2007年08月16日止まらない、止まらない！
カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」
暴落が止まりませんな。不思議ですか？ 私はぜんぜん不思議ではありません。
『アメリカ経済 終わりの始まり』
『世界バブル経済 終わりの始まり』
いずれも松藤民輔著・講談社より出版されてます。この2つの本をお読み下さい。
どうして暴落するか、そのメカニズムがよぉくわかると思いますよ。
これらの本はNYダウが暴騰してたとき、「要注意、要注意、必ず暴落する！」と理論的に書かれたものです。その理論も、日本のエコノミストたちがだれも知らないプロ中のプロの理論をいくつか組み合わせて予測されたものです。
引き金を引いたのは例のアメリカ版住専問題とされてますね。
このサブプライムローンの焦げ付き、倒産、破産は、去年からすでに始まっていました。遅ればせながら、ようやく欧米の株式市場が反応したまでのことです。
さて、「ファンドの総元締め」ともいうべき世界的に有名な某投資銀行など、先週前半は2％の損失で済んでいたのが、この数日で30％も吹っ飛んでしまったようですな。3000億円の自己資金を注入したようですけど、この件、日本の新聞は報道してないようですが、なんでだろう？
ここは巨大だから自己資金でまかなえたけど、他は知りませんよ。かつて、LTCMの破綻がアメリカ経済を揺るがしましたけど、今度はその比ではないでしょうね。
オーストラリアの首相は、「サブプライム問題はそんなに影響しない」と述べてますけど、ここのマーケットは大暴落でしょ？
「うちはサブプライムとは無関係です」というフレーズが、いまや、証券会社の合い言葉になってるようです。
これだけ暴落すると、いったん「買い」が入りますから、NYダウはドーンと反転して暴騰します。その間、バーナンキFRB議長はいままでの発言を引っ込めてFF金利をさっと下げるでしょう。
けど、そうなると、NYダウは暴落必至です。こんなレベルでは済まない悪夢を見ることになるのでは？
理由ですか？ 『アメリカ経済 終わりの始まり』の帯コピーに注目してください。そこになんと書かれているか？
「FRBが金利を下げるとき、NYダウは大暴落する！」とあります。ご関心のある人はぜひ内容をチェックしてくださいね。
さて、製品回収も止まりませんね。個人的には、先週、DVDプレーヤーの電池発火懸念で、回収があったばかりです。
今度は、あの名門松下電池工業が未曾有のリチウムイオン電池の不具合が表面化。なんと、4600万個の回収騒ぎとは！
これ、美味しいんだよね。私は賞味期限切れでもへっちゃら。胃酸が強いからたいていの菌はやっつけちゃう。
北海道に目を転じれば、「白い恋人」（石屋製菓）が賞味期限改ざんで回収騒ぎです。
しかし、ホームページにはつながらない。、フリーダイヤルにはもっとつながらない。
つながったらつながったで、会社側がなんと言ったか？
「商品の包装紙に賞味期限が書いてあります。それをチェックしてください」とのこと。
いったいどこのだれが包装紙なんてとっておくんでしょうか。
普通、お菓子って、封を開けたら包装紙なんて捨てちゃうでしょ。記念にとっておくほど大層なものでもないし。てことは、この会社は新品で開封してない商品だけを回収の対象にしてるんでしょうか？
消費者にしてみれば、いま、テーブルの上にのってる「白い恋人」が賞味期限切れかどうかを知りたいわけでしょ？
しかも、この商品、包装紙にしか賞味期限が書かれてないの。お菓子を入れた袋や缶にはなにも書かれてないの。包装紙だけが賞味期限を知らせる唯一のものなのね。
早い話が、この会社。今回のトラブル処理の対応も実にいい加減なのよ。だから、食中毒の原因になる黄色ブドウ球菌トラブルも知ってて公表しなかったんでしょうか・・・。
けどね、私、ほかのお菓子メーカーで気になる商品が1つあんだよね。
あのさ、バターって賞味期限が長いでしょ。で、いろいろ加工できるよね。実は「白い恋人」同様、すごく賞味期限が短い商品があんだよね。たしかに回転がいいよ。デパートでもすごい人気だもん。
でもさ、これね、売れ残り商品からバターだけ抜き取って、もう1回、これでお菓子作ったりしてないよね？
滅相もない！ 中国の段ボール肉まんと一緒にすんな！
なら、いいんだけどさ。どうも、この商品、気になるよなぁ。「白い恋人」に続かないことを祈るばかりですよ。
