2012年05月23日「迷える者の禅修行 ドイツ人住職が見た日本仏教」 ネルケ無方著 新潮社 777円

カテゴリー中島孝志の通勤快読 年3000冊の毒書王」

 今回は長いっすよ。いままで15分以内に収まるようにしてきましたけど、今回は長い。20分ほど脱線させてください。

 20年前に修行のために来日。9年前から兵庫県の日本海側にある「安泰寺」という小さな山寺の住職となっとります。
 周囲にはなにもない。で、その怪しげな雰囲気から職務質問を受けることもたびたび。
 いちばん近い駅の浜坂から16キロも離れています。悲しいことに、いや、幸いなことに、檀家が1軒もない。豪雪地帯なので、冬季は外部との往来が遮断されてしまう。

 だから自給自足を行ずる坐禅寺なわけ。

 おもしろいね、このドイツ人は・・・続きは音声でもテキストでもこちらからどうぞ。