2015年10月28日新潟原原レポ

カテゴリー中島孝志の原理原則研究会」

 ようやくオバマが動きました。国防長官はキリキリしてたでしょうな。

 「利上げと爆破とどちらがいい?」

 習近平は真っ青でしょう。下手すっと失脚するかもよ。愚かな南海艦隊はチキンゲームに挑むかもしれんけど、小火が大火事になる前にやめといたほうがええわな。。。

 VWスキャンダルを仕掛けられたメルケルも、メジャー通貨に入れようと画策してたリガルドも、7兆4000億円せしめてほくほく顔のキャメロンも、慌ててホワイトハウスにご機嫌伺いしてるはず。

 「他意はありません。中国なんかもう相手にしませんから」

 いち早く安倍さんは米艦隊の行動を評価しました。

 艦隊よりもずっと先に潜水艦が見張ってたはずです。米中の軍事力の差はプロレスラーと赤子くらいちがいますからね。とくに海軍はダンチです。北朝鮮もアメリカの行動を冷や汗かきながら見守ってるはずですな。。。 

 軍事力無き国家なんぞ舐められるだけなんです。軍事力はあっても行使できないように縛られてる国家はもっと舐められます。とことん挑発されます。

 いざとなったら動く。96年の台湾海峡有事を思い出しますね。反中の李登輝総統の選挙に臨んで、ミサイル実験という嫌がらせを繰り返してた中国ですけど、アメリカは「インデペンデンス(空母)」と「バンカー・ヒル(イージス艦)」「ニミッツ(原子力空母)」まで派遣しちゃいました。それ見て、中国は慌てて逃げ帰っちゃったわけでね。

 あのときめちゃ悔しくて空母を持たなくちゃ、と決意したわけ。で、ウクライナからオンボロ空母を手に入れたつうわけ。けど、張り子の虎だもんなあ。カタバルトないしぃ。。。
 

 忘れないうちに言っとくけど(こんなんばっか)、あまりにもあまりにもあまりにも「能登・金沢・加賀スピスピツアー」がよかったため、なんと、あの黄金コンビ(キム兄&ミナミちゃん)が帰ってまいりました。

 いかに金沢の名門とはいえ、経営のほうは大丈夫なんでしょうか。ちょいと気がかりです。丸投げしといてなんなんですが。。。

 で・・・2016年の幕開けは、「おもてなし連続33年1位!」に燦然と輝く「和倉温泉 加賀屋さん、サービスにおける真実の瞬間を満喫するツアー」を挙行することとなりました。

 スケジュールは2016年2月13日(土)〜14日(日)で決定しました。

 もち、温泉三昧、美味三昧、美景三昧、そうそう、日本伝統文化の研究です。そうです。これがメインなのです。すっかり失念しておりました、はい。
 
 「このツアー、全員参加は加賀屋さんだけです。前後はおすすめの場所を考えておきます。加賀屋さんのおもてなしを受け、くつろぐことをメインとして観光プラン考えてみます。
 思いつくところでは、富山県高岡市の国宝。瑞龍寺(曹洞宗)。氷見での海の幸。石川県ゆかりの人の生誕地シリーズでは長谷川等伯誕生の地。七尾市の七尾美術館(何点か等伯作あり)。西田幾多郎生誕の地の西田幾多郎記念哲学館(かほく市)。鈴木大拙生誕の地の鈴木大拙館(金沢市)。金沢市内では武家屋敷跡、野村家(ミシュラン2つ星)、石川県歴史博物館、大乗寺などなどがあります。他にもキム兄と考えてみます。」(ミナミちゃん談)

 「最近 加賀屋さんの本がたて続けに出版、文庫化されてます。これを読んで加賀屋さんへ行けば、宿泊代も授業料で元がとれるといった感じでしょうか。宴会では女将さんのご挨拶もあるでしょうから、記念撮影と本にサインをお願いしてもいいでしょう。」(同)
 加賀屋女将さんが9月に出版した本は『加賀屋 笑顔で気働き―女将が育んだ「おもてなし」の真髄』と『加賀屋の流儀』(文庫)があります。

