2006年12月22日「虹子の冒険」
カテゴリー中島孝志のテレビっ子バンザイ!」
師走ですねぇ。立て続けにろ訃報が駆けめぐってますねぇ。
まだ若いのにカンニングの中島さん、岸田今日子さん、そして青島幸男さん。徒然草」に死期はついでを待たず、という言葉がありますけどね。
ご冥福をお祈りいたします。
青島さんねぇ、クレージーキャッツの仕掛け人であり、植木等さんの「無責任男」を作詞した人ですな。スーダラ節とかさ。
私、子供の頃によくやってたんだよね。
♪スイスイスーダララッタ スラスラスイスイ♪
平均(たいら・ひとし)という調子ばかりがやけにいい男。こが、スイスイスーダララッタとものすごい勢いで出世を遂げていくの。C調でさ、周囲のまじめでこつこつやってる上司や同僚を尻目にね。
これ、痛快だったなぁ。いま見ても面白いものね。
あと、シャボン玉か? いずれにしても、テレビ時代の申し子だよね。
私が好きだったのは「虹子の冒険」というドラマ。これ、知ってる人いるかなぁ?
テレ朝が放送してたんたけど、まず、夏目雅子さんの初主演ドラマなのね。でもっても、先頃亡くなった久世光彦さんの独立後、初制作(カノックス)のドラマでもあったわけ。
で、青島さんは夏目雅子さん演じる虹子の父親役。
DVDセット持ってるんだけど(ほら、夏目雅子命だからね!)、このドラマ、原作は「つのだじろう」という漫画家。「銀座華族」という本なんだけど、これ、主婦と生活社の女性雑誌に連載されてたのよ。
この前、たまたま私のとこに原稿持ってきた人がいてね。聞いたら、この出版社の役員やってた人。で、昔、その女性誌の編集長だった人。シンクロしてますねぇ。
そういえば、この時、夏目雅子さんと仲のいいOLで、一緒にホステスに応募しちゃう役が田中好子さん。キャンディーズのスーちゃん。数年後には、この2人、本当の義姉妹になっちゃうんだからさ。ここもシンクロしてるよねぇ。
夏目雅子さん。脱OLして銀座ホステスとして輝く役。
いま思えば、贅沢なキャスティングなんだよね。
青島さんの愛人で、後に後妻に迎える女将さん役が吉行和子さん。きれいなんだ、これがまた。
で、弟が本間優二さん。彼が勤める会社の社長役が岩城滉一さん。で、夏目雅子さんにプロポーズする元の会社(倒産すんだけど)の御曹司が名高達郎さん。
虹子は弟の借金のために夜の世界に飛び込むんだけど、そこで自己実現を叶えていくわけ。嫌々入ったんだけど、気づいたら夢中になってたのよ。
水が合ったんだよ、水商売だけにね(グフフ)。
このドラマ、なんと26年前の作品なんだけど、古き良き銀座がわかります。
ていうか、いまでも一流のクラブはこの通りだと思う。野心家タイプのママやホステスもいれば、接客業が好きで好きで自然とお客さんを呼び込んでしまうタイプもいる。このへんはいまでも一緒というか、どんな世界でも同じだよね。
まだ若いのにカンニングの中島さん、岸田今日子さん、そして青島幸男さん。徒然草」に死期はついでを待たず、という言葉がありますけどね。
ご冥福をお祈りいたします。
青島さんねぇ、クレージーキャッツの仕掛け人であり、植木等さんの「無責任男」を作詞した人ですな。スーダラ節とかさ。
私、子供の頃によくやってたんだよね。
♪スイスイスーダララッタ スラスラスイスイ♪
平均(たいら・ひとし)という調子ばかりがやけにいい男。こが、スイスイスーダララッタとものすごい勢いで出世を遂げていくの。C調でさ、周囲のまじめでこつこつやってる上司や同僚を尻目にね。
これ、痛快だったなぁ。いま見ても面白いものね。
あと、シャボン玉か? いずれにしても、テレビ時代の申し子だよね。
私が好きだったのは「虹子の冒険」というドラマ。これ、知ってる人いるかなぁ?
テレ朝が放送してたんたけど、まず、夏目雅子さんの初主演ドラマなのね。でもっても、先頃亡くなった久世光彦さんの独立後、初制作(カノックス)のドラマでもあったわけ。
で、青島さんは夏目雅子さん演じる虹子の父親役。
DVDセット持ってるんだけど(ほら、夏目雅子命だからね!)、このドラマ、原作は「つのだじろう」という漫画家。「銀座華族」という本なんだけど、これ、主婦と生活社の女性雑誌に連載されてたのよ。
この前、たまたま私のとこに原稿持ってきた人がいてね。聞いたら、この出版社の役員やってた人。で、昔、その女性誌の編集長だった人。シンクロしてますねぇ。
そういえば、この時、夏目雅子さんと仲のいいOLで、一緒にホステスに応募しちゃう役が田中好子さん。キャンディーズのスーちゃん。数年後には、この2人、本当の義姉妹になっちゃうんだからさ。ここもシンクロしてるよねぇ。
夏目雅子さん。脱OLして銀座ホステスとして輝く役。
いま思えば、贅沢なキャスティングなんだよね。
青島さんの愛人で、後に後妻に迎える女将さん役が吉行和子さん。きれいなんだ、これがまた。
で、弟が本間優二さん。彼が勤める会社の社長役が岩城滉一さん。で、夏目雅子さんにプロポーズする元の会社(倒産すんだけど)の御曹司が名高達郎さん。
虹子は弟の借金のために夜の世界に飛び込むんだけど、そこで自己実現を叶えていくわけ。嫌々入ったんだけど、気づいたら夢中になってたのよ。
水が合ったんだよ、水商売だけにね(グフフ)。
このドラマ、なんと26年前の作品なんだけど、古き良き銀座がわかります。
ていうか、いまでも一流のクラブはこの通りだと思う。野心家タイプのママやホステスもいれば、接客業が好きで好きで自然とお客さんを呼び込んでしまうタイプもいる。このへんはいまでも一緒というか、どんな世界でも同じだよね。