2011年09月03日京の朝飯は「尾張屋」

カテゴリー中島孝志のB級グルメ探検隊」

 「B級グルメ」とは「格安の値段で超一級の味を提供する料理、すなわち、お買い得、お食べ得の料理」という意味です。高くて美味いのは当たり前。安くても、「こんなに美味いの? こんな値段で食べちゃっていいの?」と腰を抜かしてしまう店。それを紹介するのが本ブログの使命です(ちょっとオーバーか)。

 京都に日帰り。ホントは泊まりたいとこだけどねえ。翌朝、打ち合わせがあるから無理。
 いつも定宿はT旅館。ここは古いですよお。まずは普通の人は泊まりません。お東さんのそば。駅からトボトボ歩いていくし、食事も出ないからトボトボ四条河原町に歩いていくし、朝飯もトボトボ歩いて錦小路に行きます。

 この前いったら、ガッツ石松さんと遭遇。なんとテレビクルーが撮影してるの気づかず話してました。なんか錦小路でバナナ食べさせられたりしてたなあ。

 私は朝飯はここと決めてる。さすがに本店は御池なんでなかなかいけません。ま、二条城とか御所見学のついでに行く分にはいいかも。
 ここのほうがずっと近いんです。

 なんといっても、そばとかやくご飯、漬け物の朝食セットがお得。500円なんよお。


これ、美味しいんだよね。3日いたら毎朝ここに行きます。

こんな店。ここは本店だけど。

ここは錦富小路店の入り口横にあります。京の名水で飲めますよ。

 京都というと「うどん文化」と思いがちですよね。昔、出前でおかめうどんとたぬきうどん頼んだら予想外のうどんがきましてね。
「???」
「ご注文通りですが」
 忘れもしません。のどを通りませんでした。

 さて、このお店。1465年というから応仁の乱の前年に菓子司として創業したんです、と。京都にはたまにこういうとんでもない歴史が転がってますからね。後年、そば屋として繁盛。いまも繁盛してますわ。東京のそばっ食いにも人気ありますもん。京都もそば文化なんですよ、ホントはね。

・店名:尾張屋
・場所:本店は中京区車屋町通二条下る、錦富小路店は錦富小路下ル西側です。
・値段:朝食セット500円。