2015年11月02日中国海軍が南沙諸島、西沙諸島に出張る理由。。。

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 日中韓3カ国首脳会談ですが、予想通り、玉虫色の共同宣言に終わりましたね。

 中韓は共闘宣言にしたかったんでしょうけど、いま、日本を刺激するのはヤバイ・・・そういう判断です。

 この2カ国、火の車ですからね。年末まで政権がもつかどうかわかんない。いざというき、日本にそっぽ向かれたら困るわけで。。。「従軍慰安婦」つう言いがかりについても「歴史上の問題を直視」という表現でごまかすしかなかった。

 つまり、この会談は中韓の都合で日本に懇願して開催されたものだ、ということがわかりますね。

 ならば、どうするか? 今日の日韓首脳会談では、「あの慰安婦像、いつまでソウルの日本大使館前にさらしとくのよ? 早く撤去しなさいよ。グランデールといういろんな民族が混在したアメリカの都市に建設したヤツも撤去してよ」と釘を刺しておくべきですね。とっくに韓国大使館には抗議してるはずだけど、大統領に直接言うべきですね。

 なにも仲良し倶楽部ではありません。外務省はいまだに鹿鳴館やってますけど、いま、なにを言ってもあの大統領は反撃できませんよ。

 2倍も輸出があるから中国になびいたモノの、頼みの綱の中国が風前の灯火。外貨は中国以上に不足してるでしょう。97〜98年よりもはるかに外貨準備高は潤沢、とメディアは報道してますけど、どこにそんなデータあるんですか? 中国と韓国のデータは都合のいい数字しか公表しませんからね。サブプライムローン残高にしても暴落してるけど当時ピークの数字を計上してるはず。

 とにかく一歩も引くことはない。これが原理原則です。


 さて、米海軍のイージス艦ラッセン(第7艦隊所属。横須賀が母港)が南シナ海に出張ってますけど、中国首脳も「まさか!」と思ったでしょうね。「いきなり出すかよ」でしょ。

 いわゆる「航行の自由」作戦(Freedom of Navigation Operation)ですね。

 ポイントは、中国でおりしも「5中全会」をしてる最中だったこと。

 中国にしてみればメンツ丸つぶれ。逆に言うと、オバマはそれだけ怒ってる、つうこと。南海艦隊の軽挙妄動を習近平はカンカンに怒ってることでしょう。「酔うたもん抱えて往生してまんねん」(「仁義なき戦い」)ですな。


ベトナム相手でも戦争にならんよう、お互い軍ではなく警察なのよ。水鉄砲の喧嘩なんて小学生でんなあ。。。


 でね。どうして中国は南沙、西沙とあちこちに人工島をつくるんでしょ。

 原油の盗掘でしょ? いえいえ。あそこにはまともな油井はありません。
 やっぱ基地の建設でしょ? はい。でも、どうして?

 あのね、中国には空母がないからよ。遼寧なんてのは空母ではありません。戦闘機が爆弾とかミサイル搭載しちゃうと重たくて飛び立てないの。空母にカタパルトがないから。

 日本の技術だとものすごいパワー出せるの、で、磁力で誘導しちゃうかんね。アメリカの原子力空母、原子力潜水艦はエネ源が原発ですからほぼ永遠に動かせますしね(フクシマにしても、この原発を流用したわけです)。

 まともな空母つくれないから岩礁をコンクリートで固めて基地みたいなもんつくってるわけ。
 こんな岩礁、「舵、間違っちゃった」って潰したらええのよ。嵐っぽい日を選んでさ。

 「ごめんね。下手で」

 99年5月、米軍がユーゴ空爆してるとき、ベオグラードの中国大使館を爆撃したことがあります。このときも「ごめんね。誤爆なのよ」と謝罪したんだけど、ウソ八百。もち狙って爆破したの。
 唯一の実用ステルス戦闘機F-117の機体を中国大使館が運び込んでたの。分解調査されたら機密中の機密を取られちゃう。だから爆破したわけ。

 12月、利上げすんじゃね? 中国経済吹っ飛ばすためにね。ユーロ、新興国はこぞって反対。中国殺したら自分たちも干上がるからね。こぞってFRB理事たちにロビイ活動してますよ。

 日本? 中国無しでも大丈夫。経済的影響はありません。投資はいったん暴落します。なにがあってもイベントリスクがあれば円高に振れます。でも、その後、黙ってても円安になります。金利が上がってドル高になれば所得収支はますます好転。貿易赤字なんて軽くカバーしちゃいます。

 12月に利上げしたら、何度も言ってるけど中国は即死します。貧乏人の英国もVW不況のドイツもその属国フランスも連鎖倒産します。ロンドンで人民元建ての中央銀行手形を発行(50億元=950億円)したり、中国市場で人民元建て韓国国債を発行するとかゆうとるけど、市場ごと吹っ飛ばされたら間に合わないんじゃね。

 ところで、日中韓でいろいろ合意したらしいけど、これから日本は何をすべきか。。。

 そら、ラッセンに続いて自衛艦を出動させることでしょうね。ガス田開発も再開をめざす、って合意した中国から、「裏切り者呼ばわり」されるかもしれんけど、どうせ資金がないから日本の技術と資金にたかろうとしてるだけでね。はなから守る連中ではありません。「めざす」だけで「再開する」わけではありません。

 あんなものいらんの。採掘したって採算とれないかんね。買えばいいのイランから。安いよ〜〜。

 「戦争になるぞ!」と民主党と朝鮮日報の短縮形=朝日新聞あたりが大騒ぎするでしょうけど、連中の動きを見てれば、中国がなにをいやがり、なにをしてもらいたいか、よ〜くわかります。

 どうせオバマから強要されます。ならば、フィリピン、ベトナムより先にすべき。4カ国連合艦隊で南沙諸島をぐ〜るぐる。ついてに西沙諸島もぐ〜るぐる。

 虎の威を借る狐作戦。。。いいのいいの、野蛮な米軍は用心棒で本望なんだから。

 そうすっとどうなるか? 習近平体制がもちません。ドイツもフランスもロシアも困るだろうね。。。北方領土が戻ります(地政学的に考えたらいらんけど)。拉致問題があっという間に解決します。

 「利上げ」と「4カ国連合艦隊」。お勧めです。こういうこと書くからブログが起動しなくなるんだろうね。。。


 さて、今日のメルマガでご紹介する本は「起終点駅(ターミナル)」(桜木紫乃著・小学館・648円)です。