2018年09月26日三角保ち合いの典型チャート!

カテゴリー中島孝志のとってもいい加減な市場観測日記」

 なんでもいいけど、この本。大暴騰! 新潮社の社長もさ、「わてら商人なんで儲かるならなんでもやりまっせ」と正直に言えばいいのよ。いまどき、「メディアが社会の木鐸だ」と誤解してる人はあまりいないと思うよ。朝日とかTBSくらいじゃね。ゲイタレントがいまほど売れてる時代もないわな。野党と野党を応援してるメディアは喜んでるわな。


7800円の値が付いてます。株よりこの本買い占めりゃよかった。


 「今日が大底ですよ。来週から上がります」と9月7日の博多原原でお話した通り、ザラ場ならあっという間に1500円上昇。

 なんで上がるの? 米中貿易戦争に続いて日米貿易摩擦が始まる、というのに! 株価高騰の材料があるわけじゃないっしょ?

 そうそう、株価は1にファンダメンタルズ、2にダウ平均株価、3に上海総合指数(どん底から少し持ち直してるけど)、そして為替。

 ドル独歩高で円安。以前、お話しした通り、安倍3選まではドル高、それから11月6日に向けて円高。とはいっても111ー112円のレンジでしょ。なにもなければね。北朝鮮問題は先送り。あるとすればイラン、シリアとの戦争懸念。

 トランプはどうしても中間選挙に勝たないといけない。負けたら監獄。というより地獄が待ってますからね。勝つためにはなんでもやりますよ。

 それが最大のリスクかな。

 さて、7日が底で翌週から株価上昇となる、と判断した理由はいろいろ。大きいのは年初から売りっぱなしの外国人が買いに転じたこと。けど、これは翌週になってから判明したこと。

 総裁選で絶対に株価を下げてはならなかったこと。たしかに、3日、5−7日、そして12日の前場ギリギリで日銀は介入してます。703億円ずつね。7月、8月にほとんど介入してなかったのも、この総裁選のある9月にNK225が下落したらドーンと投入する準備をしてたんでしょうね。

 サポートラインが期待できる。去年の10月のように16連騰するかもよ。ま、トランプリスクがありますからそんなに甘くはありません。

 チャートを見れば典型的な「三角保ち合い相場」。「P波動」とか「トライアングル」ですね。


相場は典型的な「三角保ち合い」。トレンドラインと水平ラインまたは2本のトレンドライン。ただしラインが斜めですからご注意。



NK225もダウも三角保ち合いから上に放たれるかどうかが決め手。。。


 下ラインはサポートライン(下値支持線)であるだけでなく上昇トレンドラインでもあります。上ラインはレジスタンスライン(上値抵抗線)です。時間が経つに連れてレンジ幅が狭くなっています。行き場をなったらどうなりますか?
 

ポイントは上昇時に下落ポジションを準備しておき、下落時に「売り」を準備することでしょうね。


 
 基本、ボックス相場ですから。買って売って買って売ってのマシンガン投資ですよ。トランプ相場では中長期投資はリスクが高いかもも。デイトレまではいかなくても頻繁にチェックしとかないとね。乱高下が激しいからあまり欲張らないことですね。


 さてさて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「ナナメの夕暮れ 前編」(若林正恭著・1,296円・文芸春秋)です。