カテゴリー:中島孝志のとってもいい加減な市場観測日記

2019年01月29日 (火)

暴落か?好景気か?

 さーて、1日遅れですが、毎週連載してる有料サイトの原稿を転載します。あちらは莫大な原稿料を頂戴してますんでね。1日遅れでもそこそこ役立つのでは?

・・・・・引用開始(1日過ぎてますからデータも内容もバージョンアップしてます)・・・

 投資は経済、金融、ファンダメンタルズをチェックしてれば勝てる時代ではありません。世界の政治経済、軍事地政学を総合的にカバーしないとなかなか勝たせてもらえませんね。
 とくに金ゴールドは装飾品であるばかりか、国際商品、政治商品、戦争商品、そして投資商品ですから、「インテリジェンス」と「センス」を磨かないと勝たせてもらえるわけではありません。



 「ダボスなんて田舎に行ってられるか!」

 メキシコとの壁づくりに余念がないトランプ大統領をはじめ、ややこしいトラブルを抱えている首脳陣は軒並み欠席。暇人ばかりのダボス会議となりました。

 中国の習近平と王岐山はがっかりしたでしょうな。3月の全人代を「直前」にして、トランプに懇願することが山ほどありますからね。2月中に交渉しとかないと3月は乗り切れませんよ。
 それを知っててわざと議会の責任にしてサボったんでしょうな。ダボスが終わったらさっさと妥協してるんですから。

 注目は、2月末の米朝首脳会談です。



 こんな下落では済まないはず。原因? キャタピラが9%下落とかそんな問題じゃないの。英国離脱代替案が出るかどうか、市場は大きく懸念してます。ヘタするとポンド危機になります。メディアの連中はピンと来てないみたいだけど。

 トランプは交渉上手ですね。絶好のタイミングですよ、これは。米朝首脳会談の直後に全人代の開幕。つまり、年始の挨拶に金正恩が中国に慌てて出かけたのも、米朝首脳会談をどう対応するか、中朝の打ち合わせでしょうが、とくに習近平のほうからの依頼ではなかったでしょうか。

「絶対に核を放棄したらあかんどー」
「わかってま」

 今回の狙いは、金正恩は経済制裁を解いて欲しい。トランプは核廃棄の具体的な進展・証左が欲しい。

 どうなるか? トランプは北朝鮮の経済制裁を解くでしょうね。安倍さんも軍産複合体も反対でしょう。けどトランプは突き進むと思います。

 どこで折り合うのか? アメリカ本土に届かなければいい、ということです。

 習近平は助かります。中国経済もどん底からV字回復します。北朝鮮特需ですね。

 トランプとしては、来年が選挙ですから、いま、米中覇権戦争を終結するわけにはいきません。足下の米中経済も世界経済を巻き込んで失速。IMFが2回も経済予測を下方修正するなんてありませんよ。



 南北朝鮮は統一の方向に進みます。「反日ならまとまる」とわかっているトランプ政権をつくった勢力は、だから筋金入りの反日政治家を韓国リーダーに据えたんです。なんのために? 在韓米軍撤退のためです。

 南北統一朝鮮ができたらアメリカは困るのでは? いえいえ、南北朝鮮が親中国とは限りませんよ。ここがキモ。アメリカにとって、半島がアメリカサイドでまとまればOK。まとまらなくたって、ロシアと組むつもりですからね。反大陸・反半島の日本もいます。トランプのボトムラインは中国封じ込めですからね。

 朝鮮という国と民族は古今、強いモノになびくというDNAがあります。アメリカが強ければアメリカに、中国が強ければ中国に、日本が強ければ日本に・・・単純ですからコントロールしやすいのです。いずれ近々、文在寅大統領が交代すれば、逮捕か自殺のいずれかでしょうから、そのときに考えればいいんです。

 問題は北朝鮮。統一したら選挙をさせる。そのとき、文在寅が当選した方式、言い換えると、第一次大戦直前に、学者の小物政治家ウッドロー・ウィルソンを大統領をするために、現職のタフト大統領では勝てないので、わざと前任のセオドア・ルーズベルトを立候補ざて共和党を分裂させ、結果、民主党の統一候補ウィルソンが当選したケースをなぞると思います。

