2007年08月28日朝青龍の行く末はこうなる!

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 こじれにこじれた朝青龍問題。いったいどんな結末を迎えることやら・・・。
 いえね、結末ってのは、朝青龍がモンゴルに帰国することが許可されるかどうか、ってわけではないんです。
 「解離性障害」とかいう病気にしたって、これは、あとから出てきた問題なのね。

 トラブルの素は、朝青龍が怪我を理由に巡業を断った。にもかかわらず、モンゴルでサッカーにうち興じていたことでしょ?
 な〜んだ、元気じゃん? なら、どうして巡業しないの? これ、日本相撲協会の重要な仕事の1つですよ。横綱ならばわかるでしょ?
 
 けど、あの人、わかんない。横綱は強ければいい。強いという意味は勝つこと。負けないこと。だから、「横綱にあるまじき行為」と何度言われようと、蹴手繰りでもなんでもして勝つ。勝てば優勝。お金がたっぷり入るんだから。

 勝負が決まるのは、すべて場所中の取組だけ。命を賭けて戦うのはこれだけでいいの。
 巡業は? それはお遊び。ファンサービス。勝負とは無関係。お金にもなんないし。

 たぶん、朝青龍は相撲をこう考えていたはず。
 間違い? そう間違い。だけど、親方があれだから、彼の了見違いを糺すこともなかったと思う。すべての原因はここにある。


身体の大きさと精神的タフさとは別物。負けん気や根性と勇気とは違います。

 朝青龍はノミの心臓。お山の大将ほど、批判されたり、嫌われたりすることが嫌なのね。
 引き籠もりにしたって、満座の中で批判光線、嫌い嫌い光線、横綱辞めちまえ光線を浴びるのが嫌だから。まして、いまや、日本国民を敵に回しちゃったもんね。

 こういうタイプの人は、モンゴルという都合のいい環境に戻ってしまったら、日本に帰りたいなんて考えないでしょうな。もし、朝青龍がモンゴルに帰国したら、今度はまたまた親方が迎えに行ってすったもんだが繰り広げられると思うよ。

 弟子に舐められてる親方なんて話になりません。
 けど、舐められっぱなしの親方にしたって、一矢報いたよね。だってさ、国税局が指摘した結婚披露宴の祝儀なんて、知ってるのは親方か極々親しい関係者だけでしょ? つまり、協会はもう朝青龍切りに出たんだよ。
 
 朝青龍が帰国したら、協会は親方を処分。朝青龍は病気という理由で処分保留。けど、事実上の破門。結果として、朝青龍追放。
 彼は2度と日本の土俵に戻ってくることはないと思うんだけど。