2007年12月12日今日は清水寺の「漢字の日」

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 FRBが金利を下げましたね。4.25%だとか。ほら言ったでしょ。12月にもう1回下げるって。
 前回(10月30日)下げてから、「当分は利下げはありえない」なんてエコノミストの方々は発言してましたけどね。
 そんなことないんです。サブプライム・ショックは静かに膨らんでますよ。落ち着いたんじゃないんです。これから表面に浮上するんです。
 だから、いまのうちに死に物狂いで資金注入したり、利下げするしかないんです。

 さて、今日は漢字の日。今年1年間の日本の世情をシンボライズする漢字を1字、清水寺が発表しますね。
 さて、なんだろう?

 清水寺はほっといて、私の予想は「偽」でしょうか。

 なんつっても、今年は偽装、偽装、偽装の1年でしたよね。
 ミートホープ社の偽装肉、段ボール肉まん、白い恋人、赤福、それに次から次へと出てくる船場吉兆の偽装問題・・・賞味期限切れ、消費期限切れ食品の横行・・・これ、すべて「偽」ですよね。

 世界に目を転じても、中国の「偽」は凄まじかったですよね。ディズニー、ドラえもん等の偽物キャラクター。ラーメン食べて4人の児童が中毒死、風邪薬では300人以上の死亡事故・・・食品と薬品で人を殺しちゃいけませんよ。

 偽と言えば、整形美人もそうでしょ?

 そういえば、ワインの蘊蓄を語るあの有名なタレントがケーキ屋さんと婚約しましたね。ワイドショーを見てびっくり。
「あれ? こんな人いたったけ?」
 似てるけど、鼻がちがう。顎もちがう。目もちがう。けど、あのタレントに似てる・・・。そうか、整形か。

 本人は毎日見てるから変化に気づかないんだけど、久し振りに見る視聴者は「?」だよね。

 そういえば、あの巨乳タレントもしばらく見てないなと思ったら、すっかり顔を整えて登場しましたね。プチ整形も繰り返せばメガ整形になっちゃうんですけどねぇ。

 さてさて、偽といえば、今年最大の偽はこれでしょう。安部・福田政権の「偽」。すなわち、年金問題に関するインチキですよ。


「どうもすいません(林家三平か)」。軽い、軽い、言葉が軽い。ヒーロー転じてねずみ男、いや、口先男。

「最後の1人にいたるまで記録をチェックし、正しく年金をお支払いします!」
 そう公約したのは安倍晋三さん。この人、元気になって国会に戻ってきましたけど、こういう鈍感力だけはあるんですねぇ。ふつう、引退するでしょうが。この人こそ、政治家として消費期限切れですわな。
 
 舛添さん、年金問題を解決できるのは私だけです!という勢いで見得を切ったのはいいけど、結局、これか・・・。

 国民注視のイッシューはインド洋で油を補給するかどうかなんてことじゃありませんよ。生活を左右する、年金問題なんです。
 舛添さん、町村さんの開き直りの会見は、福田政権にとって命取りになります。
 せっかく民主党が転けてるのに、オウンゴールはいけませんな。

 追伸・・・ホントに「偽」でやんの。まっ、本命だわな。

来年1月より「中島孝志の毒書人倶楽部」をオープンします。詳細は左枠の「玉ねぎ坊」やをクリックしてね。