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カテゴリー:中島孝志の「映画の中のグルメ」
2019年09月02日 (月)
ちょいと新しいコラムシリーズを思いつきましたので、ブログを午前3時半に差し替えました。つうことはアップしてたブログを明日。割り込みということです。
さて、このコラムは映画に登場するグルメをご紹介しよう、というわけですが、美味しそう食べ物とかシーンね。よくあるんすよ。『仁義なき戦い』でムショの懲罰房に放り込まれた北王子欣也さんが菅原文太が差し入れた「物相飯」早い話がムショで残った飯ですよ。飯は焦げ焦げ。ちびたタクワンがのっかってるだけ。けど、腹ペコで腹ペコで腹ペコで貪り食うわけ。
私、年に1回は『仁義なき戦い』を全作一斉に見てますからね。『広島死闘編』を見るたびに「美味そうだなー。ハングリー・イズ・ザ・ベスト・ソースやなー」と感心しとりまんねん。
ですから、グルメといっても高価なご馳走ではなく、ホントにホントに美味い「食いもん」と感じたものをご紹介したいのです。
さて・・・初回は連合艦隊司令長官として名高い山本五十六大将にスポットを当てたい、と思います。主演は役所広司さん。玉木宏・阿部寛・香川照之などの各氏。豪華キャスト勢ぞろいの力作です。
山本はドイツを信用してませんでした。アメリカ留学経験もあり、どちらかというと、アメリカびいきなんですよね。で、日独伊三国同盟、日米開戦に反対していた軍人の1人でしたよね。
当時、開戦派が多数を占めてた軍事政権では極めて冷静沈着に世界情勢をとらえていた、と思いますよ。物資とくに石油に致命的欠乏を余儀なくされていた日本は短期決戦しかできない。早く有利な形で講和に持ち込むしかない。
「1年やそこらは暴れて見せます」という言葉の意味は、国の賞味期限は365日という時間しかない、ということですよね。
無責任なメディアがいつものように、愛国論を書き散らしては、日清・日露戦争と、開国以来多くの戦を勝ち抜き、それに浮足だし、「大日本帝国は無敵である。神国日本である」などと、新しい戦争を過去の延長線でとらえたことに必然的敗北を確定させた、と私は感じています。
山本五十六は「空母」「戦闘機」にスポットライトを浴びせていたことは正解でした。
いまのメディアにも致命的に決定的に足りないのは「科学的アプローチ」でしょうな。韓国を笑えない「情緒論」。経済記者以上に政治記者はバカ揃い。
いま市長をしている人物が、当時、NHKの政治部記者でしてね。昔、勤務先の東洋経済に訪ねてきたことがあります。そして政治改革を熱く語るんですけど、「そんなもの、市長レベルの選挙にはいりませんよ。争点にはならんよ。経済経済経済、生活生活生活。地方選挙はこれだけ。もっと経済と生活を探求したほうがいいよ」とアドバイスさせて頂いたことがあります。
わかったかどうかわからんし、いまさら、遅かったかもしれんけど、どういうわけか、日本人は文系と理系とか分類したがるのよね。文系も理系も関係ないんじゃないの。どちらも必須でしょ。政治か経済か、どちらも勉強しなくちゃ。軍事も文化も同等レベルでね。
こういうインテリジェンスがないと投資でも勝てませんよ。
さてさて、比較的大衆よりも情報を持っていたメディアが国民をミスリードした責任は大きいですよね。いまはいいです。チョージツ新聞レベルなら国民の方が情報も判断も正確ですから。
けど、感情を煽り立てて開戦を煽って日本を破滅の道に導いた「大本営発表」のお先棒を担いではねー。国民が戦争したかったから戦争になったわけですけど、メディアの責任を忘れてはいけないですよ。
いざ戦争に敗れると米国べったり。GHQにおもねったのが「NHK」と「チョージツ新聞」でした。でないと潰されてしまいましたから。けど独立後もいまだに「忖度」してるんですから呆れてしまいます。
映画では、無責任なメディアの狡猾さ、変わり身の早さを皮肉的に描いています。まあ、だれもがお気づきでしょうけどね。
肝心の食事シーンですけど、映画では山本五十六が甘味を食するシーンがいくつかあります。というのも、実際に甘党だったらしいね。
中でも記憶に残るシーンは・・・戦艦大和の中で「水まんじゅう」を食べるとこ。氷水の上にのった饅頭に砂糖をたっぷりかける。自然と溶け出す。スプーンですくって一気に頬張る。
このシーン、たまたまユーチューブにありましたのでご覧あれ。
「美味そう!」
「食べてみたい!」
以来、デパ地下で「水まんじゅう」を見ると条件反射。パブロフのワンちゃん状態です。
画を見た直後、コンビニに行ったらたまたま水まんじゅうが売ってましてね。これは「神の采配だ」と確信。思わず買って砂糖ぶっかけ。山本五十六を真似て一気に食べてしまいました。
美味い! もう1個!
それと・・・汁粉屋でお汁粉を喫食する。お代わりを店の手伝いをしてる幼子に頼む。その子は五十六の欠損した指を見て驚いてお椀を落としちゃうのね。
「驚かせてしまったね」と詫びるんですが、その時、その子の髪飾りに目がいくわけ。その髪飾りは布を赤く塗って蝶結びしただけのもの。
後日、五十六は店を訪れて「驚かせた詫び」として新品のリボンをプレゼントするんですよね。人柄が透けて見えるシーンで大好きですね。
やってみせ、やらせてみせて、ほめてやらねば、人は動かじ・・・有名な言葉ですけど、これは下士官向けの教育法ですな。
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です。
プロフィール
中島孝志(なかじまたかし)
■東京生まれ。早大政経学部政治学科、南カルフォルニア大学大学院修了。PHP研究所、東洋経済新報社を経て独立。経営コンサルタント、経済評論家、ジャーナリスト、作家 (ペンネームは別) 、出版プロデューサー、大学(早大理工系大学院・東大工学部・九大工学系大学院等)、ビジネススクール(早大中沢塾)講師等ビンボー暇無し。
■講演・セミナーは銀行、メーカー、外資系企業等で大人気。全国紙をはじめ専門誌、永田町メディア、金融経済有料サイト、超大手金融機関等の広報誌から宗教団体機関誌などの連載を30年続ける。
■著訳書は500冊(電子書籍120冊含む)。大臣や経済団体トップなど政財界をはじめとした要人プロデュース延べ500人超。読書は年間3000冊ペース。落語と宝塚歌劇、大衆演劇、そしてシャンソンの熱烈なファン。
■日本青年会議所の「TOYP(人間力)大賞」を87年から3年連続受賞の快挙(横浜JC推挙)。
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