2008年08月16日さすが中国!

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 今回の北京五輪で気づいたことがあります。安心して見ていられる選手と、「危ない」「大丈夫か」「やっぱダメだったか・・・」という選手がいることです。

 安心して見られたのは北島康介選手、男子柔道100キロ超級で金メダルをとった石井慧選手。内柴正人選手、それに女子柔道の谷本歩実選手、上野雅恵選手の試合だけでしたね。
 期待してなかったのに、好成績を収めた選手もたくさんいます。もちろん、期待はずれもありますけど、それ以上に新星が生まれた方が嬉しいですね。

 さすがに1000人を軽く超える大選手団を構成した中国は強いですな。
 こりゃ、メダル数でアメリカを超えるでしょう。なんでも1番が好きな中国としてはバンバンザイですな。

 もう1つ、さすが中国と感じたことがあります。やっぱ、インチキが得意な国ですな。というか、インチキも立派な作戦なんですよ、この国では。
 柔道78キロ超級決勝戦の塚田真希選手と中国選手の試合。中国選手は十分、休みながら戦っていましたな。連続して戦うスタミナがない。だから、わざと短い帯を締めて、何度も道着を直しては回復の時間を稼いでいました。私ゃ、反則をとるものとばかり思ってましたが、そこは審判も中国から接待を受けていたのでしょうな。
 んなことない? いえいえ、中国ならやりますよね。インチキも立派な作戦なんですから。

 そういえば、私が感動した開会式。あけてみれば、足跡はCG、歌は口パク。どうやら、ホンモノの歌手は容姿で不合格となったらしいですな。中国という国は少女にも厳しい現実を思い知らせる国家なんですなぁ。
 
 それぞれの民族衣装を着た中国56民族の56人の子供たちにしても、ほとんどが漢民族。もち、チベット族の子供も漢民族が扮してたわけ。北京五輪組織委員会が記者会見で認めちゃった。
 西側記者から追及されると、「演技者が異なる民族服を着るのは良くあること。そんな細かいこと言うな」だって。今回の五輪は異民族結集の祭典だったんじゃなかったっけ? 開き直りとはこのことよ。 

 メダル授与等でチラチラ映るグランドホステスも人工的な笑みを浮かべる美人ばかりですけど、この中で天然ものはどのくらいいるんでやんしょう。

 石原慎太郎さんなど、「CGや口パクに呆れてモノも言えない」と宣ってましたけど、いやいや、それは違います。
 インチキしてこその中国。中国からインチキをとったらクリープを入れないコーヒー。味も素っ気もない五輪になっちゃうでしょうが。

「ああ、またやってるよ。しかたねぇなあ、まっ、いいか、中国だもん」
 これでいいんです。

 雑誌で特集しないかな。「家政婦は見た! あれもインチキ、これもインチキ。北京五輪インチキ大特集」なんてね。
 違うかあ!


違うかあ! このコンビ、「ものいい」っていうんだよ。