンバー以外の参加費は1回10万円(消費税込み)となりますので当日お持ちくださいませませ。

 なお、4月以降は6月9日(日)、8月4日(日)を予定しています。時間は午後1時-4時です。好評なら続けますし、不評なら止めます。ここらへんも実にいい加減なのよ。謙さんには内緒だよ。ハズキルーペ大好き!

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2019年03月14日 (木)

「メルマガ中島孝志の経済教室」転載します。3/11配信「米中合意ってホントにあるの?(第1回)」

 さて、NYCの友人から電話。日本時間3時50分。私が朝4時起き生活だってご存じなんで、ギリで電話したんだろうね。もち、とっくに起きてましたよ。
 「米中交渉急がないってトランプが発言したよ。君が言う通り、米朝交渉と同じ展開になりそうだね」

 てことで、3/11に会員さんに配信した「3分でわかる!チャートたっぷり!中島孝志の『経済教室』メルマガ を転載させて頂きます。テーマは 「米中合意ってホントにあるの?(第1回)」 です。

以下転載・・・。

 おばんです。中島孝志の「経済教室」です。

 ダウは5日連続、日経平均株価は4日連続の下落。上海株価指数もここに来て息切れです。

 中国は全人代が始まり、ゾンビ企業にも強烈なモルヒネ(シャドウバンキング融資を緩めた手形のジャンプ)をうちまくってむちゃぶりで株価を上げています。去年もモルヒネが切れるたびにうち続けてきましたけど、もうなりふりかまわないという様子ですね。



 全人代では核心の「中国製造2025」はタブー。そのかわり習近平の批判はウエルカム。 Huaweiはアメリカの的にかけられ・・・これだけ見れば中国はいよいよ経済破綻か、と考えてしまいますが、結論から言えば、中国よりもアメリカのほうが事態は厳しいのではないでしょうか。





 「利上げは停止してますよね?」
 「はい」
 「資産縮小も年内に止めるとか」
 「はい」
 「円高ドル安ですよね」
 「円安ドル高ですよ」

 FRBが決められるのは短期金利です。長期金利はマーケットが決めます。その長期金利が上昇しそうですね。

 なぜ?

 「いま、米中貿易戦争の真っ最中ですよね。3月中に米中首脳会談があるとかないとか」
 「3/27?」
 「そのあたりといわれてますね。私は延期すると思ってますけど」
 「どうしてですか?」  
 「まとまらないからですよ。米朝首脳会談も合意と思いこんでた金正恩は梯子を外され、高熱でベトナム視察をドタキャンしたじゃないですか?」
 「・・・」
 「私、米中合意はないのでは、と考えています」
 「え、この前まであるあるある」と言ってたでしょ?
 「はい、米朝首脳会談とセット・・・と話したでしょ?」
 「・・・」
 「米朝首脳会談の合意がないんですから米中合意もないんですよ」

 「それと金利上昇がどう関係するんですか?」
 「アメリカは中国からの輸入品にすでに10%の関税をかけてます。25%になってないだけのことです。この関税はだれが払ってるんですか?」
 「アメリカの企業とか市民?」
 「そうです。1割増で高く買ってるんです。早い話が10%のインフレ。なのにFRBは利上げできない」
 「・・・」



 「それだけじゃありません。ここに来て、アメリカの金融機関が投融資を絞り込んでるんです。リーマンショックみたいのが来たら大変だから」
 「来るんですか?」
 「来ません。羮に懲りてってヤツです。リスクをとらなくなったんです」
 「すると・・・」
 「市場にまわるべきお金がなくなります」

 専門的には「M2」といいます。FRBがいままで3回量的緩和をしてきました。それが利上げと資産縮小に転換しました。だからM2が減っているわけではないんです。金融機関が独自の判断で投融資に慎重になってるんです。ベースマネーが絞られているというより、金融機関がお金を絞り込んでいるんです。

 「M2が減るとどうなります?」
 「長期金利が上昇します」
 「すると?」
 「借金もしにくくなりますし社債も発行しにくくなります」
 「すると?」
 「自社株買いもしにくくなります」
 「つまり?」
 「株価が下落する」

 株価で支えられてるトランプは、米中貿易戦争を早く切り上げなくちゃいけないわけです。しかし、この米中交渉は「質」と「量」の2つでアプローチしてます。あちらを立てればこちらが立たず。困りました。

