2016年07月08日京都細見美術館の伊藤若冲展。。。

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 もう終わりましたけど、東京都美術館では伊藤若冲(1716-1800)の生誕300年を記念して、彼の初期から晩年までの代表作を紹介してましたね。テレビが大騒ぎするんでお客さんがわんさかわんさか。最終日に近くなりますと5時間待ちですよ。さすがにやめました。

 で、ただいま京都で開催されてます。相国寺に寄進した「釈迦三尊像」3幅と「動植綵絵」30幅はありませんけど、美術館所蔵の作品がずらり。初期も初期の「雪梅雄鶏図」が拝見できました。鶏の絵大嫌いなんすけど、これだけはいい。

 彼、数十羽も飼ってたらしいっすよ。



 名古屋を早朝に出ましたんで、まだ開いてないの。で、平安神宮をぶらぶら。時間が過ぎるの忘れますな。で、もう開いてるはずなのに、琵琶湖疎水から熊野神社、聖護院、須賀神社・・・ぶらぶらぶらぶら。


平安神宮は白砂青松ですな。手入れがしかとされとります。



日本最古の電車。なんでかなあ・・・。

 平安神宮の神苑は社殿の周囲に東・中・西・南つう池があんのよね。総面積1万坪。「よ〜似てるなあ」と思ったら、やはり池泉回遊式。7代目小川治兵衛の作。どこと似てるか? はい、南禅寺そばの真々庵です。
 

ここは緑一色。白一色。朱一色。神苑に入りますと視力がよくなりそうな感じ。

泰平閣(橋殿)です。

 北にまいりましょう。熊野神社。





 聖護院八つ橋で有名ですけど、本来はこちら。本堂のいちばん右には「逆手阿弥陀如来」がおわしました。逆手ってのは珍しいっすよね。


修験道の総本山聖護院です。

 修験道は役行者が開祖。山岳崇拝。吉野金峰山。南朝になりますわな。



 くそ暑い中、京の街は七夕美人がちらほら。中国人観光客なんよね。浴衣着てるの。なかなかお似合い。浴衣着てるとおしとやかに見えますな。さすがに秦嵐(チン・ラン)みたいな女性は見ませんけどね(当たり前。この女優は世界一美しい)。


 さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「帳簿の世界史 前編」(ジェイコブ・ソール著・文藝春秋・2106円)です。