2007年09月25日党四役決定!
カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」
なんとも地味な、というより、なんて陰気で根暗で面白みのない人なんだろう。
「木で鼻をくくる」という人ね。
喜怒哀楽を表に出さないタイプなのかな。その割にはイライラ、プンプンは貌に出してしまう。基本的に短気なんだろうね。
さて、自民党総裁に新たに選出された福田さんは、手続き上、今日、国会で指名されるわけです。で、組閣ということになるんだすけど、党ではすでに三役(四役)が決定。
しっかし伊吹文明さん(文科大臣)が幹事長とはねぇ。基本的に、麻生派以外の全派閥を取り込んだんだから、こちらを立てればあちらが立たず、論功行賞も大変ですわな。
選挙対策委員長が古賀さん。このラインでまっ、来るXデーに立ち向かうわけだ。
谷垣さんは政調会長、総務会長は留任(二階さん)。まさしく派閥トップを据えた「置き石人事」。
注目は組閣ですな。いったい、どんな布陣でくるんだろう。夜逃げした小料理屋「アベちゃん」を射抜きで借りるか、ガラリと変えるか見ものでござんすな。
ところで、今回の総裁選ですけど、結果は330票対197票で福田さんの勝ち。
全派閥を取り込んだわけには少ない。もっと多くないといけない。逆にいえば、麻生さんが取りすぎた。
これをどう読むか?
二階派、谷垣派のみ一枚岩。あとはすべてこぼれた。それでも多い。ああ、そうか。小泉チルドレンね。無記名だからね、あの連中からそうとう流れたか。
派閥主導で行きたかったけど、もはや、派閥はかつての派閥(三角大福中時代)」ではない。せいぜい勉強会レベル。結果として、ほとんど自由投票になった。こう考えるのが正解でしょ。
けど、この自由投票ってどういう意味なの?
去年、安倍さんが当選した総裁選はどうだったか? 安倍さん464票、麻生さん136票、谷垣さん102票だったのね。
安倍さんの完勝。なぜか? 決まってんじゃん。小泉さんが指名した候補だからよ。では、なぜ現役総裁が指名した候補が強いのか? 執行部に逆らったら後が怖い。公認さえ取れないかもしれない。
つまり、派閥よりも党執行部なのよ。
小泉さんがやった「郵政民営化選挙」では、反対候補に刺客を送って軒並み議席を奪ったよね。反対したら損。勝ち馬に乗らなければ損。
だから、みなさん、横睨み。森さんが福田で行く、小泉さんが福田さんでいいと表明したら一気に決まった。典型的な付和雷同体質。洞ヶ峠ですな。
結果、政策理念のない総裁でも大勝できた。自民党がいかに利益共同体になっているかが透けて見えます。
派閥の機能停止以上に注目すべきは、都道府県の自民党組織でしょ。
党員・党友の意識は2つ。1つは選挙で勝てる総裁であること、もう1つは公共事業を回してくれること。前者は都会の党員・党友。後者は地方(田舎)の党員・党友。だから、地方票で福田さんが勝ち、都会票で麻生さんが勝った。
いずれにしても、党員・党友に共通していることは「ノーモア小泉政治」であること。
小泉さんは出馬しないで正解。出たら、恥をさらすところだったと思うよ。
ということは、麻生さんはそうとう善戦した? そう、奇跡的な善戦だと思う。
この得票数を見ていちばん驚いたのは小泉さんだと思うよ。福田さんや派閥の領袖たちよりも驚いてるはず。
麻生票=「ノーモア小泉路線」だかんね。福田さんは? ありゃ、よく言えば「小泉路線修生主義」。正確に言えば、「対処療法主義」ちゅうか「その場ご都合主義」。
当然、「政権維持」が優先順位の1番目になります。衆院解散なんて考えていないはず。
ということは? そう、なにふりかまわず民主党にすり寄ってくる。「なんでもOK自民党」になりかねない。こうなると、対立軸や争点は生まれにくいし、党首対決でも「のれんに腕押し」でのらりくらり。結果、小沢さんの1人相撲にもなりかねない。