 「どうしてですか?」
 「ホワイトハウスがまっぷたつに分かれてるからです」
 「・・・ちょっとわかりません」
 「複雑怪奇ですからね。少し解説しないとわかりませんよ」
 「新聞とかテレビとかでわかりますか?」
 「政治も経済も投資も地政学もわかる人ってそんなにいませんし、いても危なくて話せませんよ」

 米朝会談でもトランプはトリッキーでした。米中でもやりそうですよ。3月は株価が乱高下します。久しぶりにトランプに振り回されそうですね。

 続きは次回。

 以上で転載終わり。

 3/13に配信した 『中島孝志の経済教室』メルマガ のテーマは 「米中合意ってホントにあるの?(第2回) 景気後退の真因は中国ではなくアメリカです。」 です。全人代とトランプの動きについてさらに詳しく突っ込んで解説しています。

 このご時世、インテリジェンス武装しなくちゃ生きていけませんな。「終わった人」なら日本の新聞とワイドショーで十分かもしれんけどさ。

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2019年02月09日 (土)

「どん底メルマガ」読んでね。

 忘れないうちに(その1)・・・ご注意した通り相場はSQ等で大崩れ。400円安の中「1/4配信メルマガ」「銘柄研」で取り上げた「S」。好決算で15%高。1/4比較なら27%高。「2/5配信メルマガ」の「S」は自社株買い5%反発。



 「節分天井、彼岸底」と言いますが、年末に「19年前半は昨年最高値更新から28000ドルまで駆け上がり、後半9-10月から昨年末と似たような様相を呈するのではないか」

 このスタンスは変わりません。



 1月末には「2月半ばまでジグザグ運転でじりじり上昇。二番底はそこそこ大きな調整ですから「買い時」ともいえます。米中覇権戦争が不首尾に終わったら早くやってくるかもしれません」と述べました。







 トランプと習近平の月内会談が消えました。来週、ダウはいよいよ二番底ではないか? となると日経平均は? これからどうなるの?

 来週は小型調整に転じそうですね。つまり、今年前半最大の仕込みシーズンかも。いよいよ決算も後半戦ですけどね。前半にいい銘柄が集中しましたが、好決算銘柄を先取りしなくちゃ。1日前では利幅が少ないですからね。

 詳しくは V字反発する“どん底銘柄”特急便」 でお話します。今夜零時に「ND倍率で相場トレンドを予測する! これから好決算発表続々! V字回復「O」「F」「F」「Y」の研究」 を配信します。会員はご確認下さい。

 忘れないうちに(その2)・・・来週の大阪原原は ゲスト講師(奥村眞吾先生)の講義 です。二次会は 「飛田新地・百番」。現金払いでドタサンもドタキャンもダメ。釣り銭もないので5千円札+数枚の1000円札をご用意ください。

 なお、数分前に「ぴよこちゃん倶楽部(第5期)」ゲスト講師の柳橋。先生から 「株式投資に役立つ映像」 が送られてきました。期間限定配信だそうです。

 13年間で資産250万円から2億円超に成功された、「上総介さん」という方の投資法だそうです。

 直近の成績は下記の通り。

2013年 6580万円
2014年 1816万円
2015年 4490万円
2016年 121万円
2017年 4027万円
2018年 2898万円

 6年間負けなし(この13年間マイナス年はないとのこと)。なかなかですね。

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2019年01月31日 (木)

「メルマガ 3分間経済教室」読んでね。

 2月から月・水・金の週3回「3分でわかる!チャートたっぷり!中島孝志の『経済教室』 というメルマガを発行することにしました。

 お伝えしなければならない情報がたくさん。日々入ってくる政治、経済、軍事、投資のインテリジェンスは素人ではなかなか分析できません。プロでも外してばかりですから。

 世の中を大づかみするにはそこそこ役立ちますよ。1日おきに配信します。

 というわけで、2月からブログでは「日々の雑感、映画、読書、宝塚、落語、演劇、ライブ、旅、グルメ、博物館、美術館、おもしろイベント」等々、私の突撃体験情報を掲載します。

 政治経済、金融投資、軍事地政学については「経済教室メルマガ」で勉強してくださいませ。はっきり言って、日本の新聞、テレビだけ見て「情報だ!」と油断するより、なにも見ずに自分で考えた方がずっといいと思いますよ。

 ぜひ「3分経済メルマガ」で勉強してください。

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2019年01月29日 (火)

暴落か?好景気か?

 さーて、1日遅れですが、毎週連載してる有料サイトの原稿を転載します。あちらは莫大な原稿料を頂戴してますんでね。1日遅れでもそこそこ役立つのでは?

