2013年07月21日東京原原レポート(第12期のラスト講義)。

カテゴリー中島孝志の原理原則研究会」

 ま、いっこうに盛り上がらないとはいえ、参院選の投票日ですわな。私? 投票? う〜ん、選挙区にろくなタマがいないのよね。つうか、どこにいんだろ。どれが比較的ましか、という比較になんのかな。。。

 贅沢な話ですな。先人は自由民権運動に命を賭けた、というのに、20歳になれば選挙権は「権利」として自動的に与えられるわけですからね。

「権利」ということにあぐらをかいて投票しないと、政治に仕返しされるんでしょうな。有権者が監視しないとね。他人事じゃなくてわがこととして認識しないとね。

 有権者が唯一、自分の意思を表明できるのが投票行動です。「この人を代表にしよう」「この党にしよう」という選択ですね。「代表」つうのは「われわれの意思を代わりに表明させる人」という意味ですからね。

 首都圏は涼しくなるらしいですから、絶好の選挙日和。さあ、出かけましょう。

 でもって、今日は「中島孝志の日曜読書倶楽部」です。メンバーはご参集よろしく。。。

 さて先週の火曜日が東京原原のラスト講義。ちょうど『これから日本経済は途方もなく凄いことになる』つう本を出版したもんですから、著者である藤澤治さんと私とのダブル講義とあいなりました。



 で、その内容は。。。

中島孝志の講義内容
1財界が消費税増税したい理由
2還付金は10社で8000億円超。
3輸出企業所在地の税務署は真っ赤っか
4日本を財政的に支えているのは中小企業だった
5日本に食料危機はありえない
6食料自給率40%のからくり
7TPPを推進するアメリカ企業連合
8アメリカ輸出の真実
9爆食中国の食料危機
10大豆、とうもろこし、小麦、米の輸入超過
11後継者がどんどん減っても大丈夫な日本農業
12肉1キロつくるのにかかる穀物と水資源
13牛肉1キロに水100トン
14山紫水明の国は水資源の輸入国だった
15日本の水源を買いまくる中国
16アメリカ政財界の癒着
17穀物商社の戦略

藤澤治さんの講義内容
1原油価格は需給関係のみでは決まらない
2原油鉄道事故の理由
3原油が安い!
4金融ファクターに注目
5イランはハメネイ師が動かしている
6原油は余っている
7オイルショックは日本政府の演出だった
8LNGは日本153円
9イギリスはもっと高い!
10真実を報道しないマスメディア
11再生可能エネルギーは夢物語
12黒四ダムでもわずか33万キロワット時
13原発再稼働が現実
14災害よりもテロのほうが怖い
15原子力災害賠償法の内容
16東日本大震災は関東大震災の30倍だった
17泊、伊方、川内は再稼働する
18柏崎刈羽原発は不可能
19シェールガスの真実
20アメリカ経済は蘇るか?

 今回の講義はいずれ本にしようかと思います。