2010年11月12日新潟シリーズ第3弾「へぎそば」(渋谷支店を見つけました!)

カテゴリー中島孝志のB級グルメ探検隊」

 「B級グルメ」とは「格安の値段で超一級の味を提供する料理、すなわち、お買い得、お食べ得の料理」という意味です。
 高くて美味いのは当たり前。安くても、「こんなに美味いの? こんな値段で食べちゃっていいの?」と腰を抜かしてしまう店。それを紹介するのが本ブログの使命です(ちょっとオーバーか)。

 一昨日に続いて新潟の後日談というかなんというか。
 新潟にはセミナーで8&9日といたんですね。初日はぽかぽか。2日目は暴風雨。なんと越後線が運休。強風で電車が止まるという経験はお初。驚いたねえ。
 上越新幹線? なんの影響もなし。

 で、2日目の朝食はホテルのバイキング。私、洋食のおかずで和食を食べるのが大好きなんです。さすがオークラ。ちゃちなメニューではありませんね。
 
 でも、どうなんだろ? せこいホテルだと、たとえば、鮭の切り身に生玉子、海苔、納豆。それにご飯と味噌汁くらいでしょ? トーストにバター、ジャム。それにコーヒーとかティ。あとはミルクとかジュース?

 ま、ギャル曽根さんじゃないわけで、結局、オークラの満願全席みたいなメニューでも、結局、食べるのはせこいホテルのそれと変わらないのよ。
 座って半畳寝て一畳。食べても一食なわけよ。

 私の斜め前のテーブルに、あの北野武さんのあんちゃんがいらっしゃいました。お互い1人。上品な方ですな。


フルーツが最高でしたね。食べませんでしたけど。

 それにしても参ったのは、いま、どこに行っても中国人ばかりでしょ。エレベーターや廊下で大声でしゃべるのはまだしも、レストランでも、ところかわまず、「カァーーッペッ」とやるのだけは勘弁して欲しいね。
 中国人同士は文化なんだろうけど、日本人はもちろん、欧米からのビジネス客と思われる方々もみな眉をひそめてたね。私? 慣れてます。どこのホテルでも見かけるもの(今回は40代の女性でした)。さすが傍若無人の中国だな、と妙に感心してしまいましたよ。
 北野先生? 眉1つ動かさず黙々と食べてました。さすがですな。

 東京に戻って、古巣(PHP)の連中とと打ち合わせ。この出版社ではプロデュースは何回もあんだけど、今回は自著の依頼。
 ま、企画次第と思ってたんですけど、提案ペーパーを見ると、あれ? どこかで聞いた? なんと新潟で講演した内容そのものじゃないですか。シンクロしてますなあ。了解。月内に原稿お渡ししましょう、と約束。 

 ところで元もと打ち合わせ場所は銀座だったんですけど、「渋谷に換えられない?」と直前に電話。
 どうして渋谷? 先日の須坂屋そば総本店が東京に1つ店出してるのよ。そこ行きたいから渋谷に変更。ホント、食いしん坊というか勝手なヤツというか・・・。

「仕事優先? 食べるの優先? 二兎を追う者は一兎をも得ず」
「いや、二兎を追う者は三兎得る!」


東京人向けに返しが少し濃い。写真撮りやすいようにご主人が天ぷら持ってくれた。感謝。
 
「一昨日、本店行ってきました」
「駅前ですね? ありがとうございます」

 美味いなあ。つゆがちがうんだろうけど、渋谷店のほうが合うな。また来ようっと。

・店名:須坂屋そば総本店 渋谷店
・場所:渋谷警察署の真向かい。

 夜は飲み屋。もち昼からでも飲めるけど。昼もお客さんひっきりなし。日本人て、そば好きだねえ。

 さて今回、「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は、『砂漠で梨をつくる』(吉岡秀子著・朝日新聞出版)です。詳細はこちらからどうぞ。