2016年08月10日京都迎賓館に足を伸ばしてみました。

カテゴリー中島孝志の「日本伝統文化研究会」」

 今日から大阪でヤマほど打ち合わせ。もう大変なんすよ。合間を縫って原稿書くわけで。で、この日曜日には「黄金の卵を産む!ピーピーぴよこちゃん倶楽部」でしたからね。

 メンバーのみなさん、ここだけの話つうのは面白いでしょ。で、即効性があります。知ると知らないでは天地の差。それが情報つうかインテリジェンスなわけでね。1%はより0.1%に、99%は99.9%へとグルーピングされるわけで。

 厳しいけど、これが現実。年収と学力(学歴ではありません!)は比例するんですよ。ユダヤ人にも貧困層はいますけどね、超金持ちはなにはなくとも「使える学力」だけは持ってるもん。

 ここなんだよなあ。

 で、大阪から少し足を伸ばして京都に戻りました。つうのは、迎賓館がか〜るく見学できるからっす。たぶん10月、11月の紅葉の頃はもう長蛇の列でと思う。いまなんか、予約等のめんどい手続き無し。当日券でそのままスルーできますからね。しかもが〜らがら。御所(御苑)もが〜らがら。あの春秋の一般公開の混雑さはなんやったの、つう感じでごわす。



 今年7月から通年見学ができることになりました。原原メンバーにもお知らせしている通り。この季節はあまりにも暑いのでツアーにはしませんでした。今日の京都は36度。東京は38度。

 まず最初に通されるのは「聚楽の間」です。聚楽第の聚楽ですね。入洛ではありません。


「夕映えの間」ですね。






「藤の間」です。

廊橋の天井四隅には蜻蛉とか鈴虫などがあしらわれています。

 さすがに伝統技術の粋をそこかしこにさりげなく生かされてますね。表具、竹垣、畳、截金(きりがね)、石造などなど、微に入り際に入り、心憎いばかりですな。




和食の晩餐が行われる「桐の間」です。


五穀豊穣を具現化してるわけで。天皇陛下は農業の神様ですからね。

橋を渡りますと舟があのまして、来賓が舟遊びを楽しめるという趣向なんでしょうね。

 で、今回、京都にわざわざ戻ったのは理由があるんです。お盆ですからね。「お精霊(しょらい)さん」です。ご先祖様をお迎えし、そしてお送りする風習です。五山の送り火はそのクライマックスといってもいいですわな。

 詳しくは明日にしましょう。


 さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「次の震度7はどこか! 後編」(角田史雄・藤和彦著・PHP・1134円)です。