2010年11月26日日本のインテリジェンスはどうなっているのか!?

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 解散するかもしれませんな。年内もたないっしょ?
 菅さんという人は、やっぱ総理ができる器ではありませんでしたな。
 あまりにも稚拙。あまりにも底抜け。というよりも、抱負経綸も大局観もない。レンホーさんのやってる大臣くらいがいちばん向いてるんのとちゃいまっか。

 カニは甲羅ににせて穴を掘ります。人もむやみやたらに上を目指したらあきまへんな。時と処を得ない総理よりも、時と処を得た田舎議員のほうが、世のため人のためになりまんな。

「報道で、北朝鮮が韓国の島に砲撃を加え、それに対して、韓国軍も応戦したという報道があり、えー、私にも、(午後)3時半ごろに秘書官を通して連絡がありました」

 言っちゃいけないことを言ってしまいましたな。わかります? 「報道で知ったあとで」「3時半頃秘書官を通じて」。これはインテリジェンス上、大きなモンダイですわな。
 へえ、日本のトップって、こんな重要な情報でも庶民と同じスピードでしか入手でけんのか。不意打ち喰らったら1発で終わりでっせ。
 
 神様は意地悪ですからね。人のいちばん弱いところを突いてきます。経済政策についての無知蒙昧、外交オンチと海外人脈欠如は国民も見抜いてましたが、まさか「有事」よりも「国対」を優先していたとは。
 この緊張感の無さ。「ゆるふん内閣」は替えんとあきまへんな。

 韓国サイドからだけ見ていると判断を間違えるかもしれまへんな。ほんとうに北朝鮮のほうが先に攻撃してきたのか。事前にアナウンスがなかったのかどうか。どうしてこんなことを言うかちゅっうと、アメリカってイラクVSクウェートの時(90年)もまったく同じ構図だったんよお。したたかな北朝鮮が天安艦事件にしても、こんな見え見えの攻撃するんかいな・・・。

「中国の介入に期待する」な〜んて、アホやないか。いまの中国にできまっかいな。核もっとるんやでえ。そこらへんのチンピラとはちゃいまっせ。
 考えてもみなはれ。敵国との商売で小金持ちになって、いまや、ええもん着てよ、大トロ食ってよ、エルメス買い漁っとるヤツと、仁義守って懲役喰らっとるヤツの覚悟のどちらが強いかや。ええか、中国の核は張り子の虎や。北の核は安モンかもしれんけど、親分がウンとゆうたらいつでもとび出る抜き身でっせえ。


「・・・最後じゃけん、ゆうとったるがよ。狙われるもんより、狙うもんのほうが強いんじゃ。そがな考えしとったらスキができるど」(『仁義なき戦い』より)

 さて今回、「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は、『12億の常識が世界を変えるインド』(長谷川慶太郎著・ポプラ社)です。詳細はこちらからどうぞ。