・・・・・引用開始(1日過ぎてますからデータも内容もバージョンアップしてます)・・・

 投資は経済、金融、ファンダメンタルズをチェックしてれば勝てる時代ではありません。世界の政治経済、軍事地政学を総合的にカバーしないとなかなか勝たせてもらえませんね。
 とくに金ゴールドは装飾品であるばかりか、国際商品、政治商品、戦争商品、そして投資商品ですから、「インテリジェンス」と「センス」を磨かないと勝たせてもらえるわけではありません。



 「ダボスなんて田舎に行ってられるか!」

 メキシコとの壁づくりに余念がないトランプ大統領をはじめ、ややこしいトラブルを抱えている首脳陣は軒並み欠席。暇人ばかりのダボス会議となりました。

 中国の習近平と王岐山はがっかりしたでしょうな。3月の全人代を「直前」にして、トランプに懇願することが山ほどありますからね。2月中に交渉しとかないと3月は乗り切れませんよ。
 それを知っててわざと議会の責任にしてサボったんでしょうな。ダボスが終わったらさっさと妥協してるんですから。

 注目は、2月末の米朝首脳会談です。



 こんな下落では済まないはず。原因? キャタピラが9%下落とかそんな問題じゃないの。英国離脱代替案が出るかどうか、市場は大きく懸念してます。ヘタするとポンド危機になります。メディアの連中はピンと来てないみたいだけど。

 トランプは交渉上手ですね。絶好のタイミングですよ、これは。米朝首脳会談の直後に全人代の開幕。つまり、年始の挨拶に金正恩が中国に慌てて出かけたのも、米朝首脳会談をどう対応するか、中朝の打ち合わせでしょうが、とくに習近平のほうからの依頼ではなかったでしょうか。

「絶対に核を放棄したらあかんどー」
「わかってま」

 今回の狙いは、金正恩は経済制裁を解いて欲しい。トランプは核廃棄の具体的な進展・証左が欲しい。

 どうなるか? トランプは北朝鮮の経済制裁を解くでしょうね。安倍さんも軍産複合体も反対でしょう。けどトランプは突き進むと思います。

 どこで折り合うのか? アメリカ本土に届かなければいい、ということです。

 習近平は助かります。中国経済もどん底からV字回復します。北朝鮮特需ですね。

 トランプとしては、来年が選挙ですから、いま、米中覇権戦争を終結するわけにはいきません。足下の米中経済も世界経済を巻き込んで失速。IMFが2回も経済予測を下方修正するなんてありませんよ。



 南北朝鮮は統一の方向に進みます。「反日ならまとまる」とわかっているトランプ政権をつくった勢力は、だから筋金入りの反日政治家を韓国リーダーに据えたんです。なんのために? 在韓米軍撤退のためです。

 南北統一朝鮮ができたらアメリカは困るのでは? いえいえ、南北朝鮮が親中国とは限りませんよ。ここがキモ。アメリカにとって、半島がアメリカサイドでまとまればOK。まとまらなくたって、ロシアと組むつもりですからね。反大陸・反半島の日本もいます。トランプのボトムラインは中国封じ込めですからね。

 朝鮮という国と民族は古今、強いモノになびくというDNAがあります。アメリカが強ければアメリカに、中国が強ければ中国に、日本が強ければ日本に・・・単純ですからコントロールしやすいのです。いずれ近々、文在寅大統領が交代すれば、逮捕か自殺のいずれかでしょうから、そのときに考えればいいんです。

 問題は北朝鮮。統一したら選挙をさせる。そのとき、文在寅が当選した方式、言い換えると、第一次大戦直前に、学者の小物政治家ウッドロー・ウィルソンを大統領をするために、現職のタフト大統領では勝てないので、わざと前任のセオドア・ルーズベルトを立候補ざて共和党を分裂させ、結果、民主党の統一候補ウィルソンが当選したケースをなぞると思います。

 韓国側の候補者は分裂させ、北朝鮮側からは金正恩しか立候補しなければ、楽々、当選できますよ。そもそも韓国人は北朝鮮に劣等感しか抱いてませんから。

 2月の米朝首脳会談で北朝鮮の経済制裁は解かれます。結果、中国経済は息を吹き返します。これが全人代を乗り切る方策でしょうね。

 逆に2月に暴落を引き起こしてしまう。いまの相場はデリケートですからね。少しの刺激でもドカンと行きますよ。導火線はBrexitありぃの、ドイツ銀行危機ありぃのとネタには困りません。明日明後日のアップルやアマゾンの決算発表とかFANGMANの決算で暴落するかもしれませんよ。