 韓国側の候補者は分裂させ、北朝鮮側からは金正恩しか立候補しなければ、楽々、当選できますよ。そもそも韓国人は北朝鮮に劣等感しか抱いてませんから。

 2月の米朝首脳会談で北朝鮮の経済制裁は解かれます。結果、中国経済は息を吹き返します。これが全人代を乗り切る方策でしょうね。

 逆に2月に暴落を引き起こしてしまう。いまの相場はデリケートですからね。少しの刺激でもドカンと行きますよ。導火線はBrexitありぃの、ドイツ銀行危機ありぃのとネタには困りません。明日明後日のアップルやアマゾンの決算発表とかFANGMANの決算で暴落するかもしれませんよ。

 そうなれば米中貿易戦争はいったん水入りです。株式市場では、だらだら下落中の「中国関連銘柄」が軒並みV字回復するのでは、と私は予測しています。つまり、ジェットコースター相場。あるんじゃないかなあ。期待してます。こんなものチャートでは読めませんよ。
 
 いずれにしても結果は同じ。

 中長期的な見通しでは、2月半ば(SQ日?)までに小調整、統一地方選挙が終わった5月後半に中調整(米中貿易戦争が休止ならば延期)、そして10-11月に大調整かしらん、と予測しています。

 前回も書きましたが、今年は「第2のプラザ合意」があると思います。これが「大調整」の理由です。そして2020-21年に本格的な「景気後退」があると考えるのが普通のアナリストです。しかし、トランプは秘策を温めてるでしょうね。

 2020年は選挙の年。「サプライズ」がないわけがありません。練りに錬ったアイデア。効果的なのは2020年前半にとことん株価を落としておくこと。それから劇的にV字回復させる。

 そのうち、明らかにしたいと思います。

 いずれにしても、5月は統一地方選挙。負ければ7月の衆参同時選挙は勝てません。安倍政権もなりふり構わず株価を上げてきます。外国人は百も承知で乗りますよ。ポイントは手仕舞うタイミング。外国人と同じタイミングじゃないとね。

 為替は円高ドル安基調です。ドイツ銀行問題がいつ爆発するかわかりませんからね。



 松藤民輔さんが元気な頃だから4年前かな。こんな本出しました。いまでも変わらない? ご冗談を。もっと悪くなってますよ。株価をチェックしてみてください。





 世界の経済成長ではユーロ圏は19年は1.6%(マイナス0.3%)ですが、ドイツだけ見ますと1.8%から1%に下方修正しました(1月24日)。「英国のBrexit問題」を理由に挙げてますけど筋違いでしょ。
 というのも、「Brexit」でいちばん懸念されてる問題は英国に集中するデリバティブ清算機関「LCHクリアネット」を使えるかどうか、でしょ。ロンドン証券取引所傘下の清算機関ですが、「Brexit」で使えなくなれば、41兆ポンド(6000兆円!)ものデリバティブが3月末に満期償還を迎えてしまいます。でも、これは1年間執行猶予となりましたから喫緊の問題ではありません。

 それよりもドイツですよ。

 ドイツ銀行が抱えるデリバティブがいくらあるかご存じ? なんと50兆ドル(5500兆円)です。ほとんど英国と変わりません。つまり、ドイツ銀行が危ないからドイツは成長率を上げられないわけ。メルケルはドイツ銀行を助けない、と明言してましたけど、ドイツ銀行の最大のスポンサーが中国。それも王岐山率いる海航集団でした。債務超過を共産党が肩代わりしてセーフ。

 責任転嫁をしれっとするのはいかにもドイツ人らしい。

 いたる所に導火線が転がっています。まわりを見渡せば、あちらこちらで花火大会の真っ最中です。いつ火がつくかハラハラして眺めている人は少なくないと思います。

 FRBのパウエルなどその1人でしょう。「早く利上げしておかなくちゃ。中立金利どころか長期金利より高めに誘導しなくちゃ。いざ金融危機となったときに利下げスペースがないもん」

