2007年08月01日わかる人にはわかる!

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 今日はインタビューの日。午前中から1日中、インタビューされたり、したりという日です。
 バラバラに来られるより、面倒がなくていいですな。
 とくに2週間ごとに更新してる日経新聞のウェブサイト「日経BizPlus」は今回のインタビューでなんと30回目。もう単行本にしてもいいくらいのボリュームになっててますな。

「あの原稿、中島さん書いてないでしょ?」
「あれ、なんでそう思うの?」
「文章のテイストがなんか違うんだよな。中島さんは断定口調だけど、あの記事は推定伝聞っぽいもん」

 鋭いなあ。やっぱりわかる人にはわかるんだねぇ。だから、読者はおっかないんだよ。
 実はこのサイトだけは完全にインタビュー構成で、毎回、日経のY記者が書いてんの。ついでに言うと、数式も日経サイドでああだこうだと作成してるんだ(毎日のウエブは私がちゃんと書いてます!)。だから、原稿料0。ただ働きなんよ。
 
 しかし、「これ、中島さんの文章じゃない」とか、わかるんだから凄いよなぁ。

 いまのところ、164冊の著書を出版してるけど、すべて自分で書いてる。ゴーストライターに任せたことがないってのが私の自慢なのね。
 実は昔、ライターとして独立した知人のためにゴーストを1冊やらせたことがあんだけど、これがパッチワーク原稿。つまり、過去の著作からあっちこっち引用した内容なのよ。もち、新しいネタなんて1つもないの。これじゃ、読者に失礼だよね。で、やめたわけ。

 多作の人って、たいていインタビュー原稿ならいいけど、下手すると、編集プロダクションやゴーストライターにすべてまとめてもらってる、というケースが少なくありません。まっ、私の会社でも○○さんや△△さんの原稿を引き受けたりしてますけどね(だから、新ネタも多いはず!)。

 今年から団塊世代の定年ラッシュで、「自伝」が流行してます。講談社より自費出版会社のほうが儲かってるくらいだから、そんだせけと、自己アピールの時代なんだろうな。


 「日経のBizPlus」に連載中の「社長の愛した数式」が好評で1日5万人を突破するアクセスで日経がびっくり。自慢ではありません。
「BizPlus」は20人の執筆者で計18万人の読者がいるんですけど、小生のコラムがダントツ人気なのだそうです。いやいや、けっして自慢ではありません。

「社長の愛した数式」は「東芝」のM&Aの公式です。毎日新聞Webサイト「中島孝志の おとなの仕事相談室」も更新されています。

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