 そうなれば米中貿易戦争はいったん水入りです。株式市場では、だらだら下落中の「中国関連銘柄」が軒並みV字回復するのでは、と私は予測しています。つまり、ジェットコースター相場。あるんじゃないかなあ。期待してます。こんなものチャートでは読めませんよ。
 
 いずれにしても結果は同じ。

 中長期的な見通しでは、2月半ば(SQ日?)までに小調整、統一地方選挙が終わった5月後半に中調整(米中貿易戦争が休止ならば延期)、そして10-11月に大調整かしらん、と予測しています。

 前回も書きましたが、今年は「第2のプラザ合意」があると思います。これが「大調整」の理由です。そして2020-21年に本格的な「景気後退」があると考えるのが普通のアナリストです。しかし、トランプは秘策を温めてるでしょうね。

 2020年は選挙の年。「サプライズ」がないわけがありません。練りに錬ったアイデア。効果的なのは2020年前半にとことん株価を落としておくこと。それから劇的にV字回復させる。

 そのうち、明らかにしたいと思います。

 いずれにしても、5月は統一地方選挙。負ければ7月の衆参同時選挙は勝てません。安倍政権もなりふり構わず株価を上げてきます。外国人は百も承知で乗りますよ。ポイントは手仕舞うタイミング。外国人と同じタイミングじゃないとね。

 為替は円高ドル安基調です。ドイツ銀行問題がいつ爆発するかわかりませんからね。



 松藤民輔さんが元気な頃だから4年前かな。こんな本出しました。いまでも変わらない? ご冗談を。もっと悪くなってますよ。株価をチェックしてみてください。





 世界の経済成長ではユーロ圏は19年は1.6%(マイナス0.3%)ですが、ドイツだけ見ますと1.8%から1%に下方修正しました(1月24日)。「英国のBrexit問題」を理由に挙げてますけど筋違いでしょ。
 というのも、「Brexit」でいちばん懸念されてる問題は英国に集中するデリバティブ清算機関「LCHクリアネット」を使えるかどうか、でしょ。ロンドン証券取引所傘下の清算機関ですが、「Brexit」で使えなくなれば、41兆ポンド(6000兆円!)ものデリバティブが3月末に満期償還を迎えてしまいます。でも、これは1年間執行猶予となりましたから喫緊の問題ではありません。

 それよりもドイツですよ。

 ドイツ銀行が抱えるデリバティブがいくらあるかご存じ? なんと50兆ドル(5500兆円)です。ほとんど英国と変わりません。つまり、ドイツ銀行が危ないからドイツは成長率を上げられないわけ。メルケルはドイツ銀行を助けない、と明言してましたけど、ドイツ銀行の最大のスポンサーが中国。それも王岐山率いる海航集団でした。債務超過を共産党が肩代わりしてセーフ。

 責任転嫁をしれっとするのはいかにもドイツ人らしい。

 いたる所に導火線が転がっています。まわりを見渡せば、あちらこちらで花火大会の真っ最中です。いつ火がつくかハラハラして眺めている人は少なくないと思います。

 FRBのパウエルなどその1人でしょう。「早く利上げしておかなくちゃ。中立金利どころか長期金利より高めに誘導しなくちゃ。いざ金融危機となったときに利下げスペースがないもん」

 これが本音。

・・・・引用終了・・・・・・

 けどね、明日のFOMCでどうなるかわかりませんよ。市場からやいのやいので「利上げ停止」。今度は「資産縮小化停止」。これは原原や銘柄研でも講義してきましたよね。17年10月から縮小化してるんですよ。ダンダン増やして、いまや毎月500億ドルずつ。WSJの報道が正しければ、「トランプはこれも止めるよ」と言った通りになりそうですね。



 パウエルさんがEQからETへと方向転換したら円高ドル安必至ですわな。昨日も噂レベルで円高になりましたよね。となると・・・円高歓迎銘柄に要注目。「どん底メルマガ」で特集しました。もう一度チェックしてくださいね。

 大引けの結果、1/4と1/8に ●「V字反発する“どん底銘柄”」緊急臨時便 でそれぞれ取り上げた「S」と「K」。「S」は8.5%高。「K」はボックス相場を上抜いて5%高。どちらも3日前の「銘柄研」で紹介した円高ウエルカム銘柄です。



