2017年01月14日今週の原原レポ。
カテゴリー中島孝志の原理原則研究会」
今日は午後から「ぴよこちゃん倶楽部」ですから、メンバーはご参加ください。
「めちゃくちゃ楽しみにしてたけど、大雪で飛行機が飛ばない!」という声も聴きます。全国的に厳しい天気のようですが、なんとか駆けつけられますよう。。。
つぶやき1つでトヨタの株価が3%も下落するなど、「嵐を呼ぶ男トランプ」登場で世界中が振り回されています。株価、為替、債券、商品が今後どうなるか、とくと投資ネタをご披露頂きますんでご期待ください。。。
さて、博多と出雲の原理原則研究会が来週からいよいよ新規スタートします。で、新潟はラス前(今月は名古屋と東京のメンバーが7人乱入とのこと。翌日は会津若松から喜多方へと足を伸ばして麺三昧だそうです。わしも行こうかのー)。
テーマは「2017年 日本と世界はこう変わる」。で、コンテンツは以下の通り。
1「トランプショックで世界はこう変わる!」
2「トランプショックで日本経済はこう変わる!」
3「9月デフォルト? マネー流出で自己崩壊する中国」
4「だれも知らない金(ゴールド)の基礎知識」
5「バレル26ドル? 80ドル? 原油価格は『サウジの春』で決まる!」
6「ホントは韓国を攻撃する北朝鮮!」
150枚もパワポ用意しちゃったんで、120ー150分の講義じゃ終わるわけないのよ。で、いろいろあんだけど、ただいま機能停止に追い込まれとる韓国について、つまり、「6」について少しだけご紹介しておきましょう。
さてさて、あなたが北朝鮮の首領様だったらどうします?
アメリカの西海岸にミサイル打ち込みます? それとも38度線を越えて韓国にミサイル落とす? あるいは米軍がいる日本に打ち落とすとか?
どの場合も戦争になりますわな。それはギリギリまで避けたい。とりあえず、三沢基地の上空を通過して太平洋に落として、トランプの出方を確認しようか、となりますわな。
中国海軍がやってることと同じです。
けどさ、いざ戦争となれば、やっぱ狙うのは韓国でしょ。アメリカではありません。まして日本でもありません。
なぜか? まあ、その前に・・・。
さて、では、首領様はいつやるか? かなりせっかち、というか、体制危機なんで少し焦っとるように見受けられますが、ベストは「米韓相互防衛条約」が破棄された瞬間でしょうね。ワンパックになってる「日韓相互・・・」も自然消滅です。
つまり、日米が半島から完全に手を引く。すなわち、韓国が単独で戦わざをえなくなる。北にとってはチャンス到来です。
国連軍支援を要請するでしょうが、中国が拒否権を発動したらパーです。
米軍は? もういません。米軍に要請しても、トランプは絶対に派遣しませんよ。
「日米韓トライアングル」の防衛体制がしっかりしてれば、東アジアに嵐は起きにくいでしょう。けど習近平はなんとしてもこのトライアングルをぶっ壊したい。でないと、太平洋の西側を牛耳る核心的野望が破綻してしまいますからね。
バククネさんをめぐる一連のスキャンダルを仕掛けたのは中国です。狙いはこのトライアングルを破壊するためです。
お笑いなのは、韓国野党が中国の意向通りに動いていること。ヒステリー状態で頭に血が上ってるとは思いたくないですけど、「慰安婦像は撤去しないぞ!」「慰安婦合意を破棄しろ!」と一丸となって反日運動を展開しています。「反日ならまとまる」と読まれて、正統な慰安婦支援組織もあずかり知らない処で「合意破棄」のムーブメントが起きています。同時に「THAADは破棄だ!」「GSOMIAも破棄だ!」というかけ声と合体してしまいました。
中国が狙ってたのはこれですよ。これこれ。
慰安婦問題なんてどうでもいいの。中国が経済危機に陥るとわかり、突然、日米にすり寄ったパククネ大統領を失脚させ、中国寄りの左派政権に交代させたい。これが狙いなんです。
野党はどんな手を使ってでも政権を奪いたいんでしょうが、少し考えれば、売国行為であることがわかるはずなんですけどね。
もし左派政権ができたら?
はい、トランプは選挙中に何度も発言してたように在韓米軍を撤退させます。確実にね。
アメリカの戦略には日本に基地があればそれでいいんです。「在韓米軍は日本を守るためにある!」とアメリカの歴代大統領たちは明言しています。
漁夫の利を得るのは・・・首領様です。ホント、いま、チャンスなのよ。トランプと「ツイッター会話」ができて期待してるんでしょう。けど、「交渉?」「んなこと言ったっけ?」とトランプが拒否したら?
