2012年07月02日離党されて困るのはドジョウさん。いよいよ下流たちの権力争いが始まる。
カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」
「世間は私のことをミスター増税という目でしか見てないようだ」とすっかりしょげているドジョウですが、いえいえそんなことはありません。
「ミスター増税」ではなくて「ミスター嘘つき」でしょ。
小沢さんは今日、判断するようですね。ドジョウも処分を決定するとか。おかしいですね。輿石さんは処分について議論すらしていない、というのですからね。ドジョウとしては、小沢さんが離党を発表するまえに「処分」という形をとりたいんでしょ。でないとメンツ丸つぶれ。なんやねん、ということになりますからね。
離党のタイミングは少し早いのでは? 参院に決戦の場が移ってからでもいいのでは?
すでに離党届を預けた人たちからしてみれば、心理的に待てないのかもしれません。個人別に一本釣りもあるでしょうし。なにより、亀裂の入った民主党を空中分解させるには離党がいちばん効き目があります。「内閣不信任案」で自民党を揺さぶるにはいまのタイミングがベスト。
離党されて困るのはドジョウです。これは痛い。なぜドジョウごときが首相になれたのか。。。1つは財務省の意向(消費税増税法案化&歳入庁設立反対&天下り根絶反対)を丸呑みすると約束したからでしょ。
そしてもう1つ。財務省と対立する小沢さんがいたからです。小沢さんがいたからこそ、反小沢で団結できたわけです。その小沢さんが目の前から消えたらどうなります? 「反小沢」のみでまとまっていたんですから雲散霧消ですわな。
それがいちばんわかっているのは小沢さんです。
民主党はすでにバラバラです。下流たちの権力争いが始まります。財務省はドジョウじゃあかん、と思ってます。選挙も避けられそうにありません。となれば、こんな不人気の「嘘つき総理」は引きずり下ろして、選挙用に前原さんか岡田副総理。できれば財務省にとって筋金入りの操り人形=岡田さんを民主党代表にしたい、と考えているでしょう。
財務省は本来、岡田さんを代表=総理にしたかったんです。けど、この人、幹事長なんぞをしていて、しかもカンチョクトさんを引きずり降ろすことすらできなかった。だから代表選に出馬できなかったんですね。
けど、ジドョウがドジ踏んだときのスペアとして「副総理」に押し込んでたわけでしょ。さすがに抜け目ないっすねえ。どれだけ消費税増税に執念を燃やしているかがわかろうというものです。
消費税増税を可決した段階で民主党は終わりました。造反したのは、マニフェストを見て民主党に政権を委ねた有権者を裏切ったドジョウ以下、執行部と賛成票を投じた付和雷同の下流議員たちのほうです。
朝日新聞と共同通信の世論調査(28日)で、小沢新党の支持率が15%前後しかなく、「8割が期待しない」と書きました。これは朝日だけでなく、大本営発表のマスメディアはみな同じです。今後もこの手のネガティブ・キャンペーンは続きます。
なんと「ロンドンエコノミスト」までが日本の新聞のような報道をしていました。がっかりです。
しかし考えてみてください。いま、各政党の支持率がどれだけあるか?
同じ調査で民主党は17%。自民党は15%。ほとんど同じじゃないですか。小沢さんの支持者は筋金入りの知識人ですから、15%は確実に投票します。いま15%得票があれば当選確実ですよ。民主党、自民党の浮動票とはわけがちがいます。
いま唯一、いや唯二、ニュートラルの報道機関があります。1つは東京新聞。私は国内の新聞では日経と朝日は広告をチェックするため、記事は東京新聞を読んでいます。この新聞だけは大本営発表ではなく記者が足で書いています。
もう1つはMXテレビの「5時に夢中」です。この番組でも採決日に「小沢支持か、野田支持か?」という電話投票がありました。なんと野田支持1000、小沢支持3000とトリプルスコア。この数字はこの局のみ。大本営新聞や翼賛テレビはちがう数字をつくると思います。
どちらを信じるか、ま、「中島孝志の通勤快読」の会員は騙されないでしょう。
さて「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『生きぞこない …… エリートビジネスマンの「どん底」からの脱出記』(北嶋一郎著・ポプラ社)です。詳細はこちらからどうぞ。
「ミスター増税」ではなくて「ミスター嘘つき」でしょ。
小沢さんは今日、判断するようですね。ドジョウも処分を決定するとか。おかしいですね。輿石さんは処分について議論すらしていない、というのですからね。ドジョウとしては、小沢さんが離党を発表するまえに「処分」という形をとりたいんでしょ。でないとメンツ丸つぶれ。なんやねん、ということになりますからね。
離党のタイミングは少し早いのでは? 参院に決戦の場が移ってからでもいいのでは?
