2013年05月19日「宋家の三姉妹」

カテゴリー中島孝志の不良映画日記」

 蒋介石のことが気になったんで、そういえば、あの映画に出てきたな、としばし捜索。。。ありましたがな。

 ああ、そうか、やっぱり。「英雄色を好む」で、チャーリーの三女とは政略結婚。やり手の長女が勧めたんだわな。この三女、財界を牛耳るより、政界つうか実力以上に国民的人気があった次女、つまりすぐ上の姉に憧れてたんだろうね。

 ま、ファーストレディだわな。中共には敗けて台湾に逃げたとはいえ。

 それにしても、蒋介石。15で結婚してるんよね。当時は時代的に早かっただろうけど。おませだったんでしょうか。



「ひとりは金を愛し、ひとりは権力を愛し、そしてひとりは国を愛した」・・・そうです。宋家の靄齢、慶齢、美齢の三姉妹のことらしい。世界一の富豪である孔祥煕、革命家孫文、そして若きエリート軍人蒋介石とそれぞれ結婚。

 靄齢には007「トゥモロー・ネバー・ダイ」でハリウッドデビューしたミシェール・ヨー。慶齢は私の大好きな「ラブソング」のヒロインであるマギー・チャン。美齢は「ラストエンペラー」のヴィヴィアン・ウー。

 キャスティングがドンピシャ。

 激動の歴史をたしかに動かした女たちの物語。しっかし、彼女たちの親父チャーリーは英才教育、アメリカでの教育に熱心だった。自分は貧困の中、アメリカで息抜き、そして財を気づき、革命を夢見た。自分がやるべきことを娘たちを通じてそれぞれの男たちにやらせた。

 この人物がいちばん面白い。