韓国、どうすんでしょ。ノテウ、ノムヒョンそしてバククネにいたるまで、「在韓米軍は出てけーー」「作戦統制権を韓国に返せーー」と連呼してるくせに、期限が近づくと「ちょっと待って」と延期を連発してきました。15年大晦日も16年大晦日も破棄の期限でしたけど、いずれも韓国はリスケを懇願してたわけです。
トランプは駐留米軍の経費負担増を日韓に要請してますが、日本は元もと100%負担するつもりでしたけど、左派政権だろうと右派政権だろうと負担増を受け容れるはずがありません。受け容れ表明してたのはパククネ大統領だけなんですよ。
パククネ大統領のしたこと全部反対・・・坊主憎けりゃ袈裟まで憎い。覚めてから気づいても後の祭り。
「経費をすべて負担せんと撤退するぞ」と言われたら、日本は「どうぞどうぞどうぞ」でOK!
誤解されてるのが、在韓米軍と日本の米軍は中身が違うつうことです。在韓米軍は国連軍です。日本の横田基地にも国連軍がいるにはいますけどね。
1950年の朝鮮戦争は53年に「休戦」しました。終戦ではありません。休戦です。この休戦協定は中国、北朝鮮そして国連代表としてのアメリカがサインしとりまして、当事者といっていい韓国は呼ばれませんでした。
なぜでしょう? 一人前の国じゃないからです。北に攻撃されてもなんの抵抗もできなかった。国連軍が来なければ占領されてた国だからです。
いまだに単独では戦争できません。できれば、延期に次ぐ延期を懇願しませんよ。
さて、北は「休戦中」です。韓国は「戦時中」です、いまでもね。「戦時中の韓国」に対して、「休戦協定を破棄する!」と通告して、北がミサイルを撃ち込んだら? 大統領機能が停止されているいま、いったい、だれが、いつ、どんな権限で、どういう命令を発し、どう責任を執るんでしょうか?
条約が有効で在韓米軍がいたとしても出動できません。だって、陸海空の三軍は米国議会の賛成を得られない限り出動できないんだもん。
海兵隊は? 出動可能です。けど現実的にはムリです。なぜか? 在韓米軍は削減に削減されて、ただいま300人しかいないもん。
となると・・・在日米軍? 横須賀の第7艦隊から空母にイージス艦、嘉手納空軍基地からF15戦闘機が出動したら勝負はつきます。でも、これには議会の承認が必須なのよね。
沖縄の海兵隊? 2300人ほどいますけど後方支援部隊がメインで医師だったり管理部門だったりで、戦力として投下できるのは300人ほどです。いくら北朝鮮相手でもムリっしょ。ブルース・ウイルスなら対抗できるかもしれんけど。
それよりなにより・・・あのね、日米ガイドラインには「半島有事に米軍が韓国を救援するには日本の許可が必要である」という文言があるんです(14年7月15日に国会で安倍首相が回答しています)。
でもさ、反日国家相手に、北から反撃されるリスクを冒してまで許可すると思いますか? 日本国民が許しますか? 政権は崩壊しますよ。
トランプはトランプで、「日本が許可しないから出動できなかったぜーー」と絶好の弁解を考えるかもしれません。
「ソウルと釜山に慰安婦像建てちゃいました」と溜飲を下してる場合なんでしょうか。ベトナム戦争で傭兵の経験はあれど、有史以来、自ら指揮権も統制権も執った経験がないくせに、日本以上に平和呆けしとるんじゃないかしらん、と少し心配になります。
日本も平和呆け? そうかもしれません。けど、わが皇軍はほんの少し前まで英米蘭を相手に環太平洋を暴れまくった伝統と歴史があります、しかも自衛隊は歴史上負け続きの中国軍よりはるかに強いっす。
まあ、そうならんように政略で解決するのが重要なわけでね。
今年は北にとって苦節71年の大チャンスです。けど、これで命運が尽きます。良くて亡命、普通は暗殺か処刑でしょう。
では、ポスト金正恩は中国の傀儡金正男がとってかわるかといえば、トランプはそうはさせないと思います。北は中国の代理人チョン・チャンテクを粛正したわけでね。瀋陽軍区ならいざしらず、北京にはなんの影響力もありません。
当然、ロシアがコントロールするようになります。だから中国も焦ってるわけです。
いずれにしてもトランプは韓国を捨てます。そして台湾に進駐します。
ま、このへんにしときましょう。
それぞれのコンテンツを2時間ずつ講義すべき処、20-30分の早回しお話しせざるをえませんでした。「金の基礎知識」については山ほど質問がありました。二次会はそのためにあります。
ほかのコンテンツもまとめて本にしますんでヨロシク。
