2018年09月22日宝塚花組ミュージカル『MESSIAH(メサイア)異聞・天草四郎』&ショー『BEAUTIFUL GARDEN百花繚乱』

カテゴリー中島孝志の落語・演劇・タカラヅカ万歳!」

 忘れないうちに・・・今日は「ぴよこちゃん倶楽部」「中島孝志の銘柄研究会」です。メンバーはご参集のこと。

 さて、毎度毎度の宝塚です。花組、なんと天草四郎です、明日海りおさん。

 江戸時代初期、幕府の禁教令発布後も天草では数多くのキリシタンが隠れ住んでました。
 そこに1人の男が流れ着きます。過去を語ろうとしない男はキリシタン大名小西行長の遺臣に拾われて四郎と名づけられます。で、1人の娘と出会い、キリシタンの教えを知ります。

 ここからはお決まりの弾圧と過酷な年貢の取り立てでキリシタンたちは限界。で、人々のために立ち上がる・・・という筋建て。

 「島原の乱」ですね。


 
 なんというか、「隠れキリシタン」という言葉がありますが、最近は「潜伏キリシタン」という学者もおりましてね。どういうことかというと、「隠れキリシタン」つうのは呪術とか島原、天草土着の風土が根っこにある、ととらえているようですな。つまり、潜伏キリシタンは隠れキリシタンとはちゃうねん、というエリート意識が潜在的に漂ってますな。

 けど、いまの宗教観で当時の民衆たちを類推したら大間違いでしょうね。
 


 天草四郎といえば、美輪明宏さんが輪廻転生の生まれ変わりと自称してたような気がしますね。

 かなりいい出来だと思いますね。ショーも花組らしく花がテーマで華やかかつゴージャス。これはヅカファンにはたまらんでしょうな。れいさん、ダンスキレキレッ。

 それにしても、今後の演じ物ですけど、月組『エリザベート』でしょ。雪組は『ファントム』。で、大好きな星組は『霧深きエルベのほとり』。あーちゃんはテレビや映画に転身してもいけると思うけど。で、またまた花組は『CASANOVA』でやんすよ。
 凄いラインナップだよね。