小沢民主党にとって、福田さんは強敵だよ。
「木で鼻をくくる」という人ね。
喜怒哀楽を表に出さないタイプなのかな。その割にはイライラ、プンプンは貌に出してしまう。基本的に短気なんだろうね。
さて、自民党総裁に新たに選出された福田さんは、手続き上、今日、国会で指名されるわけです。で、組閣ということになるんだすけど、党ではすでに三役(四役)が決定。
しっかし伊吹文明さん(文科大臣)が幹事長とはねぇ。基本的に、麻生派以外の全派閥を取り込んだんだから、こちらを立てればあちらが立たず、論功行賞も大変ですわな。
選挙対策委員長が古賀さん。このラインでまっ、来るXデーに立ち向かうわけだ。
谷垣さんは政調会長、総務会長は留任(二階さん)。まさしく派閥トップを据えた「置き石人事」。
注目は組閣ですな。いったい、どんな布陣でくるんだろう。夜逃げした小料理屋「アベちゃん」を射抜きで借りるか、ガラリと変えるか見ものでござんすな。
ところで、今回の総裁選ですけど、結果は330票対197票で福田さんの勝ち。
全派閥を取り込んだわけには少ない。もっと多くないといけない。逆にいえば、麻生さんが取りすぎた。
これをどう読むか?
二階派、谷垣派のみ一枚岩。あとはすべてこぼれた。それでも多い。ああ、そうか。小泉チルドレンね。無記名だからね、あの連中からそうとう流れたか。
派閥主導で行きたかったけど、もはや、派閥はかつての派閥(三角大福中時代)」ではない。せいぜい勉強会レベル。結果として、ほとんど自由投票になった。こう考えるのが正解でしょ。
けど、この自由投票ってどういう意味なの?
去年、安倍さんが当選した総裁選はどうだったか? 安倍さん464票、麻生さん136票、谷垣さん102票だったのね。
安倍さんの完勝。なぜか? 決まってんじゃん。小泉さんが指名した候補だからよ。では、なぜ現役総裁が指名した候補が強いのか? 執行部に逆らったら後が怖い。公認さえ取れないかもしれない。
つまり、派閥よりも党執行部なのよ。
小泉さんがやった「郵政民営化選挙」では、反対候補に刺客を送って軒並み議席を奪ったよね。反対したら損。勝ち馬に乗らなければ損。
だから、みなさん、横睨み。森さんが福田で行く、小泉さんが福田さんでいいと表明したら一気に決まった。典型的な付和雷同体質。洞ヶ峠ですな。
結果、政策理念のない総裁でも大勝できた。自民党がいかに利益共同体になっているかが透けて見えます。
派閥の機能停止以上に注目すべきは、都道府県の自民党組織でしょ。
党員・党友の意識は2つ。1つは選挙で勝てる総裁であること、もう1つは公共事業を回してくれること。前者は都会の党員・党友。後者は地方(田舎)の党員・党友。だから、地方票で福田さんが勝ち、都会票で麻生さんが勝った。
いずれにしても、党員・党友に共通していることは「ノーモア小泉政治」であること。
小泉さんは出馬しないで正解。出たら、恥をさらすところだったと思うよ。
ということは、麻生さんはそうとう善戦した? そう、奇跡的な善戦だと思う。
この得票数を見ていちばん驚いたのは小泉さんだと思うよ。福田さんや派閥の領袖たちよりも驚いてるはず。
麻生票=「ノーモア小泉路線」だかんね。福田さんは? ありゃ、よく言えば「小泉路線修生主義」。正確に言えば、「対処療法主義」ちゅうか「その場ご都合主義」。
当然、「政権維持」が優先順位の1番目になります。衆院解散なんて考えていないはず。
ということは? そう、なにふりかまわず民主党にすり寄ってくる。「なんでもOK自民党」になりかねない。こうなると、対立軸や争点は生まれにくいし、党首対決でも「のれんに腕押し」でのらりくらり。結果、小沢さんの1人相撲にもなりかねない。
小沢民主党にとって、福田さんは強敵だよ。