2016年03月25日平川さんの講演会は良かった〜〜。。。

カテゴリー中島孝志の原理原則研究会」

 一昨日の火曜日は東京原原でした。特別講師は平川紀義さん。テーマは「巨木はいともあっけなく倒れる」に急遽変更。元々は、ベストセラーのタイトルと同じにしてたわけね。

 けど・・・「テーマを換えます。『パナソニックV字回復の真実(3月11日全国発売)』に書かなかったことをお話しすることに決めました」つう通り、本にないことばかりお話頂きました。


「3つの体験談をお話します。クラリオン、パイオニア、FMS(マツダ、サンヨー、フォードの合弁会社)を相手に奮闘した体験談です」

 Sanyo、Clarion、Pioneerをゲリラ的に追い詰めた実践例。いずれも担当顧客市場では巨木。圧倒的シェアをもつ、倒れるはずのない巨木だったそうです。これをどのように追い詰めたのかドキュメンタリータッチで披露。


圧倒的シェアをもつ立場で聞くか、巨木を倒そうとする立場で聞くか。


 「北米でいかにパナソニックが戦ってシェアを奪っていったか。生きたマーケティングの教科書でした」
 「白熱教室そのもの!」
 「レベルの高いビジネススクールの講義を再現してくれました」
 そのほかいろいろ。絶賛でしたね。質疑応答もたっぷり。

 パナもシャープも長期低迷した理由はなにか? 平川さんの独自の分析。これは内部にいる人間じゃないとなかなかわからんわな。
 外部にいる私からすっと、「やっぱ為替っしょ? 韓国はウォン安に加えて政府の後押しで同じような製品を激安で売り出して、日本は円高でトータル60パーも為替がちがったら話にならなでしょ?」と回答するでしょうけどね。

 ちょいとちがうのよね。ま、詳しくは来月4月スタートの大阪原原で5〜6月のいずれかで講演してもらいまっしょ。


近くのイタリアンでパーティ。

 平川さんの北米パナソニック奮闘記もいずれ本にします。いかに考えた仕事をしてきたかが伝わってきます。
 彼のマーケセンスは実戦的ですから、今後、経営コンサルタントとしてたくさんの企業を指導されていくのでは、とおおいに期待しています。

 つうわけで、原原メンバーは、大阪原原の池田さん、名古屋原原の吉川住職(空海研究の大家・宝蔵院住職)、そして東京原原の平川さん、これからも大阪原原の中嶋さん、ほかにもたくさんたくさんいらっしゃいます。いまや、版元ではベストセラー輩出の登竜門として知られているんですよ。

 松藤さんの恐慌本は3月末から4月にかけて単行本となり全国発売されねことになりました。新聞広告もガツンとやります。電子書籍はアマゾンほかでメガキャンペーンをします。DLは1000倍になるはずです。

 
 さて、今日のメルマガでご紹介する本は「女王とプリンセスの英国王室史」(林信吾著・ベストセラーズ・885円)です。