近々、「3」=中国の金融、経済、政治危機についてご紹介しようと思ってます。これがまた大変なのよ。日本のメディアが絶対に書けない、知らない、わからないことばかりですからお楽しみに。
「めちゃくちゃ楽しみにしてたけど、大雪で飛行機が飛ばない!」という声も聴きます。全国的に厳しい天気のようですが、なんとか駆けつけられますよう。。。
つぶやき1つでトヨタの株価が3%も下落するなど、「嵐を呼ぶ男トランプ」登場で世界中が振り回されています。株価、為替、債券、商品が今後どうなるか、とくと投資ネタをご披露頂きますんでご期待ください。。。
さて、博多と出雲の原理原則研究会が来週からいよいよ新規スタートします。で、新潟はラス前(今月は名古屋と東京のメンバーが7人乱入とのこと。翌日は会津若松から喜多方へと足を伸ばして麺三昧だそうです。わしも行こうかのー)。
テーマは「2017年 日本と世界はこう変わる」。で、コンテンツは以下の通り。
1「トランプショックで世界はこう変わる!」
2「トランプショックで日本経済はこう変わる!」
3「9月デフォルト? マネー流出で自己崩壊する中国」
4「だれも知らない金(ゴールド)の基礎知識」
5「バレル26ドル? 80ドル? 原油価格は『サウジの春』で決まる!」
6「ホントは韓国を攻撃する北朝鮮!」
150枚もパワポ用意しちゃったんで、120ー150分の講義じゃ終わるわけないのよ。で、いろいろあんだけど、ただいま機能停止に追い込まれとる韓国について、つまり、「6」について少しだけご紹介しておきましょう。
さてさて、あなたが北朝鮮の首領様だったらどうします?
アメリカの西海岸にミサイル打ち込みます? それとも38度線を越えて韓国にミサイル落とす? あるいは米軍がいる日本に打ち落とすとか?
どの場合も戦争になりますわな。それはギリギリまで避けたい。とりあえず、三沢基地の上空を通過して太平洋に落として、トランプの出方を確認しようか、となりますわな。
中国海軍がやってることと同じです。
けどさ、いざ戦争となれば、やっぱ狙うのは韓国でしょ。アメリカではありません。まして日本でもありません。
なぜか? まあ、その前に・・・。
さて、では、首領様はいつやるか? かなりせっかち、というか、体制危機なんで少し焦っとるように見受けられますが、ベストは「米韓相互防衛条約」が破棄された瞬間でしょうね。ワンパックになってる「日韓相互・・・」も自然消滅です。
つまり、日米が半島から完全に手を引く。すなわち、韓国が単独で戦わざをえなくなる。北にとってはチャンス到来です。
国連軍支援を要請するでしょうが、中国が拒否権を発動したらパーです。
米軍は? もういません。米軍に要請しても、トランプは絶対に派遣しませんよ。
「日米韓トライアングル」の防衛体制がしっかりしてれば、東アジアに嵐は起きにくいでしょう。けど習近平はなんとしてもこのトライアングルをぶっ壊したい。でないと、太平洋の西側を牛耳る核心的野望が破綻してしまいますからね。
バククネさんをめぐる一連のスキャンダルを仕掛けたのは中国です。狙いはこのトライアングルを破壊するためです。
お笑いなのは、韓国野党が中国の意向通りに動いていること。ヒステリー状態で頭に血が上ってるとは思いたくないですけど、「慰安婦像は撤去しないぞ!」「慰安婦合意を破棄しろ!」と一丸となって反日運動を展開しています。「反日ならまとまる」と読まれて、正統な慰安婦支援組織もあずかり知らない処で「合意破棄」のムーブメントが起きています。同時に「THAADは破棄だ!」「GSOMIAも破棄だ!」というかけ声と合体してしまいました。
中国が狙ってたのはこれですよ。これこれ。
慰安婦問題なんてどうでもいいの。中国が経済危機に陥るとわかり、突然、日米にすり寄ったパククネ大統領を失脚させ、中国寄りの左派政権に交代させたい。これが狙いなんです。
野党はどんな手を使ってでも政権を奪いたいんでしょうが、少し考えれば、売国行為であることがわかるはずなんですけどね。
もし左派政権ができたら?
はい、トランプは選挙中に何度も発言してたように在韓米軍を撤退させます。確実にね。
アメリカの戦略には日本に基地があればそれでいいんです。「在韓米軍は日本を守るためにある!」とアメリカの歴代大統領たちは明言しています。
漁夫の利を得るのは・・・首領様です。ホント、いま、チャンスなのよ。トランプと「ツイッター会話」ができて期待してるんでしょう。けど、「交渉?」「んなこと言ったっけ?」とトランプが拒否したら?
