2007年06月03日ハンカチ王子先発!早稲田優勝!

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 春の早慶戦は神宮が超満員じゃん。やっぱ、ハンカチ王子効果だよね。
 ヨン様や氷川きよしより、これから5年間は祐ちゃんの天下ですな。今時、「親孝行」なんて言葉が出てくる若者だからね。「あんな息子がいたら・・・」なんて、どら息子を持ったおばさん方は熱い視線を送るわけ。

 いやはや、5回までのハンカチ王子は良かったね。ほぼ完璧。
 球威は高校時代のほうがありましたね。スタミナ切れか、6回からはガクンと調子を落とした感じ。
 32キロ時点で失速したQちゃんを見ているようでしたよ。

 けど、2年生のリリーフがホントにリリーフの役をしてくれました。球、走ってるなぁ。スライダーの切れなんか抜群じゃん?

 それでも、今季の慶應は強い。簡単には勝たせてくれませんな。4点差でも安心できなかったもんね。「なんとか逃げ切った」というのが本音だろうね。應武監督も「紙1枚の差しかない」といってた通り。
 ハンカチ王子も4点も取られちゃったけど、いい勉強になったと思いますよ。


「ハンカチ王子かぁ。いいなぁ」・・・手拭いオヤジより。

 私の早慶戦体験は早稲田1年の春。一応、見に行ったの。もち、徹夜だよん。
 「講義はするけど、1年生は野球応援を優先したほうがいいよ」って教授も言うしさ。なら、しなきゃいいのに。プロ意識と愛校心との狭間なんだろうね。そう言った政治学の藤原保信先生は私の東洋経済新報社勤務時代、会社のレストランで食事したのを最後に若くして亡くなられた。

 私と縁のある先生は若死にが多くい、早大から東大教授に転じたことで話題になった鴨武彦先生がいちばん仲が良くて、よくご馳走になりました。本郷の恩師会館、松本楼では好きなだけ喰わせてもらった。
 国際政治専攻で、NHKや朝日新聞で活躍した論客でね。新聞社勤務を強く勧められたけど、「若いうちは地方勤務」という体質が嫌で断った覚えがあります。

 外野で見てたら、ジャンボマックス佐藤(日本生命監督)が私めがけてホームラン打ちやんの。ボール捕ったら、「返せ!」なんて言われてさ。気が弱いから、すぐに差し出したけど。阪神監督の岡田もいたな。

 後にも先にも1回だけ。あとは大学野球は1度も見てない。けど、今回はNHKにかじりつきました。「予想外」の展開で日テレはガックリだろうね。だって、放送直前に祐ちゃん降板しちゃったんだもん!
 だから、試合より祐ちゃんばかり撮ってたね。あんなのありかい?

 それにしても、1人のヒーロー出現でチケは発売初日で売り切れ。徹夜組まで出る始末。時代はいつもヒーロー、ヒロインを待ってるわけだ。 

 安倍さん、ヒーローになりそこねましたな。
 参院選中に拉致問題が急進展でもしないかぎり、年金問題と松岡問題のダブルパンチで自民党は負けまっせ。完全にオウンゴールの連続で支持率下げてんだもん。
 野党がもっとしっかりしてれば逆転もできるんだろうけど、ここも決め手がないからねぇ。攻めるなら千載一遇のチャンスなんだけどなぁ・・・。