2016年05月26日この国のかたち、あの国のかたち。。。
カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」
今日はこれから金沢で講演会なんすよね。で、明後日は新潟。近いでしょ。だから、ふつうはそのまま泊まって日本海を東上すればええのよね。
けど、高熱の前科がありますんで日帰り。講演のちょい前に名古屋原原のキム兄に連れられて北國新聞社の社長さんと会わなくちゃならんのね。で、そのまま講演会場に乱入・・・つうことになってるようです。
さて、オバマが来ます。広島に来ます。まあ、この人らしいね。この人が一貫しとるんは、殺し合いはしない。できるだけ血は流さない。けど、謀略の限りは尽くす。インテリジェンスをフル活用する。こういうことですね。
まあ、教会がそもそも過激なとこでしたからね。強烈な平和主義者ですよ。つうか、産軍複合体の連中のいかがわしさをよっく知ってるからでしょう。
そういう意味で、いま、大統領選の真っ最中にありますけど、ヒラリーなら戦争も辞さず、トランプは戦争はしない。つまり、トランプはオバマ路線を継承するはずです。それはすなわち、世界中にばらまいてる米軍の縮小ということを考えてるはず。
イスラエルが困る? サウジが困る? それはそうでしょ。けど、いま、アメリカのユダヤ世界はまっぷたつに割れてて一枚岩ではありません。民主党のオバマを大統領に押し込んだAIPACの主流は好戦的=スポンサーが産軍複合体つうヒラリーではなく、戦争はしないオバマ系の共和党候補者トランプを支持するよう打ち出すはずです。
で、オバマが来ます。「一人核廃絶キャンペーン」のためにね。日本よ、プルトニウムを持ってはあかん、核武装したらあかん、てね。だって、日本が核武装したら、アメリカが的にかけられる、と固く信じているのがアメリカですから。
冗談ではなく本気ですよ、これ。そういうお国柄なんすから。リベンジしなくちゃ「チキン!」扱いされる文化ですからね。
一方、かつて殺し合いをした敵同士であっても、いまは仲良くなってるんだから、このままでいいじゃないか。「過去は水に流して」というお国柄です。
なによりも、アメリカは銃社会。コンビニや学校でシリアル殺人が懲りずに繰り返そうと、「銃さえあれば守れたものを・・・」とテキサスでは牧師が個人の銃武装キャンペーンの先頭に立っているほど。
自分のことは自分で守れ。それがアメリカ。
みんな仲良く。これが日本。
西部劇でおわかりの通り、アメリカ人の祖、すなわち、イギリスの食いっぱぐれ、嫌われ者ユダヤ人、ジャガイモ飢饉で食い詰めたアイルランド人、ケチなオランダ人、マフィアしかなれなかったシチリア人(ホントはユダヤ人だけど)等々が、マサチューセッツのネイティブ・アメリカンたちから食わせてもらったご恩も忘れて、皆殺しにして土地と資産を奪い尽くしたわけです。
強奪、略奪するには武器が必要だもん。いまだにそうです。
人種がたくさん。共通するのは元もと平和に暮らしていた人々を武器で追い出した、ということ。そこに暗黒大陸から売られたり、拉致されたりして到着した黒人たち。そういうネイティブ・アフリカンたちも奴隷から解放されると、命を守るため、食いつなぐために武装を始めるわけですね。
庶民は銃、国家は核兵器。これがないと安心して寝られないお国柄なんすよ、アメリカは。
一方、日本は武器を持たなくても生きられる国をつくりました。
そう、「刀狩り」ですね。
刀狩りつうと、秀吉が1588年に布告した刀狩令ばりが有名ですけど、ホントは、鎌倉幕府の執権北条泰時(原原ではおなじみの人)が最初ですよね。
脱線しますけど(いつもですが)、泰時の制定した貞永式目は室町幕府(建武式目)、江戸幕府(禁中並公家諸法度・武家諸法度)もに参考にしてます。つまり、パクってるわけ。
つまり、400年以上も前に平和国家を「この国のかたち」にした日本と、いまだに、銃がなければ日常生活をおくれない「あの国のかたち」とは、えろえろとちゃうねん、つうことなのよね。
ですから、広島にオバマが入る時、核廃絶のために来日したくせに、核兵器のボタンを押すアタッシェを片時も離さず「広島入り」するわけ?
