2008年11月20日どか貧をおそれてじり貧になるまえにすべきこと。
カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」
日経ウェブで連載中の「社長の愛した数式」がなんと連日9万人ものアクセスで日経サイドがびっくり! すべてのコラムでダントツ1位。
これまで3万人の読者(それでも1位!)だったんですから当然でしょう。
さて、今回のテーマは「パナソニックによる三洋電機買収の数式」です。ここだけの話が山盛りです。ぜひご一読くださいませませ。
GMの株価は2ドル、シティはとうとう1桁。大手生保は政府に救済を求める始末。
けどね、「最後の貸し手」となれる政府はいいですよ。そんな体力のない国や政府はデフォルトしかありません。10年前、あのロシアはデフォルトしてるんですからね。
オバマさん、1月20日の就任式でいきなり「米国デフォルト宣言+AMERO切換宣言」をしないとも限らない? ホントにね。軍事費カットしたら? そりゃすると思うけど、あんなもの、リーマンの負債分(70兆円)しかないんですよ。
ダウが暴落すれば、その2乗でセンシティブに反応する日本マーケット。
もし米国で生保や銀行が1つずつ破裂したら2段階で1000円ずつガクンガクンと暴落。するてえと、日経平均は6000円。じり貧からいきなりどか貧ですな。
薄商いでこれだけボラタリティガが激しいマーケットならばありえない話ではありません。いよいよ本格的な暴落が始まるんでしょうね。
それにしても、オバマさん。なにしてるんでしょうね。就任したら矢継ぎ早に出す「金融危機政策」でも練ってるんでしょうか。
「G20サミット」に参加しなかったのは、もち、このていたらくはブッシュの責任だかんね、わしゃ関係ないもんねと、まあ、けじめをつけたかったんでしょう。けどさ、そのお馬鹿なブッシュの後に大統領の仕事をしなくちゃいかんのはいったいだれなのか、気づいてないんとちゃうか。
もうオバマさんの仕事は始まってるのよ。それが証拠に、CIAだってなんだって、ブッシュとオバマの両方に同じレポート出してるでしょ。
さて、金融サミット第1幕が終わって麻生総理も日本に戻りました。いきなり民主党の小沢代表と党首会談をしたものの平行線のまま物別れ。まっ、皆さん、ご想像の通りだったと思います。
小沢さんは解散に追い込みたい。麻生自民もフレッシュなうちに解散したかった。けど、アメリカから「待った」がかかって解散できなかった。
政局はタイミング=潮目を読むのがいちばん大切。喧嘩は先手必勝。いったん後手に回るともうあきまへん。ところが、自民党はブッシュのおかげで最後まで貧乏くじを引いてしまいました。
日経平均が瞬間的に7000円を切ったり、PBRが1を切ったり、リーマンショック(9/15)以後、報道されるのは「減収・減益・減産」と減のつく言葉ばかり。この2カ月間、いろんなことがありすぎました。1カ月が1年に匹敵するサプライズの連続です。
おかげで「ずいぶん長いこと、麻生さん総理やってるな」と感じるのは私だけではないでしょう。
何回も言いますが、麻生さんに勧めたいことは「解散せずに下野すること」です。政権を放り出して民主党に委ねてしまえばいいんです。これ、実質的な解散総選挙です。
どか貧を怖れてじり貧になる前に下野してしまうことです。
下野したくない? 気取り屋でプライドが高い麻生さんには無理? いえいえ、これがいちばん麻生自民党の傷を最小限に押さえる妙手。「憲政の常道に則り下野します」のひと言でいいのよ。
気取り屋でええ格好しぃの総理。このプライドが命取りかな。
小沢さんは即、解散したいでしょうが、その前に組閣しなければなりません。組閣の内容次第で株価は乱高下するでしょう。タイミングは来年1〜2月。3月決算の直前。それまでに1〜2回はこの10月レベルの株価下落があるはずです。
自民党の手で解散すること。民主党の手で解散すること。この違いは大きいですよ。
選挙中にマスコミがどう報道するか? アメリカのようにオバマ寄りの報道などしないでしょう。へそ曲がりで教条主義の日本のマスコミは、「この難局を経験のない政党に任せていいのか?」と一転、民主党攻撃、自民党擁護のキャンペーンを張るのではないでしょうか・・・。