 さて、昨日のブログに書いた「暴落の3要件」が揃ってしまいます。昨日のブログをもう一度チェックしてください。いよいよ次の段階に入ります。

 早い話がNY暴落カウントダウンがすでに始まってる、ということ。

 さーて、いつ暴落が起きるか? 昨日の正解を書いておきます。
 「逆イールドは不況のサイン」と言われます。長短金利の逆転ポイントですね。でも、暴落はこれがきっかけでは起きるわけではありません。前座なのよ。暴落の真打ちは逆イールドが解消された瞬間なのよね。

 ウッソー? いえいえ、ホントです。

短期金利はFRBがコントロールできますけど、長期金利は市場が決めます。少しの動きをきっかけにマインド次第でどちらにも転んでいきますよ



 パウエルが利上げをいったん停止。短期金利の上昇は止まります。
資産縮小を続けたらどうなりますか? 長期金利は上がります。短期金利が止まって長期金利が上がれば、長短スプレッドが広がります。

 イールドカーブの解消!・・・怖いね、めちゃくちゃ怖い。



 じりじり金価格が上昇してますよ。不気味ですね。

 こういう情報は2月から「3分でわかる!チャートたっぷり!中島孝志の得する『経済教室』 というメルマガでお話します。ただし、こんなに長くはしません。「3分」でわかるボリュームに抑えます。お互い忙しいものね。

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2019年01月27日 (日)

新しいメルマガを配信します。

 2月から月・水・金の週3回「3分でわかる!チャートたっぷり!中島孝志の『経済教室』 というメルマガを発行することにしました。

 お伝えしなければならない情報がたくさん。日々入ってくる政治、経済、軍事、投資のインテリジェンスは素人ではなかなか分析できません。プロでも外してばかりですから。

 世の中を大づかみするにはそこそこ役立ちますよ。1日おきに配信します。

 というわけで、2月からブログでは「日々の雑感、映画、読書、宝塚、落語、演劇、ライブ、旅、グルメ、博物館、美術館、おもしろイベント」等々、私の突撃体験情報を掲載します。

 政治経済、金融投資、軍事地政学については「経済教室メルマガ」で勉強してくださいませ。はっきり言って、日本の新聞、テレビだけ見て「情報だ!」と油断するより、なにも見ずに自分で考えた方がずっといいと思いますよ。

 ぜひ「3分経済メルマガ」で勉強してください。

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2019年01月22日 (火)

新しいメルマガを発行します。

 2月から月・水・金の週3回「3分でわかる!チャートたっぷり!中島孝志の得する『経済教室』 というメルマガを発行することにしました。

 お伝えしなければならない情報がたくさん。けど、日々入ってくる政治、経済、軍事、投資のインテリジェンスは素人では分析できません。世の中を大づかみするにはこのメルマガはサイコーに役に立つと考えています。1日おきに配信します(V字変革銘柄の研究はありませんけど)。

 このブログでは日々の雑感、映画、読書、宝塚、落語、演劇、ライブ、旅、グルメ、博物館、美術館、おもしろイベント等々、私の体験情報を掲載します。

 さて、いつもの通り、「金投資有料サイト」の連載原稿を1日遅れでお届けします。この原稿も来月から「経済教室メルマガ」に掲載します。

・・・・・引用開始・・・・・

 さて、金価格はしばらく長期低迷が続くのではないか、と私は考えています。



 長期とはいつまでか? これがいちばん問題ですね。短ければ今年8月、長ければ今年いっぱい。

 どのくらい下落するのか? 去年の下限程度。すなわち、1150ドルくらいではないかな、と考えています。

 では、いつから上昇するのか? そのあとからです。今度は長期上昇局面が続くと思います。時代は金。年内は仕入れ。下落するたびに仕込んでおく。これが今年の投資スタンスです。

株式投資の観点から見ますと、「前半はダウなら最高値更新、日経平均なら去年の最高値を更新。9−10月、つまり、消費税導入予定前後に18年10-12月相場をなぞるのではないか」。

  早い話が、前半は株価が上昇するので株式投資で稼ぐ、後半から金価格が上昇するので、金投資と金の長期保有で資産を保全する、というスタンスです。

 いろいろ考えますと、そういう結論にいたらざるをえないのです。

 まあ、いつのようにダウ平均株価から振り返り、そのへんの分析をご披露したいと思います。

 ダウ平均株価を俯瞰してみますと、2018年は10月からクリスマスにかけて大幅下落。2019年に入ってから反転。いまのところ、上昇を続けています。



 日経平均株価はダウの連れ安、連れ高。2018年はこちらも同じ展開ですね。2019年に反発しているのも同じです。



 米中貿易戦争が解決に向かいつつあるから? さあ、わかりません。中国イジメが激しいとアメリカの景気まで悪くなる、と気づいたのでしょうか。

 ライオンと熊の大喧嘩に動物園のほかの動物たちは戦々恐々。迷惑を被っています。かといって、熊の傍若無人を放っておいたら沽券に関わりますし、近い将来、百獣の王から転落必至。なんとしても「子分」にして牙と爪をすべて抜くまで止められません。

 熊も同じです。前任のライオンはバカだったのでいくらでもだませましたが、今度のライオンはそんなに簡単にはいかない、とようやく悟りました。

けど、上海株価指数は大幅に上昇してますね? どうしてでしょう?



