2014年03月24日米中がいちばん怖いこと。。。

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 原稿、午前6時に入れ替えましたから。ちょっとこっちのほうが気がかりなんで。。。

 橋下徹大阪市長の出直し選挙。「投票率最低」「得票半減」「無効13%」「先行き不透明」との報道。国政政党はこぞって、「橋下はもう終わりだ」と意気軒昂のご様子。たぶんコメンテーターの皆様も橋下市長に一斉攻撃するんでしょうな。ご苦労様です。

 けどね、はたしてそうなんかなあ。投票率が最低なのは、最初から勝負が決まっていたから。優勝の決まったプロ野球なんぞだれも見に行きません。「消化試合」ゆうてね。緊張感がまるっきりないもん。

 「絶対投票率(有権者数と投票数を勘案したもの)」が半分しかないから「得票数」も半減するのは当たり前。それより投票率が3分の1しかなかったのに「得票率」は前回58%から87%へとドカンと増えてることに注目せなあかんな。つまり、投票には熱い橋下支持者が駆けつけたつうことよ。

 逆に、市会議員のセンセ方がガチンコの戦争を避けて「知らんぷり作戦=不戦敗」を選ばざるを得なかったわけでね。「この根性無し!」がこれからボディブローのように効いてくるのではないんかね。。。

 ま、国政じゃないし、祭りは前回で終わったわけで、市会議員なんて顔も知らんし、有権者も暇じゃないかんね。こんなもんじゃない。都知事選だってあんなもんだったんだからさ。

 それにね。政治に関心がないつうことはそれほど困ってないわけよ。投票率の低さは「橋下さんになろうとなるまいと、どうせそんなに変わらんやろ」という大人の対応ですわな。諦めではなく、そもそも期待してないの。依存してないの。

 それよりずっと大切なことは「核物質 米に引き渡しへ」というニュースですわな。
 表向きの理由は「テロリストの危機管理が甘い日本は信用できない。東海村で保管してる高純度のウランやプルトニウムをアメリカに引き渡しなさい」つう話。もち、中国もそうしなさいと大賛成。ま、安倍さんは今日明日の核保安サミット(ハーグ)で引き渡しを表明するわけでね。

 テロリストつうのはもちろんウソ。米中が怖いのは日本の核武装ですよね。高純度なら、ホント、あっという間につくってしまいます。隠れてつくりかねないと本気で心配してますよ。

 安倍さんの歴史認識について、中韓以上にイライラしてるのはアメリカですからね。なぜか? 悪いヤツに限って、自分がしてきた悪業の数々を忘れられず、「いつか仕返しされる」と思いこんでるわけ。従軍慰安婦問題にしても靖国参拝にしても、「この延長線には原爆投下による無差別殺人という歴史認識が続くはずだ」と戦々恐々としているからです。

 戦後、マッカーサーがマスメディアを利用して懸命に日本国民を洗脳してきましたけど、中国人船長が海保艇に体当たりしたり、韓国がしつこく言いがかりをつけるから、日本人は歴史に目覚めちゃった。

 このままいくと、的は・・・アメリカやないかい? そら困るでえ。つうことで、危なそうなもんはいまのうちにとっとかなあかんで、ゆうてね。

 ま、そうゆうこと。

 さて「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『冥途のお客』(佐藤愛子著・文藝春秋)です。詳細はこちらからどうぞ。



 それにしても「LEADERS」ってドラマ、どうしたん? TBSですから「華麗なる一族」「仁」「半沢直樹」の延長線で期待してた人も多かったんとちゃう。あんだけの俳優とあんだけのコストと前宣伝で、あれかいな。後半見なかった人たくさんいるんじゃないかなあ。それにしてもそれにしてもあの女優の演技の下手さ加減には呆れたわ。この意見、私だけ?