麻生さん、徳川慶喜になる腹はないんかな。死中活ありなんだけどねえ。
これまで3万人の読者(それでも1位!)だったんですから当然でしょう。
さて、今回のテーマは「パナソニックによる三洋電機買収の数式」です。ここだけの話が山盛りです。ぜひご一読くださいませませ。
GMの株価は2ドル、シティはとうとう1桁。大手生保は政府に救済を求める始末。
けどね、「最後の貸し手」となれる政府はいいですよ。そんな体力のない国や政府はデフォルトしかありません。10年前、あのロシアはデフォルトしてるんですからね。
オバマさん、1月20日の就任式でいきなり「米国デフォルト宣言+AMERO切換宣言」をしないとも限らない? ホントにね。軍事費カットしたら? そりゃすると思うけど、あんなもの、リーマンの負債分(70兆円)しかないんですよ。
ダウが暴落すれば、その2乗でセンシティブに反応する日本マーケット。
もし米国で生保や銀行が1つずつ破裂したら2段階で1000円ずつガクンガクンと暴落。するてえと、日経平均は6000円。じり貧からいきなりどか貧ですな。
薄商いでこれだけボラタリティガが激しいマーケットならばありえない話ではありません。いよいよ本格的な暴落が始まるんでしょうね。
それにしても、オバマさん。なにしてるんでしょうね。就任したら矢継ぎ早に出す「金融危機政策」でも練ってるんでしょうか。
「G20サミット」に参加しなかったのは、もち、このていたらくはブッシュの責任だかんね、わしゃ関係ないもんねと、まあ、けじめをつけたかったんでしょう。けどさ、そのお馬鹿なブッシュの後に大統領の仕事をしなくちゃいかんのはいったいだれなのか、気づいてないんとちゃうか。
もうオバマさんの仕事は始まってるのよ。それが証拠に、CIAだってなんだって、ブッシュとオバマの両方に同じレポート出してるでしょ。
さて、金融サミット第1幕が終わって麻生総理も日本に戻りました。いきなり民主党の小沢代表と党首会談をしたものの平行線のまま物別れ。まっ、皆さん、ご想像の通りだったと思います。
小沢さんは解散に追い込みたい。麻生自民もフレッシュなうちに解散したかった。けど、アメリカから「待った」がかかって解散できなかった。
政局はタイミング=潮目を読むのがいちばん大切。喧嘩は先手必勝。いったん後手に回るともうあきまへん。ところが、自民党はブッシュのおかげで最後まで貧乏くじを引いてしまいました。
日経平均が瞬間的に7000円を切ったり、PBRが1を切ったり、リーマンショック(9/15)以後、報道されるのは「減収・減益・減産」と減のつく言葉ばかり。この2カ月間、いろんなことがありすぎました。1カ月が1年に匹敵するサプライズの連続です。
おかげで「ずいぶん長いこと、麻生さん総理やってるな」と感じるのは私だけではないでしょう。
何回も言いますが、麻生さんに勧めたいことは「解散せずに下野すること」です。政権を放り出して民主党に委ねてしまえばいいんです。これ、実質的な解散総選挙です。
どか貧を怖れてじり貧になる前に下野してしまうことです。
下野したくない? 気取り屋でプライドが高い麻生さんには無理? いえいえ、これがいちばん麻生自民党の傷を最小限に押さえる妙手。「憲政の常道に則り下野します」のひと言でいいのよ。
気取り屋でええ格好しぃの総理。このプライドが命取りかな。
小沢さんは即、解散したいでしょうが、その前に組閣しなければなりません。組閣の内容次第で株価は乱高下するでしょう。タイミングは来年1〜2月。3月決算の直前。それまでに1〜2回はこの10月レベルの株価下落があるはずです。
自民党の手で解散すること。民主党の手で解散すること。この違いは大きいですよ。
選挙中にマスコミがどう報道するか? アメリカのようにオバマ寄りの報道などしないでしょう。へそ曲がりで教条主義の日本のマスコミは、「この難局を経験のない政党に任せていいのか?」と一転、民主党攻撃、自民党擁護のキャンペーンを張るのではないでしょうか・・・。
麻生さん、徳川慶喜になる腹はないんかな。死中活ありなんだけどねえ。