 でもって、氷見の寒鰤、氷見うどん、富山ブラックラーメンまでつけちゃうか、とも話しております。詳細についてはまた別途。今回も期待を大幅に凌駕することでしょう。

 で、お部屋がいろいろ分かれておりまして。。。浜離宮2部屋、雪月花4部屋、能登渚亭2部屋。Max32名(4人ずつ)。石川県に幅広く人脈のあるコンビですから、今回も当然「特別価格」です。これはメーリングリストで流しましょう。

 まあ、加賀屋さんゆうたら、還暦とか米寿のお祝い、金婚式の祝い等々、ハレの日を記念して、一生に一度は泊まりたいな、つうお宿ですよ。
 てなわけで、次回は原原、スピ研、ひよこちゃん倶楽部のメンバーのみならず、ご夫婦もありぃの、恋人もありぃの、親子兄弟姉妹もありぃの、愛人は3人までOK・・・原原ルールを適用したいと思います。

 ご参加の向きは予定しといてね。お金も積み立てましょう。あと4カ月。毎月1〜2万円ずつ節約すればなんとかなります。お部屋で価格がかなり違うのよ。宴会は同じですよ。


 さて、先々週は名古屋、大阪、博多と原原行脚でした。で、すでにお話したように、博多の夜に胃痛が始まりまして、先週は絶食。まあ、たまにはこういうこともないとね・・・。
 ザンネンなのは、飛行機に乗る前、朝10時に博多阪急のデパ地下でナイルに飛び込んで、中辛と大辛のカレーを右左に並べて食べるつもりだったのに、このもくろみが吹っ飛んでしまったこと。

 ま、機内で鈍痛なんてシャレにならんもんね。。。

 原因? ご想像の通りっす。名古屋と大阪はゲスト講師でしたんで、ちょいと油断しちゃったの。昼から少し呑んじゃった。でもって2次会3次会が3連ちゃん続いたわけで。あかんな。こんなことしてたら。。。

 猛省します。暴飲暴食はダメです。もうしません。してたら注意してください。 

 で、講義ですけど、博多では「仕事に活かすインテリジェンスの原理原則」つうお話。おもろかったと思うよ。見たことない教材ばかりでしたでしょ。
 3日前は新潟原原でしたんで、原原講義については新潟のレポをお届けしましょう。

 テーマは「商道の原理原則・マーケティング実践編」にしました。「理念哲理は理解したよ。じゃどうすりゃ儲けられるのよ? こうすれば儲かりまっせ〜」つうお話です。
・主な内容
・第1部:「英国はなぜ中国贔屓なのか?」
・第2部:「商道の原理原則--売上拡大を容易にするマーケ」
1なぜ日本には外資系の旅館がないのか?
2星野リゾートの戦略
3伊豆修善寺「浅葉」と「花月園」
4マイケル・ポーターの差別化戦略
5ランチェスターの法則
6ルルとベンザのシェア争い
7ワコールとトリンプのシェア争い
8『坂の上の雲』のまちがい
9デフレ時代を生き抜いたブランド
10あれもこれもはいらない!
11「美味しい朝食」で崖っぷちからV字回復したホテル
12レッドオーシャンではなくブルーオーシャンで戦え!
13勝てる土俵はどこにある?
14「澤の屋旅館」に外国人が押し寄せる理由
15「のれん」「ブランド」を構築する!
16ユニクロも必死にブルーオーシャンを探している!
17勝利のマーケティング「ボトム・オブ・ピラミッド」
18勝利のマーケティング「コーズ・リレイテッド・マーケティング」
19AMEXの「自由の女神キャンペーン」
20勝利のマーケティング「アンバサダー・マーケティング」
21富山の置き薬商法とグリコ、ネスレ、ファミマ
22勝利のマーケティング「バイラル・マーケティング」
23「最高のお客様」を「最高の伝道師」に変えよ
24勝利のマーケティング「TEASEマーケティング」
25貧困層相手に成功したグラミン銀行
26原価率経営とはなにか?
27「俺のイタリアン」が儲かる理由
28原価、原価率、売価の関係
29売上、原価、利益、回転率の関係
30売上=客単価×客席数×客席回転率
・・・。