 これが本音。

・・・・引用終了・・・・・・

 けどね、明日のFOMCでどうなるかわかりませんよ。市場からやいのやいので「利上げ停止」。今度は「資産縮小化停止」。これは原原や銘柄研でも講義してきましたよね。17年10月から縮小化してるんですよ。ダンダン増やして、いまや毎月500億ドルずつ。WSJの報道が正しければ、「トランプはこれも止めるよ」と言った通りになりそうですね。



 パウエルさんがEQからETへと方向転換したら円高ドル安必至ですわな。昨日も噂レベルで円高になりましたよね。となると・・・円高歓迎銘柄に要注目。「どん底メルマガ」で特集しました。もう一度チェックしてくださいね。

 大引けの結果、1/4と1/8に ●「V字反発する“どん底銘柄”」緊急臨時便 でそれぞれ取り上げた「S」と「K」。「S」は8.5%高。「K」はボックス相場を上抜いて5%高。どちらも3日前の「銘柄研」で紹介した円高ウエルカム銘柄です。



 さて、昨日のブログに書いた「暴落の3要件」が揃ってしまいます。昨日のブログをもう一度チェックしてください。いよいよ次の段階に入ります。

 早い話がNY暴落カウントダウンがすでに始まってる、ということ。

 さーて、いつ暴落が起きるか? 昨日の正解を書いておきます。
 「逆イールドは不況のサイン」と言われます。長短金利の逆転ポイントですね。でも、暴落はこれがきっかけでは起きるわけではありません。前座なのよ。暴落の真打ちは逆イールドが解消された瞬間なのよね。

 ウッソー? いえいえ、ホントです。

短期金利はFRBがコントロールできますけど、長期金利は市場が決めます。少しの動きをきっかけにマインド次第でどちらにも転んでいきますよ



 パウエルが利上げをいったん停止。短期金利の上昇は止まります。
資産縮小を続けたらどうなりますか? 長期金利は上がります。短期金利が止まって長期金利が上がれば、長短スプレッドが広がります。

 イールドカーブの解消!・・・怖いね、めちゃくちゃ怖い。



 じりじり金価格が上昇してますよ。不気味ですね。

 こういう情報は2月から「3分でわかる!チャートたっぷり!中島孝志の得する『経済教室』 というメルマガでお話します。ただし、こんなに長くはしません。「3分」でわかるボリュームに抑えます。お互い忙しいものね。

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今日の通勤快読は
新宿二丁目 (伏見憲明)
です。

プロフィール

中島孝志(なかじまたかし)
■東京生まれ。早大政経学部政治学科、南カルフォルニア大学大学院修了。PHP研究所、東洋経済新報社を経て独立。経営コンサルタント、経済評論家、ジャーナリスト、作家 (ペンネームは別) 、出版プロデューサー、大学・ビジネススクール講師等ビンボー暇無し。
■ビジネスパースンのアフター5勉強会の先駈け「キーマンネットワーク」を26歳から主宰。ただいま全国で開催している勉強会は
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「原理原則研究会in博多」
「原理原則研究会in名古屋」
「原理原則研究会in神の国出雲」
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「原理原則研究会in札幌」
「松下幸之助経営研究会」
「中島孝志のスピリチュアル研究会」
「日曜読書倶楽部」
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「黄金の卵を産む!ぴよこちゃん倶楽部」

■講演・セミナーは銀行、メーカー、外資系企業等で大人気。全国紙をはじめ専門誌、永田町メディア、金融経済有料サイト、大手企業広報誌から宗教団体機関誌などの連載を20年以上続ける。
■著訳書は480冊(電子書籍100冊含む)。大臣や経済団体トップなど政財界をはじめとした要人プロデュース延べ500人超。読書は年間3000冊ペース。落語と宝塚歌劇、大衆演劇、そしてシャンソンの熱烈なファン。
■日本青年会議所の「TOYP(人間力)大賞」を87年から3年連続受賞の快挙(横浜JC推挙)。
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