2016年01月18日マイナンバーのその先に来ること。。。

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 『ちょっと待て、マイナンバー』が反響を呼んでおります。つうか、この本、マイナンバーはラストに触れておりまして、チャイナショックとドル利上げ、株価と原油価格大暴落を予測したものなんすよ。。。

 集団的自衛権ハンタ〜イと、ピンぼけ野党がシルバー層を動員してデモをしてましたけど、その陰でどんどんマイナンバー関連法案が成立してしまっておりました。だからダメなんだよ、あの連中は。。。

 実は・・・こちらのほうが中小企業には切実ではないかしらん。



 住民票のある日本人は12600万人。外国人200万人。マイナンバーは今月から。私んとこにはなぜかいまだに来てないのよ。。。で、同時に13ケタの「法人マイナンバー」も導入されるわけですね。

 さあ、政府の目的は? そうです。社会保険料の強制徴収です。税金も情け容赦なく強制徴収してますけど、こちらは企業を解散に追い込むほど苛烈だと思いますよ。

 消費税還付が膨大な輸出企業は消費税増税大賛成。で、法人税を低くすることも大賛成。法人税を下げるから賃金アップ、設備投資をしろよ、という理屈は矛盾しております。逆ですね。まったく。。。

 で、どこかで下げたらどこかで上げる。下げたらトータルで売上が増える。だから税収が増える・・・とは考えません。政治家なんて狡いから、目先のことしか考えない。長期に考えれば、どこかで下げたらどこかで上げて、景気に左右されない財政にしなければならんのだよ、と足し算引き算しかできない財務官僚ほど信じこんどるようでね。

 社会保険料は大きいですよ。60か月分が一挙に発生するでしょうね。「さあ、まとめて払え」となります。
 それがどのくらいあるか? 源泉徴収してる事業所が250万か所。社会保険加入事業所が180万か所。70万か所から搾り取ろうというわけです。

 塵も積もれば山となる。大企業は守るけど零細企業はどうでもいい。元もと、大企業とくに輸出企業は中小企業ほど法人税率は高くないんですよ。


 さて今日のメルマガでご紹介する本は「認知症は治せる」(河野和彦著・マキノ出版・1,440円)です。