2010年05月02日「未来の食卓」
カテゴリー中島孝志の不良映画日記」
「アメリカはガンと闘う。そして必ず勝利する」
これはニクソン大統領(もちろん、元大統領)の発言。いつしたかというとベトナム戦争の真っ最中。で、国立ガン研究所に多額の投資をした。化学的予防に期待した。
そして間違った。当然、アメリカはガンに敗北している。
私、1つ、「確信」していることがあるんです。「懸念」ではなく「確信」というレベルです。それは日本人の平均寿命は50年後、60歳を切っているだろう・・・ということです。
「そんなアホな? 男女とも80歳をかなり超えて、日本は世界1〜2位を争う長寿国ですよ」
統計でしょ? いまオギャーと生まれた赤ちゃんがどれくらい生きられるか・・・それが長寿ランキングのデータなんですよね。
だけど、ベースになってる数字、すなわち、基礎データは、80歳をゆうに超えてる年寄り世代。あの戦争を生き抜いた生命力溢れる方々ですよ。
しかも、これが絶対的に理由なんですけど、この人たち、20代までに食品添加物も精製食品も電磁波もさらさら経験してない「健康体質」の持ち主なんです。
この人たちが数字を稼いでくれてるけど、0〜20代の若者たち・子供たちが、彼らと同じように長生きできるとは、とても考えられないんですよ、私。
私はいいんです。後期医療保険云々なんて議論しなくてもいいとさえ思ってます。「50年も生きられたんだからもういいよ」とホントに思ってますもん(まして80歳なんて!想像だにできません)。
子供や若者にかぎって難病に罹ってるケースを少なからず知ってるだけに、いまの年寄りと20代以下の若者は同じ日本人ではない・・・と思うんです。
とまあ、こんな「仮説」を抱いていたら、こんなドキュメント映画に遭遇しました。
舞台は南フランス。バルジャック村。村長は子供たちの未来の食卓を守るために学校給食と高齢者の宅配給食をオーガニックにする、と決意します。
「金がかかる!財政難だ!」と大人は反対。でも給食や学校で野菜作りを経験して「オーガニック」を覚えた子供たちに巻き込まれていきます。
20年前だったかなあ。三重県のヤマハリゾートに行ったとき、野菜のあまりの美味しさに驚いてしまいました。即、農園を見せてもらったんですけど、やはり無農薬。ハイポニカ農法だとかいろんな無農薬農法を駆使して栽培してました。ちょうどイスラエルの農業次官も視察に来てたっけ。
このヤマハリゾートに来ると、子供たちの野菜嫌いが直ると評判でしたね。わかる気がします。子供たちは野菜が嫌いなんじゃなくて、ピーマン、タマネギ、ニンジンという名前のついた、ぜんぜん別物の化学食品が嫌いなんですよ。ほんとうの野菜は甘くてジューシーでとっても美味しいんです。
野菜嫌いじゃないんです。偽物嫌い、インチキ嫌いなんですね。
私たちが口にする食物は加工される工程で添加物が混入されていることはご存じの通りです。自販機のジュースなんて砂糖の塊ですもん。
「食べること=リスク」なんですね、実は。
日本で定められている食品添加物の種類は、化学合成品351種、化学合成品以外1051種(既存添加物489を含む)で約1500種類だそうです。食品添加物の国内生産量から計算すると、日本人は1人平均1日約10g体内に取り入れてるんです。1年で約3.6kg! これが蓄積することを考えたら・・・肝臓、腎臓、血液、免疫系の難病が増えるわけですよ。
「そんな証拠あるのか?!」と業界の方は憤慨するかもしれませんけど、もはや証拠云々を議論する段階ではないんです。政治的に解決しなくちゃいけない段階に来てるんですね。
「食糧自給率が低い!どうにかしなくちゃ」と議論する暇があれば、「食の安全」についてもっと注目したほうがいいでしょうね。子供たちのために、そして私たちのためにもね。
これはニクソン大統領(もちろん、元大統領)の発言。いつしたかというとベトナム戦争の真っ最中。で、国立ガン研究所に多額の投資をした。化学的予防に期待した。
そして間違った。当然、アメリカはガンに敗北している。
私、1つ、「確信」していることがあるんです。「懸念」ではなく「確信」というレベルです。それは日本人の平均寿命は50年後、60歳を切っているだろう・・・ということです。
「そんなアホな? 男女とも80歳をかなり超えて、日本は世界1〜2位を争う長寿国ですよ」
統計でしょ? いまオギャーと生まれた赤ちゃんがどれくらい生きられるか・・・それが長寿ランキングのデータなんですよね。
だけど、ベースになってる数字、すなわち、基礎データは、80歳をゆうに超えてる年寄り世代。あの戦争を生き抜いた生命力溢れる方々ですよ。
しかも、これが絶対的に理由なんですけど、この人たち、20代までに食品添加物も精製食品も電磁波もさらさら経験してない「健康体質」の持ち主なんです。
この人たちが数字を稼いでくれてるけど、0〜20代の若者たち・子供たちが、彼らと同じように長生きできるとは、とても考えられないんですよ、私。
私はいいんです。後期医療保険云々なんて議論しなくてもいいとさえ思ってます。「50年も生きられたんだからもういいよ」とホントに思ってますもん(まして80歳なんて!想像だにできません)。
子供や若者にかぎって難病に罹ってるケースを少なからず知ってるだけに、いまの年寄りと20代以下の若者は同じ日本人ではない・・・と思うんです。
とまあ、こんな「仮説」を抱いていたら、こんなドキュメント映画に遭遇しました。
舞台は南フランス。バルジャック村。村長は子供たちの未来の食卓を守るために学校給食と高齢者の宅配給食をオーガニックにする、と決意します。
「金がかかる!財政難だ!」と大人は反対。でも給食や学校で野菜作りを経験して「オーガニック」を覚えた子供たちに巻き込まれていきます。
20年前だったかなあ。三重県のヤマハリゾートに行ったとき、野菜のあまりの美味しさに驚いてしまいました。即、農園を見せてもらったんですけど、やはり無農薬。ハイポニカ農法だとかいろんな無農薬農法を駆使して栽培してました。ちょうどイスラエルの農業次官も視察に来てたっけ。
このヤマハリゾートに来ると、子供たちの野菜嫌いが直ると評判でしたね。わかる気がします。子供たちは野菜が嫌いなんじゃなくて、ピーマン、タマネギ、ニンジンという名前のついた、ぜんぜん別物の化学食品が嫌いなんですよ。ほんとうの野菜は甘くてジューシーでとっても美味しいんです。
野菜嫌いじゃないんです。偽物嫌い、インチキ嫌いなんですね。
私たちが口にする食物は加工される工程で添加物が混入されていることはご存じの通りです。自販機のジュースなんて砂糖の塊ですもん。
「食べること=リスク」なんですね、実は。
日本で定められている食品添加物の種類は、化学合成品351種、化学合成品以外1051種(既存添加物489を含む)で約1500種類だそうです。食品添加物の国内生産量から計算すると、日本人は1人平均1日約10g体内に取り入れてるんです。1年で約3.6kg! これが蓄積することを考えたら・・・肝臓、腎臓、血液、免疫系の難病が増えるわけですよ。
「そんな証拠あるのか?!」と業界の方は憤慨するかもしれませんけど、もはや証拠云々を議論する段階ではないんです。政治的に解決しなくちゃいけない段階に来てるんですね。
「食糧自給率が低い!どうにかしなくちゃ」と議論する暇があれば、「食の安全」についてもっと注目したほうがいいでしょうね。子供たちのために、そして私たちのためにもね。