※いよいよ9月開講！第7期原理原則研究会メンバー募集中！
物好きな方は左上の玉ねぎ坊やをクリックしてスケジュール、講義内容等をご確認ください。年間会員制のため募集は今回限り。中島孝志＆特別講師（3人）の「ビジネス版すべらない話」！ディープ・インパクトをご堪能あれ！人生変わるかもよ！
『アメリカ経済 終わりの始まり』
『世界バブル経済 終わりの始まり』
いずれも松藤民輔著・講談社より出版されてます。この2つの本をお読み下さい。
どうして暴落するか、そのメカニズムがよぉくわかると思いますよ。
これらの本はNYダウが暴騰してたとき、「要注意、要注意、必ず暴落する！」と理論的に書かれたものです。その理論も、日本のエコノミストたちがだれも知らないプロ中のプロの理論をいくつか組み合わせて予測されたものです。
引き金を引いたのは例のアメリカ版住専問題とされてますね。
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さて、「ファンドの総元締め」ともいうべき世界的に有名な某投資銀行など、先週前半は2％の損失で済んでいたのが、この数日で30％も吹っ飛んでしまったようですな。3000億円の自己資金を注入したようですけど、この件、日本の新聞は報道してないようですが、なんでだろう？
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オーストラリアの首相は、「サブプライム問題はそんなに影響しない」と述べてますけど、ここのマーケットは大暴落でしょ？
「うちはサブプライムとは無関係です」というフレーズが、いまや、証券会社の合い言葉になってるようです。
これだけ暴落すると、いったん「買い」が入りますから、NYダウはドーンと反転して暴騰します。その間、バーナンキFRB議長はいままでの発言を引っ込めてFF金利をさっと下げるでしょう。
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さて、製品回収も止まりませんね。個人的には、先週、DVDプレーヤーの電池発火懸念で、回収があったばかりです。
今度は、あの名門松下電池工業が未曾有のリチウムイオン電池の不具合が表面化。なんと、4600万個の回収騒ぎとは！
これ、美味しいんだよね。私は賞味期限切れでもへっちゃら。胃酸が強いからたいていの菌はやっつけちゃう。
北海道に目を転じれば、「白い恋人」（石屋製菓）が賞味期限改ざんで回収騒ぎです。
しかし、ホームページにはつながらない。、フリーダイヤルにはもっとつながらない。
つながったらつながったで、会社側がなんと言ったか？
「商品の包装紙に賞味期限が書いてあります。それをチェックしてください」とのこと。
いったいどこのだれが包装紙なんてとっておくんでしょうか。
普通、お菓子って、封を開けたら包装紙なんて捨てちゃうでしょ。記念にとっておくほど大層なものでもないし。てことは、この会社は新品で開封してない商品だけを回収の対象にしてるんでしょうか？
消費者にしてみれば、いま、テーブルの上にのってる「白い恋人」が賞味期限切れかどうかを知りたいわけでしょ？
しかも、この商品、包装紙にしか賞味期限が書かれてないの。お菓子を入れた袋や缶にはなにも書かれてないの。包装紙だけが賞味期限を知らせる唯一のものなのね。
早い話が、この会社。今回のトラブル処理の対応も実にいい加減なのよ。だから、食中毒の原因になる黄色ブドウ球菌トラブルも知ってて公表しなかったんでしょうか・・・。
けどね、私、ほかのお菓子メーカーで気になる商品が1つあんだよね。
あのさ、バターって賞味期限が長いでしょ。で、いろいろ加工できるよね。実は「白い恋人」同様、すごく賞味期限が短い商品があんだよね。たしかに回転がいいよ。デパートでもすごい人気だもん。
でもさ、これね、売れ残り商品からバターだけ抜き取って、もう1回、これでお菓子作ったりしてないよね？
滅相もない！ 中国の段ボール肉まんと一緒にすんな！
なら、いいんだけどさ。どうも、この商品、気になるよなぁ。「白い恋人」に続かないことを祈るばかりですよ。
※いよいよ9月開講！第7期原理原則研究会メンバー募集中！
物好きな方は左上の玉ねぎ坊やをクリックしてスケジュール、講義内容等をご確認ください。年間会員制のため募集は今回限り。中島孝志＆特別講師（3人）の「ビジネス版すべらない話」！ディープ・インパクトをご堪能あれ！人生変わるかもよ！