2010年09月10日「無策!」 長谷川慶太郎・森木亮著 李白社 1575円

カテゴリー中島孝志の通勤快読 年3000冊の毒書王」

 今回も長いですよ。気づいたら20分も話しておりました。脱線、たまに転覆してますけど、ま、国債に関する雑学も含めて、大切なことばかり話したと思います。

「あと1年で国債は紙クズになる」との帯コピー。
 そら、困るがな。

 ところで、国債持ってます? そういう問題ではないんですよね。国債が紙クズになるという意味は、日本経済破綻ということですからね。ま、最悪、経済が破綻するだけで日本が破綻するわけではありませんけどね。

 この日本に、またぞろ、アメリカが融資してくれ、とお願いというか、注文つけてるようで、さて、イエスマンの菅総理。どう裁くんでしょうか?

 尖閣諸島における中国船問題、北朝鮮の後継問題・・・これもアメリカのみかじめ料の注文と無関係ではありませんよ。

 さて、2010年で予算の一般会計総額は92兆3000億円。うち、国債発行額は44兆3000億円。税収は37兆4000億円。つまり、終戦以来、久方ぶりの「税収<国債発行額」ということになります。
 
 実は、日本は1904年〜16年、1931年〜45年の2度、破産してるんです・・・続きはこちらからどうぞ。