2018年12月22日上がるも下がるも外国人!

カテゴリー中島孝志のとってもいい加減な市場観測日記」

 忘れないうちに(その1)・・・来年の市場はますます大波乱が予測されます。Brexitは土壇場に追い込まれ、韓国は経済破綻必至、米中対立はエスカレートし、イランと北朝鮮、ウクライナは戦争危機。「利上げは2回」とのことですが、1回できれば御の字でしょう。パウエル解任(トランプに権限はありませんが)もありえます。

 あちらこちらにダイナマイトの導火線があります。だからこそ、 ●勝てる投資研究会「ぴよこちゃん倶楽部」「中島孝志の銘柄研究会」 の出番だと思うのです。

 忘れないうちに(その2)・・・土曜深夜零時は ●「投資メルマガ定期便」の配信があります。ずばり、「V字回復コカ・コーラに続くどん底銘柄「K」「I」「N」? 買ってはいけない「P」の大研究」 です。チャート20枚くらいかなあ。

 メルマガではあまりチャートを増やしたくないので、下記の解説とチャートはこのブログでやっちゃいましょ。

 ここに来て日米ともに「年初来最安値」しかも「更新」「続落」とはねー。FRBのパウエルさんは現場よりも数値しか見てない、と市場にバレてしまいました。しかも「言い方」がもっとあったと思いますね。先月からの発言を鑑みるに暴落を仕掛けたのでは、と感じてしまいます。ま、あの発言で暴落したのは事実です。


トランプどころか、市場が「パウエル ノー!」を突きつけるかもしれませんよ。


ヘッジファンド(仕手筋)の売り売り売りで「つくられた相場」です。絶好の買い場では?

 「中立金利」の意味がFRBと市場で「ズレ」てますね。けど、いま、この時機に「調整」しなければ、年末年始で「大調整」となったかもしれません(未来完了進行形)。


おかげで日本は大変です。

 ♪あれは3年前・・・ちあきなおみの「喝采」じゃないつうの。
 16年1月4日の大発会。あの時、日経平均株価は582円安=18450円でした。ご祝儀相場ですけどねー。相場は04年から10年間、10戦7勝なんすよ。もち、前年度末終値から上昇してます。

 けど、14年15年16年は下落。でも大幅下落ではありません。

 下落原因について、メディアは「不透明な中国経済のせいだ」でまとめてますけど、たしかに1か月後に上海が2543をつけましたから、ある程度はそうだともいえますが、本丸は「産油国=サウジ」だと私は考えています。本にもそう書いてきました。

 あの時も「原油価格の下落が止まらない!」と言われました。いまと同じです。

 地面を掘るだけで原油とガスがうじゃうじゃ出てくる。しかも採掘は先進国、労働者はエジプトやパキからの出稼ぎ、自分たちはそこにいただけ、つう国です。裕福なので税金も医療費もいらないパラダイスでした。

 けど今年1月からサウジは消費税が導入されました(UAEもですが)。女性にも働いてもらわないと困る。だから、自動車も運転していいよ、と自由化し始めたわけ。殺し屋皇太子はサダム・フセイン閣下とはぜんぜん違うのよ。

 資金ショートの産油国が虎の子の日本国債と日本株を大量に売却。で、相場が大幅下落。中国はえん罪。それが年末まで続きます。

 「絶好の買い場」つう真意はそういうこと。



 市場を眺めますと、いつもならマクドナルド株を買ってる個人投資家が動けない。ソフトバンクでかなりやられたわけね。

 株は売れば下がる、買えば上がる。たくさん売れば暴落しますし、たくさん買えば暴騰します。それだけのことです。

 外国人が買えば上がります。彼らが売れば下がります。
 






 2月5日の大暴落(1175ドル安)。日経平均株価は翌日1071円安の暴落でした。14日まで下げ続けたんすからね。





 外国人は日本株の研究などまともにやっちゃいません。上っ面だけ撫でて終わりです。ファンドは同種同類で一方向に進むリスクがありますし、異種異類ならリスクは低いけどリターンも期待できない。



 だから、きちんと「個別銘柄」を診断すべきでしょ。「どん底」で仕込んで上げてから売る。これがいちばんリスクが低いわけです。

 市場の解説はこれで終わり。メルマガではズバリ研究材料のみの解説に徹します。