2008年05月03日「インテリジェンス読書術」 中島孝志著 講談社 840円

カテゴリー中島孝志の通勤快読 年3000冊の毒書王」

♪世間は休み 私は仕事〜
 そうよ 仕事好きな私なの〜♪

 まっ、こんな唄ないけどね。
 いいんですよ、どうせ皆さんが仕事してる時に休みますから。別に悔しくないんです。ただ、ちょぴっと羨ましいだけかな。

 さて、この本、またまたご紹介しちゃいます。発売3日ですでに3刷。書店での反響が大きいようです。
 読書術関係では、去年、『キラー・リーディング(大反響でラジオや『週刊現代』が特集しました)』を出版しました。この本は読書術に関しては類書を軽くしのぐ完璧な出来だと自負してまして、「これで打ち止めだな」と思っていたほど。

 けど、私自身の読書との出会い=私が感動した本については、ほとんど紹介していなかったんですね。そういう意味では、ホントは『インテリジェンス読書術』がベースで、『キラー・リーデイング』はその応用編ともいうべき位置付けだったんですね。

 ですから、本書は読書術の部分ではなく、読書との出会い、読書による目覚め、自己実現、どん底との格闘、再生、復活・・・といった人間くさい部分に注目して(つまり、テーマとして)お読みいただけると意外と「正解」なのかもしれません。
 連休中にぜひどうぞ。

♪あなたは休み 私は仕事〜
 そうよ 仕事があるから愉しいの♪500円高。