2016年03月31日「トンカツとんき」(目黒)

カテゴリー中島孝志のB級グルメ探検隊」

 「B級グルメ」とは「格安の値段で超一級の味を提供する料理、すなわち、お買い得、お食べ得の料理」という意味です。高くて美味いのは当たり前。安くても、「こんなに美味いの? こんな値段で食べちゃっていいの?」と腰を抜かしてしまう店。それを紹介するのが本ブログの使命です(ちょっとオーバーか)。

 池波正太郎も名店だと太鼓判を押してますし、おそらく、ほかのブロガーの皆さんも絶賛されてると思います。

 日本で有名なトンカツ屋さんです。

 くたくたの身体と脳みそを調整するために毎月「リンパ・ドレナージュ」をお願いしてまして目黒まで出張りました。「いてっ、いてて、いてて、いてて」の連発。身体中、氣が詰まってるわけね。2時間やってもらったら、あれれ、不思議、ウエストが細くなってる!小顔になってる!

 血液は5分で一周いるけど、リンパは遅いんです。8〜12時間くらいかけてまわってるのね。心臓ポンプがないからね。特別の溶液を吸収させて流してくれるから効くわけでね。

 大阪出張時に毎度お世話になってる先生も「イテ、イテテイテテ」の連発ですけど、エネルギーがフルチャージしてもらえるんで、ランチは抜いても必ず施術してもらっとりまんねん。

 さて、目黒でいつも思い出すのは、いまから25年前、東洋経済つう会社にいたとき、隣の芸能プロダクションによ〜来てました。創業者の本をつくることになりましてね。ゴーストを立てて原稿つくったんですけど、ダダこねまして、「ボクのテイストじゃない」な〜んてね。

 当時(32〜3歳)、めちゃくちゃ生意気。しかもけんかっ早くて、「たかが芸能プロのオヤジのくせにどうのこうのうるさいんだよ!」「もうやんないから!」と言い放ってやめちゃった。で、あとは温厚な編集長が引き取ってくれたんですけどね。。。

 そしたら、この人、えらいね。夏休みだかに軽井沢の別荘にこもって自分で書いちゃった。
 「中島さん、風邪引いてたけど頑張って書いたから」
 で、原稿持ってきてくれたのよ。

 読みました。おもしろい! 経営書としてはインタビューしてゴーストにまとめてもらったほうが遙かにいい。けど、やっぱ創業者の息吹とか熱意とか苦悩とか怒りとか感動とか、そんなエネルギーのようなものが伝わってくるのよね。

 ああ、これは売れないな、けど、いい本だな、修羅場を体験してきた創業者でないと書けないな、と素直に感動しましたよ。

 体調の悪い中、休みがとれたから原稿優先してくれたわけでね。若気の至りつうより人間ができてない、と深く深く反省しましたよ(それ以降も短気は損気を繰り返すわけですけど)。

 その隣にあんの、この店。ちいとも気づきませんでした。和田アキ子さんも食べてるんだろうか。


サービス満点。

キャベツ、味噌汁、ご飯食べ放題だけど。ヒレとロースでご飯不要。

いつも混んでます。

・店名:とんき。
・価格:1400円〜。
・場所:目黒駅徒歩5分。 

 どんなに美味くたって好き嫌いはあるわな。長年食べ慣れてる「勝烈庵(横浜馬車道本店)」のほうがずっと好き。熊本の「勝烈亭」も大好き。こればかりは好みだわな。。。


 さて、今日のメルマガでご紹介する本は「アドラー”実践”講義 幸せに生きる」(向後千春著・技術評論社・1,706円)です。