こういう幼稚な物言いをつけるようでは、朝日新聞かいつも奇妙な帽子をかぶってる沖縄県知事レベルでしてね。
「この国のかたち」と「あの国のかたち」は生きる価値観、生きていく価値観が真逆のベクトルを向いているんだ、と悟るべきではないでしょうか。
さて今日の「通勤快読」でご紹介する本は「フジテレビはなぜ凋落したのか」(吉野嘉高著・新潮社・799円)です。
けど、高熱の前科がありますんで日帰り。講演のちょい前に名古屋原原のキム兄に連れられて北國新聞社の社長さんと会わなくちゃならんのね。で、そのまま講演会場に乱入・・・つうことになってるようです。
さて、オバマが来ます。広島に来ます。まあ、この人らしいね。この人が一貫しとるんは、殺し合いはしない。できるだけ血は流さない。けど、謀略の限りは尽くす。インテリジェンスをフル活用する。こういうことですね。
まあ、教会がそもそも過激なとこでしたからね。強烈な平和主義者ですよ。つうか、産軍複合体の連中のいかがわしさをよっく知ってるからでしょう。
そういう意味で、いま、大統領選の真っ最中にありますけど、ヒラリーなら戦争も辞さず、トランプは戦争はしない。つまり、トランプはオバマ路線を継承するはずです。それはすなわち、世界中にばらまいてる米軍の縮小ということを考えてるはず。
イスラエルが困る? サウジが困る? それはそうでしょ。けど、いま、アメリカのユダヤ世界はまっぷたつに割れてて一枚岩ではありません。民主党のオバマを大統領に押し込んだAIPACの主流は好戦的=スポンサーが産軍複合体つうヒラリーではなく、戦争はしないオバマ系の共和党候補者トランプを支持するよう打ち出すはずです。
で、オバマが来ます。「一人核廃絶キャンペーン」のためにね。日本よ、プルトニウムを持ってはあかん、核武装したらあかん、てね。だって、日本が核武装したら、アメリカが的にかけられる、と固く信じているのがアメリカですから。
冗談ではなく本気ですよ、これ。そういうお国柄なんすから。リベンジしなくちゃ「チキン!」扱いされる文化ですからね。
一方、かつて殺し合いをした敵同士であっても、いまは仲良くなってるんだから、このままでいいじゃないか。「過去は水に流して」というお国柄です。
なによりも、アメリカは銃社会。コンビニや学校でシリアル殺人が懲りずに繰り返そうと、「銃さえあれば守れたものを・・・」とテキサスでは牧師が個人の銃武装キャンペーンの先頭に立っているほど。
自分のことは自分で守れ。それがアメリカ。
みんな仲良く。これが日本。
西部劇でおわかりの通り、アメリカ人の祖、すなわち、イギリスの食いっぱぐれ、嫌われ者ユダヤ人、ジャガイモ飢饉で食い詰めたアイルランド人、ケチなオランダ人、マフィアしかなれなかったシチリア人(ホントはユダヤ人だけど)等々が、マサチューセッツのネイティブ・アメリカンたちから食わせてもらったご恩も忘れて、皆殺しにして土地と資産を奪い尽くしたわけです。
強奪、略奪するには武器が必要だもん。いまだにそうです。
人種がたくさん。共通するのは元もと平和に暮らしていた人々を武器で追い出した、ということ。そこに暗黒大陸から売られたり、拉致されたりして到着した黒人たち。そういうネイティブ・アフリカンたちも奴隷から解放されると、命を守るため、食いつなぐために武装を始めるわけですね。
庶民は銃、国家は核兵器。これがないと安心して寝られないお国柄なんすよ、アメリカは。
一方、日本は武器を持たなくても生きられる国をつくりました。
そう、「刀狩り」ですね。
刀狩りつうと、秀吉が1588年に布告した刀狩令ばりが有名ですけど、ホントは、鎌倉幕府の執権北条泰時(原原ではおなじみの人)が最初ですよね。
脱線しますけど(いつもですが)、泰時の制定した貞永式目は室町幕府(建武式目)、江戸幕府(禁中並公家諸法度・武家諸法度)もに参考にしてます。つまり、パクってるわけ。
つまり、400年以上も前に平和国家を「この国のかたち」にした日本と、いまだに、銃がなければ日常生活をおくれない「あの国のかたち」とは、えろえろとちゃうねん、つうことなのよね。
ですから、広島にオバマが入る時、核廃絶のために来日したくせに、核兵器のボタンを押すアタッシェを片時も離さず「広島入り」するわけ?
こういう幼稚な物言いをつけるようでは、朝日新聞かいつも奇妙な帽子をかぶってる沖縄県知事レベルでしてね。
「この国のかたち」と「あの国のかたち」は生きる価値観、生きていく価値観が真逆のベクトルを向いているんだ、と悟るべきではないでしょうか。
さて今日の「通勤快読」でご紹介する本は「フジテレビはなぜ凋落したのか」(吉野嘉高著・新潮社・799円)です。