聴く!通勤快読
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中島孝志の聴く!通勤快読 7つの特徴
- たんなる書評ではありません。日本を代表する政治経済のインテリジェンス人脈をベースに、テレビや新聞・雑誌では知り得ない「価値ある情報」を提供します。
- ビジネス書や政治経済本だけでなく、小説やノンフィクション、歴史書、エッセーもカバーします。話題のベストセラー7割、ロングセラー2割、いち押しのユニークな本1割とお考えください。
- 月〜金の平日深夜0時に更新します。月間25冊・年間300冊。1冊当たり約40円です。
- アナウンサーではなく、中島孝志の肉声による臨場感たっぷりの語りです。
- 仕事のヒントだけでなく、なによりも「感動&元気」をお届けします。
- 音声だけでなくテキスト付きですから、多忙なときは斜め読みできます。ケータイでもOK!
- ゲストを交えたオフ会を開催します。(『村西とおるの閻魔帳』著者・村西とおるさん−10年6月開催済)
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2025年9月19日(金)
「三谷幸喜 創作の謎 前編」 三谷幸喜・松野大介著 1,500円 講談社
大ヒットしたNHK大河ドラマの傑作『鎌倉殿の13人』から、脚本・監督を務めた最新作『スオミの話をしよう』まで、当代随一の喜劇作家が明かす「物語作り」の秘密――。
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2025年9月18日(木)
「浜木綿子 楽しく波瀾万丈 後編」 小玉祥子著 2,530円 JTBパブリッシング
続きです。
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2025年9月17日(水)
「浜木綿子 楽しく波瀾万丈 前編」 小玉祥子著 2,530円 JTBパブリッシング
◎読売新聞夕刊 掲載(2025年7月14日)
◎毎日新聞朝刊 掲載(2025年8月4日)
――私の最初で、最後の本になります。
私の人生は面白い。とはいえ、冒険がきらいで、派手なことが好きではありません。
こんな私が70年以上もこの道を歩ませて頂けましたのは、全て皆様のおかげと感謝しかございません。(中略)
「不幸に負けない。負けるのは最大の不幸」。
私の好きな言葉です———(はじめにより一部抜粋)
浜木綿子さんというと、もともとは宝塚娘役。舞台にテレビに大活躍。そして香川照之さんの実母・・・。
『監察医・室生亜季子』シリーズ。文化庁芸術祭奨励賞(1962年・26歳)、ゴールデン・アロー賞演劇部門賞(1973年・37歳)、菊田一夫演劇賞大賞(1989年・53歳)。紫綬褒章(2000年・64歳)、菊田一夫演劇賞特別賞(2013年・77歳)。そして旭日小綬章(2014年・78歳)。
宝塚歌劇団40期生で同期生に那智わたるさんとか。入団当初は娘役として春日野八千代、寿美花代(高島兄弟の実母)などを相手に『恋人よ我に帰れ』『青い珊瑚礁』などでの演技ぶりで活躍。『がしんたれ』、『がめつい奴』など外部出演も多かったようです。
1989年(53歳)、『人生は、ガタゴト列車に乗って…』の井上マス役の演技で菊田一夫演劇賞大賞受賞。 -
2025年9月16日(火)
「そしてドイツは理想を見失った 後編」 川口マーン惠美著 946円 KADOKAWA
続きです。
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2025年9月12日(金)
「そしてドイツは理想を見失った 前編」 川口マーン惠美著 946円 KADOKAWA
現代ドイツを切り口に「理想」と「自由」の関係までを考察した渾身の1冊。
第二次世界大戦後の泥沼から理想を掲げて這い上がり、いまや世界最強国家の1つともいわれるようになったドイツ。しかし、その実情はといえば、理想主義に足をとられてエネルギー・難民政策に失敗し、EUでもオーストリアのクルツ首相はじめ、「反ドイツ」の動きが止まらない……。
そして、盤石だと思われていたアンゲラ・メルケル政権は、2017年の総選挙で実質的には敗北を喫し、右派政党AfD(ドイツのための選択肢)が躍り出た。あの「民主主義の優等生」が、いつの間にかこうした混乱に陥っていたんです。
「理想のない政治はよくないが、政治が理想に支配されてしまうと、国家は破綻する」
ドイツ在住30余年、その内実を現場から見つめつづけた川口さんは語ります。
ドイツがその理想を託すEUは、このまま空中分解してしまうのか? 日本で報じられないドイツメディアの日本・中国評から、「自由」と「規制」の関係までを深く考察した、どうしてもいま日本人に伝えたい「理想」「自由」「国家」の本質です。 -
2025年9月11日(木)
「昭和の謎 後編」 本橋信宏著 1,980円 大洋図書
続きです。
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2025年9月10日(水)
「昭和の謎 前編」 本橋信宏著 1,980円 大洋図書
本橋信宏さんが見つめた、熱狂と影の時代。
「昭和31年生まれ、バブル焼け跡派」の著者が贈る、私的昭和史。深夜ラジオ、少年漫画、ビートルズ、そして3億円事件や731部隊の影――。昭和の残像を感じる、懐かしい記憶が蘇る、単なるノスタルジーを超えた「改めて」昭和を感じるために……。私たちが懐かしく思う昭和の風がこの本にある。
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2025年9月9日(火)
「倍音 音・ことば・身体の文化誌 後編」 中村明一著 1,980円 春秋社
続きです。
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2025年9月8日(月)
「倍音 音・ことば・身体の文化誌 前編」 中村明一著 1,980円 春秋社
美空ひばりのカリスマ、小泉純一郎のリーダーシップ。彼らの影響力には「倍音」という、目には見えない音の秘密があった!
風鈴の音を楽しみ、鈴虫の鳴き声を愛でるのは、世界でも日本人だけ。他の国々の人には雑音にしか聞こえていない音をわれわれが感ずることができるのはなぜか。
はたまたモンゴルの「ホーミー」やオーストラリアの「ディジヤリドゥ」、インドの「シタール」からブルガリアの「ブルガリアンヴォイス」まで、人々を魅了する不思議な音の謎を解く。
脳科学の知見からもさまざまな効果・影響が探られている不思議な音「倍音」のすべてを、世界的な尺八奏者がいま明らかにする。お笑い芸人が売れるための鉄則から、古来より伝わる秘伝の呼吸法「密息」までつなぐ画期的身体文化論です。
目次は以下の通り・・・。
はじめに 第三の耳 最後に残された「魔法」
第1章 不思議な現象
第2章 倍音とは何か
第3章 メディアを席巻する倍音
第4章 日本という環境・身体・言語
第5章 日本文化の構造
第6章 超倍音楽器、尺八
第7章 人間にとって音、音楽とは何か
終章 未来の響きに耳を澄ます
あとがき -
2025年9月5日(金)
「境遇」 湊かなえ著 669円 双葉社
主人公は36歳の女性2人。この対比がキモ。
一人は政治家の夫と幸せな家庭を築いて、さらに絵本作家としても活躍中。もう一人は天涯孤独の新聞記者。ふたりは親友。そして生まれてすぐ親に捨てられた過去を持つことも共通しています。
ある日、「世間に真実を公表しなければ息子の命はない」という脅迫状。絵本作家の息子が誘拐された。
真実は一体何なのか ……。