韓国、どうすんでしょ。ノテウ、ノムヒョンそしてバククネにいたるまで、「在韓米軍は出てけーー」「作戦統制権を韓国に返せーー」と連呼してるくせに、期限が近づくと「ちょっと待って」と延期を連発してきました。15年大晦日も16年大晦日も破棄の期限でしたけど、いずれも韓国はリスケを懇願してたわけです。
トランプは駐留米軍の経費負担増を日韓に要請してますが、日本は元もと100%負担するつもりでしたけど、左派政権だろうと右派政権だろうと負担増を受け容れるはずがありません。受け容れ表明してたのはパククネ大統領だけなんですよ。
パククネ大統領のしたこと全部反対・・・坊主憎けりゃ袈裟まで憎い。覚めてから気づいても後の祭り。
「経費をすべて負担せんと撤退するぞ」と言われたら、日本は「どうぞどうぞどうぞ」でOK!
誤解されてるのが、在韓米軍と日本の米軍は中身が違うつうことです。在韓米軍は国連軍です。日本の横田基地にも国連軍がいるにはいますけどね。
1950年の朝鮮戦争は53年に「休戦」しました。終戦ではありません。休戦です。この休戦協定は中国、北朝鮮そして国連代表としてのアメリカがサインしとりまして、当事者といっていい韓国は呼ばれませんでした。
なぜでしょう? 一人前の国じゃないからです。北に攻撃されてもなんの抵抗もできなかった。国連軍が来なければ占領されてた国だからです。
いまだに単独では戦争できません。できれば、延期に次ぐ延期を懇願しませんよ。
さて、北は「休戦中」です。韓国は「戦時中」です、いまでもね。「戦時中の韓国」に対して、「休戦協定を破棄する!」と通告して、北がミサイルを撃ち込んだら? 大統領機能が停止されているいま、いったい、だれが、いつ、どんな権限で、どういう命令を発し、どう責任を執るんでしょうか?
条約が有効で在韓米軍がいたとしても出動できません。だって、陸海空の三軍は米国議会の賛成を得られない限り出動できないんだもん。
海兵隊は? 出動可能です。けど現実的にはムリです。なぜか? 在韓米軍は削減に削減されて、ただいま300人しかいないもん。
となると・・・在日米軍? 横須賀の第7艦隊から空母にイージス艦、嘉手納空軍基地からF15戦闘機が出動したら勝負はつきます。でも、これには議会の承認が必須なのよね。
沖縄の海兵隊? 2300人ほどいますけど後方支援部隊がメインで医師だったり管理部門だったりで、戦力として投下できるのは300人ほどです。いくら北朝鮮相手でもムリっしょ。ブルース・ウイルスなら対抗できるかもしれんけど。
それよりなにより・・・あのね、日米ガイドラインには「半島有事に米軍が韓国を救援するには日本の許可が必要である」という文言があるんです(14年7月15日に国会で安倍首相が回答しています)。
でもさ、反日国家相手に、北から反撃されるリスクを冒してまで許可すると思いますか? 日本国民が許しますか? 政権は崩壊しますよ。
トランプはトランプで、「日本が許可しないから出動できなかったぜーー」と絶好の弁解を考えるかもしれません。
「ソウルと釜山に慰安婦像建てちゃいました」と溜飲を下してる場合なんでしょうか。ベトナム戦争で傭兵の経験はあれど、有史以来、自ら指揮権も統制権も執った経験がないくせに、日本以上に平和呆けしとるんじゃないかしらん、と少し心配になります。
日本も平和呆け? そうかもしれません。けど、わが皇軍はほんの少し前まで英米蘭を相手に環太平洋を暴れまくった伝統と歴史があります、しかも自衛隊は歴史上負け続きの中国軍よりはるかに強いっす。
まあ、そうならんように政略で解決するのが重要なわけでね。
今年は北にとって苦節71年の大チャンスです。けど、これで命運が尽きます。良くて亡命、普通は暗殺か処刑でしょう。
では、ポスト金正恩は中国の傀儡金正男がとってかわるかといえば、トランプはそうはさせないと思います。北は中国の代理人チョン・チャンテクを粛正したわけでね。瀋陽軍区ならいざしらず、北京にはなんの影響力もありません。
当然、ロシアがコントロールするようになります。だから中国も焦ってるわけです。
いずれにしてもトランプは韓国を捨てます。そして台湾に進駐します。
ま、このへんにしときましょう。
それぞれのコンテンツを2時間ずつ講義すべき処、20-30分の早回しお話しせざるをえませんでした。「金の基礎知識」については山ほど質問がありました。二次会はそのためにあります。
ほかのコンテンツもまとめて本にしますんでヨロシク。
近々、「3」=中国の金融、経済、政治危機についてご紹介しようと思ってます。これがまた大変なのよ。日本のメディアが絶対に書けない、知らない、わからないことばかりですからお楽しみに。