2009年12月11日「予習という病」 高木幹夫+日能研編著 講談社 756円

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 著者は中学受験塾「日能研」のトップですね。

 大昔、NHKの午前中の番組だったと思うけど、見たことありますね。たしか教育評論家(当時は公立中学の先生、いま、大学教授)、文科省の大臣も出てたかなあ。

 で、いちばん説得力のある教育論を話してたのがこの人でしたねえ(かといって、うちの息子を日能研には入れませんでしたけどね)。

 「予習が教育を滅ぼす」「予習が国を滅ぼす」とまで断言してますけど、たしかに一理ありますな。福沢諭吉の勉強法までもちだしてますけど、そこまでしなくても理解できました。

 まさしく予習は病。予習第一主義、予習完璧主義。行き過ぎの予習神話は子供の可能性を潰しますな・・・続きはこちら。悪のりで中島孝志の受験術も初公開。読んでから聴くか、聴いてから読むか。「中島孝志の 聴く!通勤快読」をクリックしてください。