2011年07月17日「スーパー8」改め「ダウト」

カテゴリー中島孝志の不良映画日記」

 この暑い中、ヨコハマは地方ナンバーで混雑してますなあ。
 すっかり閑古鳥が泣いてる中華街にも久しぶりにお客さんがそこそこいるようですが、店内ではなく外をぶらり。中華まん食べながらぶらりする若いカップルが多いんですよ。

 こんなに暑いと食欲も失せますわな。

 参考までに中華まんは華正樓がお勧め。でかいだけが取り柄の店もありますけどね。有名なとこで。あれ中身少ないし美味しくない。で、シュウマイは清風桜。

 書き下ろし2冊、プロデュース4冊。で、新聞連載が3紙。これが集中してるのよ、この時期に。なぜか。いつもは死ぬほど暇なのに、集中するときはこういうものなんでしょうね。

 で、忙しくなると映画に行きたくなる。この病気は治りませんな。

 まいりました。桜木町駅隣にオープンした映画館。ブルク13とかいうとこ。混んでますなあ。で、いまだと「ハリポ」。「小川の辺」とか「鹿村騒動記」とか観たい映画がたくさん。
 だけど、スピルバーグがあんなに言うから入ってしまいましたがな。「スーパー8」という映画。

 熟睡させてもらいましたで。スタート5分でうとうと。気づくともうラストシーン。時々起きてたみたいなんですけど、そのたびに睡魔に勝てなくてぐっすり。もう1回観る? いえいえもう満腹。



 仕事場に戻って、深夜に「ダウト」で口直し。こちらは大人向けの映画だもんね。メリル・ストリープが偏狭で自己の正義を振り回す嫌なシスターを好演。「カボーティ」のフィリップ・シーモア・ホフマンが追い出される神父役。
 それにしても、エイミー・アダムスってこんな顔だったっけ? 整形した? ぜんぜんちがうんだもん。彼女の出た映画。たとえば「プラダを着た悪魔」とか「サンシャイン・クリーニング」も観たけど、顔違いまっせ。「ダウト」のほうがだんぜんいいのよ。

 しっかし「E.T.以来の最高傑作!」という宣伝に見合う出来かねえ。「21世紀少年」と「スタンバイミー」と「ダイ・ハード」を足して30で割った程度の映画。あんだけうるさい効果音のなか、こんだけ寝ちゃうんだから、よっぽどなんだろうな。