 二次会は博多と新潟、それぞれ少しだけご紹介しておきましょう。博多はおなじみの「花唄」です。


苦手な刺身も最高。ここのは食べます。

ぬる燗用の獺祭です。

鮎でんなあ。

ぬる燗に合う酒をぞくぞくと所望しました。

土瓶蒸し。

少し甘く煮付けて最高っす。

鯛そーめんです。

 新潟では、胃痛の情報が伝わってて天ぷら屋さんキャンセル。トホホ。。。
 「大丈夫ですか」
 「うん」
 つうことで、急遽、通りすがりの店で二次会。さすが新潟。ぶらり寄ってもレベル高し。


刺身。。。

やっぱのどグロ。

栃尾の厚揚げ。
 ほかに納豆の天ぷら。イカの一夜干し。川海老の唐揚げ。。。

 で、〆はクラブ活動。新潟美人がずらり(新潟くらいだなあ、クラブ活動あんの。いままで4回も行っちゃった)。私は断ったんですよ。仕事抱えてるしぃ。体調も完璧じゃないしぃ。けどH先生とI兄弟がどうしても、頼むから、と無理矢理連行されちゃいましてね。1対3ではかないませんな〜。

 「先生、お嫌いですか?」
 「お好きです」

 ま、座れば座ったで笑顔をけっして忘れないボクですから。。。

 この店は、「新潟佐渡ツアー」で行形亭(いきなりや)さんで二次会やったあと参上することに決めました。写真が紹介できないのがザンネン。タイプはちがうけどずらり新潟美人っす。お楽しみに(だれがじゃ〜〜!)。。。

 「新潟佐渡ツアー」のスケジュール&タイムテーブルは以下の通りです。
・第1日目:11月7日(土)
16:30〜勉強会。会場は「クロスパルにいがた301号室(中央区礎町通3ノ町2086)」です。
18:30〜行形亭(いきなりや)で古町芸妓と一献(2次会は適宜…)
 「佐渡は、越後から見れば波の上にある。」
 (※某公共放送「街道をゆく」ナレーター・田村高廣の声で)
司馬遼太郎『胡蝶の夢』冒頭 

・第2日目:11月8日(日)
 7:55 佐渡汽船新潟港ターミナル発ジェットフォイル
 9:00 佐渡汽船両津港着
   貸切バス(中型)または大型タクシーまたはレンタカー。
10:00〜白雲台 佐渡を一望する展望台
11:00〜牛尾神社 桓武天皇御代、出雲大社より勧請建立       (私の個人的に大好きな村の鎮守さまです)
12:00〜「そば」「てんぷら」のおいしいお店へ
      もちろん日本酒もあわせてお楽しみください。
13:30 山本修巳氏宅へ(山本半右衛門家12代目)
     『胡蝶の夢』通称‘はんねむさん’のご子孫。
     江戸時代の真野本陣がお宅。お話を1時間余伺います。
15:00 尾畑酒蔵 高松のBARで「北雪」より好評だった「真野鶴」の酒蔵です。
17:00〜チェックイン 「on the 美一」か「浦島」。
18:00〜夕食 「佐和田」か「真野」 です)
21:00〜2次会「on the 美一」ラウンジ貸切。相川の焼鳥屋も可。

・第3日目:11月9日(月)
 8:30 小木港。宿根木の町並みを散策します。
11:00 佐渡ベストのカフェ。
 以後、15:30両津港発のジェットフォイルの出発時間を見ながら佐渡の絶景を堪能。真野湾一望のカフェで佐渡米のオムライスが絶品! ビールとともにどうぞ。佐渡南端の宿根木は重要ポイント。新潟唯一の「国の重要伝統的建造物群保存地区」として選定された地域です。

・参加申込は11月3日締め切りです。
・新潟−佐渡のジェットフォイル往復は各自で手配よろしく。
・佐渡の交通手段、食事、宿泊、ご案内はすべて新潟原原佐渡特派員のIさんが準備してくれます。
・予算はメーリングリストでご案内完了。激安原価だもんね。

 初日のみ、2日目のみという参加もありです。希望者は中島孝志のメールまでよろしくです。。。


 さて、今日のメルマガでご紹介する本は「2016 長谷川慶太郎の大局を読む 後半」(長谷川慶太郎著・徳間書店・1,728円)です。