すでに離党届を預けた人たちからしてみれば、心理的に待てないのかもしれません。個人別に一本釣りもあるでしょうし。なにより、亀裂の入った民主党を空中分解させるには離党がいちばん効き目があります。「内閣不信任案」で自民党を揺さぶるにはいまのタイミングがベスト。
離党されて困るのはドジョウです。これは痛い。なぜドジョウごときが首相になれたのか。。。1つは財務省の意向(消費税増税法案化&歳入庁設立反対&天下り根絶反対)を丸呑みすると約束したからでしょ。
そしてもう1つ。財務省と対立する小沢さんがいたからです。小沢さんがいたからこそ、反小沢で団結できたわけです。その小沢さんが目の前から消えたらどうなります? 「反小沢」のみでまとまっていたんですから雲散霧消ですわな。
それがいちばんわかっているのは小沢さんです。
民主党はすでにバラバラです。下流たちの権力争いが始まります。財務省はドジョウじゃあかん、と思ってます。選挙も避けられそうにありません。となれば、こんな不人気の「嘘つき総理」は引きずり下ろして、選挙用に前原さんか岡田副総理。できれば財務省にとって筋金入りの操り人形=岡田さんを民主党代表にしたい、と考えているでしょう。
財務省は本来、岡田さんを代表=総理にしたかったんです。けど、この人、幹事長なんぞをしていて、しかもカンチョクトさんを引きずり降ろすことすらできなかった。だから代表選に出馬できなかったんですね。
けど、ジドョウがドジ踏んだときのスペアとして「副総理」に押し込んでたわけでしょ。さすがに抜け目ないっすねえ。どれだけ消費税増税に執念を燃やしているかがわかろうというものです。
消費税増税を可決した段階で民主党は終わりました。造反したのは、マニフェストを見て民主党に政権を委ねた有権者を裏切ったドジョウ以下、執行部と賛成票を投じた付和雷同の下流議員たちのほうです。
朝日新聞と共同通信の世論調査(28日)で、小沢新党の支持率が15%前後しかなく、「8割が期待しない」と書きました。これは朝日だけでなく、大本営発表のマスメディアはみな同じです。今後もこの手のネガティブ・キャンペーンは続きます。
なんと「ロンドンエコノミスト」までが日本の新聞のような報道をしていました。がっかりです。
しかし考えてみてください。いま、各政党の支持率がどれだけあるか?
同じ調査で民主党は17%。自民党は15%。ほとんど同じじゃないですか。小沢さんの支持者は筋金入りの知識人ですから、15%は確実に投票します。いま15%得票があれば当選確実ですよ。民主党、自民党の浮動票とはわけがちがいます。
いま唯一、いや唯二、ニュートラルの報道機関があります。1つは東京新聞。私は国内の新聞では日経と朝日は広告をチェックするため、記事は東京新聞を読んでいます。この新聞だけは大本営発表ではなく記者が足で書いています。
もう1つはMXテレビの「5時に夢中」です。この番組でも採決日に「小沢支持か、野田支持か?」という電話投票がありました。なんと野田支持1000、小沢支持3000とトリプルスコア。この数字はこの局のみ。大本営新聞や翼賛テレビはちがう数字をつくると思います。
どちらを信じるか、ま、「中島孝志の通勤快読」の会員は騙されないでしょう。
さて「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『生きぞこない …… エリートビジネスマンの「どん底」からの脱出記』(北嶋一郎著・ポプラ社)です。詳細はこちらからどうぞ。