 実は「中国経済の減速加速」に対して共産党が大きくテコ入れを開始しました。
、去年の10月7日、預金準備率を1%引き下げました。さらに1750億ドルもの流動性を放出。そして5兆円もの所得税減税を行っているのです 

 この決定にだれよりも早く動いたのがヘッジファンドです。とにかく2018年は儲からなかった。10月はマイナス5%という体たらく。2018年を締めてみれば、年間通じてもマイナス6.7%。解約の嵐にさらされて破綻するヘッジファンドも少なくありませんでした。

 しかしソロスの片腕としてタイガーで活躍したスタンリー・ドラッケンミラーは株式を整理して金と国債にシフトした、と聞いています。もちろん、中国からは逃げ出しますよ。

 株式、金、債券、FX・・・ありとあらゆる投資において「インテリジェンス」と「果敢な行動」を両立させないと勝てませんね。

 結果、10月8日に株価は急落します。日米ともに10月10日から坂道を転げ落ちるように株価は大幅下落。
 逆に、金価格は「急上昇」を始めたものの、2019年に入ると一転、「揉み合い」という状態ですね。

 いまのところ、「ホントに株価は上がるのかな?」と疑心暗鬼の投資家が多いようで、株価はじりじり上昇。金価格は揉み合いからじりじり下落。そのうち、「株は買いだ!」「金は調整だ!」と大声で騒ぐ投資家が出てきますと、もっと鮮明になってくるでしょう。



 アメリカの金価格は2011年9月が最高値。日本のそれは1980年1月が最高値。来年は日本初の最高値更新もまんざら夢ではないな、と私は判断しています。

 ありとあらゆるチャート分析ができます。PCには何年も使っていない分析法までインストール(100以上あります!)してますが、やはり相性が良くて、なおかつ、信頼どころか確信にいたる「相棒」もいます。その中の1人が今年はこうなるんじゃないかな、とメッセージを送っているのです。



 1つは各国中央銀行の動向。すでに金にシフトしています。まあ、ライオンと熊の大喧嘩が始まる前からですが、ライオンの財政があまりにも悪いんです。

 考えてみてください。この財政赤字の中、戦後最大の1.5兆ドルもの官民インフラ計画、そして1.5兆ドルの巨額減税。この財源はどこにあるんでしょうか? もちろん、国債です。借金ですよ。
 借金しても利子を付けてたたき返せるあてがあればいいですが、いま、熊退治の真っ最中で返り血を浴びるリスクも小さくありませんよね。

 だから、各国中央銀行は「まさかの金投資」をせっせとしてきたわけです。やはり金なんですよ。これからもこのスタンスは変わらないと思います。

 さて、今年になって、上海株価指数がさらに反発しています。なぜでしょうか? 去年10月とは比べものにならないほど、共産党政府がテコ入れしているからです。
 1月4日、預金基準金利をさらに1%下げました。そして2100億ドルものお年玉。所得税減税もおそらく大盤振る舞いになるでしょう。1月16日、追加で830億ドルの流動性を市場に放出。

 なりふり構わない!

 かなりやばいですよ。破綻は決まっていますが、どちらが早いのか。経済破綻なのか、それとも金融破綻なのか。この分でいきますと後者でしょうね。

 だからこその金投資なんでしょう。各国中央銀行はライオンと熊の大喧嘩につき合う気はありませんが、どうしても巻き込まれてしまいます。ならば、冬眠(経済危機=恐慌)を前に資産を防衛してなんとかやり過ごそう、と考えるのが普通です。

 国も個人も一緒。

さて、株について少しだけ触れておきたいと思います。2019年、9-10月頃まではダウ平均株価、日経平均株価ともに上昇。それ以降は金に主役を譲るのではないでしょうか。



 裁定買い残がボトム(5000億円)に到達しました。これから半年から1年という時間をかけて反発していくのでは? ピークは少なくとも3兆円。多ければ6兆円(2年はかかります)。まあ、3兆円でしょう。年内、株価が上昇する根拠の1つがこれです。
 
 詳しくは「投資メルマガ」で毎度毎度、銘柄研究と合わせて、あれこれ投資の原理原則を解説していますので、ぜひお読みいただければと思います。

 中国の人民元安に対して、トランプは日本(円)と英国(ポンド)、そしてEU(ユーロ)に「第2のプラザ合意」を強要するかもしれません。トランプリスクは今年、なおいっそう大きく世界を揺り動かすと思います。

 投資は経済、金融、企業研究、ファンダメンタルズをチェックしてれば勝てる時代ではありません。世界の政治経済、軍事地政学を総合的にカバーしないとなかなか勝たせてもらえませんね。

 今週末から投資研究会(ぴよこちゃん倶楽部・銘柄研究会)をスタートします。ぜひご参加ください。

・・・・引用終了・・・・

 このくらいのインテリジェンスを週3回配信します。日本のメディアしかチェックしてないとバカになりますよ。なにも見ない方がマシです。ぜひ「3分経済メルマガ」で勉強してください。

カテゴリー:中島孝志のとってもいい加減な市場観測日記

2019年01月15日 (火)

第2のプラザ合意で消費税増税は吹っ飛びます。

 毎週月曜日に連載してる「有料投資サイト」の原稿を1日遅れでアップします。あちらは莫大な原稿料を頂戴してますんで、1日遅れはご勘弁を。

 ま、少しは役に立つと思います。

 「経済投資だけじゃなくて、映画にイベント、ミュージカルとか落語、神社仏閣巡りにB級グルメも楽しみにしています」つうお叱りのメールもたくさん届いてます。たまに映画と経済予測がごっちゃになったりしてるのはそういうことなんすよ。
 
 投資、経済、政治、軍事等の情報はブログではなくメルマガで独立させることにします。基本はあくまでも原理原則研究会。「ぴよこちゃん倶楽部」「中島孝志の銘柄研究会」「投資メルマガ」はすべて原原から派生した作品ですもんね。

 さて、原稿を引用します。
 
・・・・・引用・・・・・
 今年の相場は簡単には勝たせてくれませんよー。米中貿易戦争、ロシア、イラン、北朝鮮のリスク。リスクといえば、なによりトランプ大統領のリスクこそ充ち満ちています。中東、アフガンからいよいよ撤退。マティス国防長官が政権から去った後、戦争するもしないもトランプの勝手となりました。金正恩がいちばんビビってると思います。









 みなさんご推察の通り、今年はいまだかつてない大波乱・乱高下必至です。ファンダメンタルズはもちろん、過去のデータをなぞるチャート分析も効き目はありません。政治、軍事、地政学、社会リスクまで網羅したインテリジェンス勝負となります。気を引き締めて臨みたいと思います。

 トランプの圧力と市場の要求に四面楚歌。利上げ論者(FRBパウエル議長)が外堀を埋められ、年2回の利上げ予定がいきなりストップ。これ以上株価を下げると「不景気の張本人」としてFRBの歴史に悪名を残しかねませんからね。

 「半年くらいは様子見できる」と強がりを言うしかありませんでした。

 前任のイエレンを私は臆病者だとずっと思ってました。16年に4回利上げする計画も株価暴落を怖れて年末に1回だけ。アリバイづくりで実施しただけ。17年も3回しかできませんでした。ま、イエレンの前任であるベン・バーナンキは「バーナンキ・ショック」に懲りて在任中は利上げできませんでしたけどね。

 当時、理事だったパウエルは「金融政策正常化」を一貫して主張してましたから、何も考えず4回の利上げ。市場の声など聴かず、世界の状況も顧みず、「今年も2回やるぞ」という姿勢にリスクマネーは背を向けた、ということです。





 けど「資産縮小は続ける」と発言してます。いずれトランプに止められるでしょ。結果、辞任に追い込まれるのではないでしょうか。

 パウエルの宗旨替えで金価格はこれから半年間、下落もしくは揉み合いが続きそうですが、そこはトランプのこと、またまたVIXを急騰させて金価格をV字回復させる事件には事欠かない、と思います。

 それが北朝鮮、イランへの圧力になるか、あるいは米軍撤退を嫌がる軍産複合体の暴発という形で現れるか、要注目です。

 利上げが停止する半年間、バレル70ドルまで原油価格が上昇してもおかしくありません。原油生産量はサウジの首根っこを押さえたトランプ次第です。去年は46年ぶりにアメリカが世界最大の原油生産国家に返り咲いた記念すべき時です。サウジもロシアもライバル国家。彼らの採算ラインを超えないあたりで生産調整をするのではないでしょうか。



 まあ、去年の42ドルがどん底。50ドルまで上昇してもバンザイです。まして70ドルまで上昇したらウハウハですわな。けど、サウジとロシアは採算ラインを切ってます。



 さて、原油価格が上昇するとどうなるか?
 シェールオイルのリグが盛んに稼働するようになります。ジャンクボンドと低格付け債が飛ぶように買われます。利上げ状況ではこれらの債券は「売り」ですから景気の下押し圧力になるだけですもんね。

 原油採掘ビジネスが盛んになるとどうなるか? 原油会社はもちろん、重機、エンジニアリング会社、鉄鋼会社とくにシームレスパイプの独占企業が儲かります。

 今年の原油生産はOPECとロシアは価格を上げようと減産基調と発表されてますが、売り物がこれしかないわけですから、内緒でがんがん生産しますよ。アメリカは生産増を予定しています。となると、50ドル割れ? シェール採掘の採算ラインはいまや25-40ドル前後。70ドルまで上がれば笑いが止まりません。

 目先円安ドル高に戻す(1ドル110円程度)でしょうが、人民元安政策に対抗するため、トランプは「第2のプラザ合意」を仕掛け、これがきっかけとなって円高ドル安に大転換します。といっても、104-108円。IMFが予測している1ドル98円までは行かないでしょう。

 いつなのか? 米中貿易戦争停止が切れる3月1日かもしれませんし、衆参ダブル選挙が終わった8-9月かもしれません。「消費税停止」を1つの公約として安倍政権は解散総選挙に打って出るでしょうが、円高急騰で日経平均株価は大幅下落。結果、消費税増税は停止に追い込まれます。

 当然、金価格は跳ねるでしょうね。


 
 第2のプラザ合意で日本経済は一時的にはショックを受けるでしょうけど、1985年とは環境が違います。ジャパン円は1971年のドルショックから一貫して円高を生き抜いてきたのです。いまごろ、円高で経営が揺らぐような輸出企業はありません。逆に円高こそ、国民経済を活性化します。円高で潤う企業はたくさんあるのです。

 日本は内需国家です。高度経済成長期も今以上に内需国家でした。農業を捨て、輸出で生きると舵を切って、いまや、GDPの25%を占めるサムスン減速で青息吐息の韓国経済とは違います。

 円高で株価急騰という銘柄も少なくありません。最高の業績を上げたのに株価低迷。それが円高で揉み合いから脱出している銘柄も少なくありません。このあたりは今日と明日の講演でお伝えしたいと思います。ご関心のある方はぜひご参加ください。また、昨日深夜に配信した「投資メルマガ(https://foomii.com/00129)」では具体的にリストアップしていますのでご確認頂ければと思います。

 金投資をベースにディフェンシブ銘柄とオテェンシブ銘柄を使い分けて投資する。リスクヘッジと一攫千金を狙って「オプション取引(26日スタートの投資勉強会で徹底的にやります)」を仕掛けるスタンスで臨むべきでしょうね。

・・・・・引用終了・・・・・

 まあ、こんなとこです。今日は大阪で講演。明日は名古屋原原、明後日は大阪原原。左足指打撲をカバーして歩いてたら右足に大きなマメ。まあ、バチが当たったのでしょう。

 神様、お許し下さいませませ。

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プロフィール

中島孝志(なかじまたかし)
■東京生まれ。早大政経学部政治学科、南カルフォルニア大学大学院修了。PHP研究所、東洋経済新報社を経て独立。経営コンサルタント、経済評論家、ジャーナリスト、作家 (ペンネームは別) 、出版プロデューサー、大学・ビジネススクール講師等ビンボー暇無し。
■ビジネスパースンのアフター5勉強会の先駈け「キーマンネットワーク」を26歳から主宰。ただいま全国で開催している勉強会は
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■講演・セミナーは銀行、メーカー、外資系企業等で大人気。全国紙をはじめ専門誌、永田町メディア、金融経済有料サイト、大手企業広報誌から宗教団体機関誌などの連載を20年以上続ける。
■著訳書は480冊(電子書籍100冊含む)。大臣や経済団体トップなど政財界をはじめとした要人プロデュース延べ500人超。読書は年間3000冊ペース。落語と宝塚歌劇、大衆演劇、そしてシャンソンの熱烈なファン。
■日本青年会議所の「TOYP(人間力)大賞」を87年から3年連続受賞の快挙(横浜JC推挙)。
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